きくちゃんさんのレビュー一覧
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傲慢と善良
婚活で知り合った2人の結婚までの紆余曲折の話…と思っていたが、大人しく良い子と周りから言われていたが自分に自信も無く、、決められない人。誰でもそんな部分はあるのではないか?私もそうだし。心を取り出して曝け出されたかのような気持ちになった。ただ、真実のように失踪する程の怒りや勇気は持ってない。
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呪護
警察が舞台の話には違いないが、かなり特殊な話だった。宗教と神道の違いは?いまだによく理解できていないが犬神、狐憑き、蠱毒など、多少知っているので夢中で読みました。このシリーズをもっと読みたいです
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遠火
高校生を巡る事件。被害者も主謀者も高校生。周りの友人は薄々気付きながらも誰かに相談する事も何も出来ず、誰かが助けてくれるのを待つ。自分も未成年の頃は何も出来なかったかもしれない。大人と呼ばれるようになっても関わらないように見て見ぬふりをしてる事が大人の対応だと言い聞かせているのだ。自分は無力だ。
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ST 黒の調査ファイル
スマホのクリック詐欺からの歌舞伎町の中国マフィアと発展する話は事実有り得そうで恐怖感があった。詐欺にあった人は恐怖心から金を振り込んでしまう。が、なぜ金を振り込む前に警察に相談しないのか?後ろめたさからなのか?金を取り返すという危険な考えを実行に移せるのは、、若さか浅はかさか?翠さんの知識と黒崎さんの武術がカッコ良い
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神南署安積班
本当の警察組織の様子は知らないけれど、小説の中の警察内部は上下関係、役職によっても複雑なしがらみが交わっていて難解。しかも、警察が相手にするのは犯罪者。理不尽な犯罪心理に腹を立てたり、犯人を猟犬の如く追いかけて逮捕するにも管轄だとかなんだとか。もっとスッキリ出来ないもんですかね?安積さんのような刑事さんに会ってみたい
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BEAST鳴瀬清花
秩父には行ったことはないけど、山の更に奥の渓谷に狼が生息していた時代がそんざいし、まだ地域によっては信仰なのか?白飯を秘密裏にお供えしていく。子供が神隠しで消えて狼になる?実際にありそうで怖い話だった。
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ST桃太郎伝説殺人事件ファイル
桃太郎伝説を絡めた事件。悪者だと思っていた鬼が本当は地元の宝で桃太郎は侵略者なんて。犬、猿、雉も実はモデルになった人物が居た。解決の糸口はほんの小さな疑問から。最後まで面白かった
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渋谷強行班 虎の尾
空手の使い手達が体ひとつで難局を切り抜けていく。空手は詳しく無いが読んでいても風景や人の吐息や緊張感までもが伝わってきた。
警察の捜査不足が新たな事件を招き、別の事件が次々に起きて行く。人の感情っておそろしいものですね -
ビート
ダンスの世界を真剣に目指して只ひたすら練習し、汗をかき…汗は嘘をつかない。とても良い言葉ですね。私も街頭でダンスをしている若者を見たら、、不良そう…と偏見を持っていたかもしれません。何にも知らないくせに見た目だけで判断はダメですね。反省します。ためになった一冊です
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