あらすじ
邪神か救世主か! 真のハンターは誰だ。
仮面を脱いだ作家、残忍な正体を隠す堕天使、血に溺れる猟奇殺人魔……
互いの欲望が交錯する中、最後の狩りが始まった!
大人気クライム・ミステリー、慟哭の完結!
突如、姿を消した憑依作家・雨宮縁。担当編集者・真壁らが必死に探すも、その所在は杳として知れなかった。
そんな折、鋭利な刃物で身体を切り刻む事件が続発する。新たなハンターの誕生か?
さらに、悪魔を産む女・吉井加代子を狙う殺人医・左近が留置場を脱走した。
邪悪な殺人鬼たちが次々と帝王アカデミーに集結する中、縁は命を賭した戦いに終止符を打てるのか!?
感情タグBEST3
ハンター・ハンター憑依作家雨宮
この世の惨虐を全部集めたような話。人を操り犯罪を犯させ自分はそれを楽しんでいる。そんな人が本当に実在したらこの世は地獄だな…怖い作品
Posted by ブクログ
縁の復讐がついに実現?した。操っていたと思ってた人が実は操られていた。これがなん度もあり最後は決着もついた。最後は縁の夢も叶い読み応え充分でした。
Posted by ブクログ
すごくいいエンディングでした!
縁には絶対幸せになって欲しかったので。ちょっとうるっとしてしまいました。また内藤さんの本のどこかでちょろっと出てきてくれたら嬉しいなと思います。
それにしても今回の犯人達も恐ろしかった…
Posted by ブクログ
とうとう完結してしまい寂しい…。復讐を遂げるまで壮絶な戦いだった…。相手も残忍すぎて悲惨な事件の数々だった…。その後をスピンオフ作品で読んで見たい!シリーズ全て面白かった!
感想
他のシリーズと雰囲気や流れが違うシリーズでどう決着するのか、最後までハラハラさせられました
主役格が謎めいているのは珍しいですが、チームが少しずつお互いへの感情を深めていく感覚は内藤先生らしさがあって、ラスト近くの真壁さんがこれが最後だと感じ取る辺りは胸が締め付けられるような切なさを感じてしまいました
ラストは庵堂さんが縁をどうしたのか明確に解釈するのは難しい描写でしたが、それだけに何があったか色々想像をかきたてられています
せっかくだから「雨宮縁」はしんで、新しい人生を自分の為に、庵堂さんと生き続ける、そんなキラキラした2人を想像させていただこうと思います!
Posted by ブクログ
2025/3/9
あ、終わった。
このシリーズは主人公が正体不明でとても感情移入がしにくくもどかしかった。
出版社のおじさんはじめそっちの人たちは人間味があって好き。
大事よな、人間味。
Posted by ブクログ
縁シリーズ完結
終わってしまいました
登場人物がわからくなって、スマイルハンターから再読
一貫性があって、ラストに向かっていくところが一番楽しめて、終わってしまうと呆気なく感じてしまった
でも、これ以上は引っ張れないし、縁お疲れさまでした
Posted by ブクログ
完結です。前巻で、次が最終回とは思っていましたが、なんだかあっさり終わってしまった気がしてなりません。でも、ちゃんと完結させてくれるところが素晴らしいので、ぎゅっと詰まったお話を楽しみました。
しかし、このお話、視点がころころ変わるし、その視点となる人物が凄い多いので、時間と場所が変わると、今誰!?何処!?と、想像できずに字面だけしか追えなかったことが多かったです。
ドラマとか、コミックだともっと楽しめそうだなと思いました。
Posted by ブクログ
内藤了『ハンター・ハンター 憑依作家 雨宮縁』祥伝社文庫。
覆面推理作家の雨宮縁が自作小説の主人公になりきり、狂気に満ちた殺人事件を解決するシリーズの完結編。
救いのないラストなのだが、内藤了がかなりの覚悟を持って、きっちりとシリーズを完結させた感がある。
前作で、雨宮縁と秘書の庵堂貴一との関係、雨宮縁の正体、猟奇殺人犯をハンターに仕立てる帝王アカデミーの月岡玲奈と吉井加代子との関係が明らかにされた。雨宮縁は帝王アカデミーと決着を付けるために姿を消す。
担当編集者の真壁らが雨宮を必死に探すが、その所在は杳として知れなかった。そんな中、鋭利な刃物で身体を切り刻む事件が続発する。さらには吉井加代子を狙う殺人医の左近が留置場を脱走する。
本体価格700円
★★★★
Posted by ブクログ
ハンターシリーズの最終巻です。ついにハンターがかられるとき、決着の時となります。登場人物それぞれがそれぞれで打った布石が、最後にカチッとはまる感じが物語の最後を思わせますね。復讐劇ではありますが、案外とドロドロとしたものが残らない、さわやかなエンディングを迎えたと思います。
Posted by ブクログ
前作からちょっと時間空いていたのでうろ覚えスタート。主人公側がピンチになることもなく、敵が罠にかかり終止符が打たれる。
レクター博士のオマージュを感じるけれどやられる時点で弱い弱い。レクター博士ならそこでもう一回罠仕掛けて逆転勝利するなと思った笑
Posted by ブクログ
「慟哭の完結!」という帯の文字に気づかず読みはじめ、なんか続々と死んで行くよぉと思ったら終了じゃあないか。
思えばこのシリーズを読むきっかけとなったのは、最初に終わった“藤堂比奈子”と、もうじき終わりそうだった“よろず建物”のロスを回避するためでした。思い出したかのように再開された“坂口信”にはイマイチ惹かれないし、今のところは“ミカヅチ”と“鳴瀬清花”でしのぎます。
これよりも“堀北恵平”のほうが好きだったこともあり、終わっても特に感慨はないはずが、どういうわけか今はやっぱり寂しい。憑依作家はきっとどこかで生きていますよね!?
Posted by ブクログ
シリーズ完結。
あれ?なんだかとてもあっさり終わってしまったけど。
加代子はあのままちゃんと捕まるったのか?
捕まったんだけど、また同じことの繰り返しになるのでは?
でも玲奈に復讐できたから良いのかな?