ときわさんのレビュー一覧
レビュアー
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感想
他のシリーズと雰囲気や流れが違うシリーズでどう決着するのか、最後までハラハラさせられました
主役格が謎めいているのは珍しいですが、チームが少しずつお互いへの感情を深めていく感覚は内藤先生らしさがあって、ラスト近くの真壁さんがこれが最後だと感じ取る辺りは胸が締め付けられるような切なさを感じてしまいました
ラストは庵堂さんが縁をどうしたのか明確に解釈するのは難しい描写でしたが、それだけに何があったか色々想像をかきたてられています
せっかくだから「雨宮縁」はしんで、新しい人生を自分の為に、庵堂さんと生き続ける、そんなキラキラした2人を想像させていただこうと思います! -
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感想
最終巻、もう最初からずっと泣きっぱなしで読み進めました
棟梁と棟梁の奥さんの想いに始まり、生きていてはできないことを背負う覚悟を決めた棟梁のおかげで隠温羅流と仙龍チーム以外の人達までが協力してくれる熱い展開で泣けたし、あのパグ男先生が協力を申し出てくれる上にいい人まで!っていうのもよかったねぇって泣けたし、最後のシーンはすべてが悪いほうに転がりだすところで歴代導師達が支えに来てくれるところでもう号泣…
コーイチがしぬんじゃないかとハラハラしてしまった
春菜ちゃんはもうなんか信頼があって、やってくれると信じられてしまった
本当にドラマチックで最高のクライマックスでした
これでお別れなんだと思うと -
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感想
ついに最終巻の手前まで来ました
春菜ちゃんだけでなく皆(パグ男先生も笑)が少しずつ成長して変わってきたなぁと感じるしここまで一緒にやってきたのが感慨深く思い出されます
血反吐をはきながらも戦おうとする春菜ちゃんかっこいい、ほんとどんどん好きにさせる
因縁の源も明らかになり、あとはどうなるか
どきどきしながら最終巻に向かおうと思います
それにしても最後のキスシーンは泣けました!告白も、想いが通じ合うシーンもあったけど、皆に祝福されながらのこのシーンはひとしおで、ここまで長かったけど積み重ねてきたからこその感動だなぁと噛み締めてしまいました
失恋したはずなのに、諦めててもう既に思い切ってるのかもし -
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読了
いやーこんなに積極的にやりにくる怪異はシリーズ初でしたね。
すごくホラーしててドキドキしてしまいました。
それにしても春菜ちゃんは「仕事をナメてた」と言ってましたがそうじゃなくて、
ナメられないようにと意気込むあまり視野が狭くなってただけじゃないかなぁ。
一巻の頃から不気味さに左右されずに慈しんだり憐れんだりする心は持っていたし、
こらえるところは堪えていたし、それが仙龍と関わるようになって色んな立場の人と出会い、
狭まってた視野が広がっただけなんじゃないかな、という気がしました。
ただ本人はすごいストレスだろうけどやっぱりパグ男先生を一番うまく操縦できるのは春菜ちゃんだろうなぁ…。
それにし -
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感想
シリーズでも一番人気の高い巻だと聞いていましたがよくわかった。
関わった因縁自体もドラマチックなもので、最後のシーンは本当に綺麗で切ない光景が浮かんでくるようで、
すごく素敵だったけど、関わっていく中で自分がどうありたいのかを悩んでいく春菜ちゃんの姿が
ますます魅力的に見えてどんどん好きになった。
気の強さやつんけんしたところで読者に敬遠されることのある春菜ちゃんだけど
きっと作品世界の中での周囲の印象も似たようなものなのだろうなと思わせるのは内藤先生の描写力の高さゆえでしょうか。
でも深く知ると、不器用なところや頑なで融通のきかないところを自分で短所だと思ってるし
そうありながらも自分らしく -
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読了
一気にこの巻まで読んでしまった
裕真くんが勇を信用して困った時に連絡くれるのが嬉しい
これまでの事件の関係者とも繋がりが続いているのがとても良いなぁと思う
皮肉に聞こえる口ぶりは変わらずにキラキラして生きてるのは感慨深い
今回はいつもみんなを励ましたり窘めてくれる土井さんを皆で支える感じがよかった
早く2人も専任になれたらいいのにー
次第に分かってくる犯人の悍ましい話にぞっとするけどラストの逮捕のシーンは熱かった
何より水品刑事が!!おもてうら大好きなので登場キャラにまた会えてほんとに嬉しかった
久松署って聞いた時どきどきしたけど出てきてくれるとはー
最後死なせるなって怒号に刑事さん達皆が同じ -
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感想
事件自体はすごくやるせないというか…本当に裁かれるべきだった人は殺されてしまい、
ただ苦しみ続けてきた人が裁かれることになる、切ない事件です。
女の子が一人家族のところにちゃんと帰れたのが救いでしょうか。
それでいて、キャラ皆が好きでたまらなくなって好きなシーンも多い巻です。
肉まんが好き、と微笑むメリーさん、靴の持ち主の状況をすぱっと当ててピーチ先輩をドン引きさせるペイさん、
大成功!と親指をたてる山川さんに、新しく登場した水品刑事も好もしい。
「二人と捜査するの、なんか萌えます」には笑ってしまった。
昭和の方で起きていることも気になってくるし、柏村さんから聞く事件も興味深い。
そして落ち着 -
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感想
平野先輩と二人で東京駅に頭を下げるシーンがすごく好き。
被害者のことを調べていく内に精神的な打撃を喰らって落ち込む平野先輩を見て、
少しずつ彼の内面を知って、好ましく思っていく描写がすごく良いです。
この巻から出てくるピーチ先輩も熱くなりがちな平野先輩に対して冷静で落ち着いていて、
それでいてそんな彼も動揺してしまう冷蔵庫の中身が事件の凄惨さを表していてすごい。
しかし二巻なんて序盤で主人公が犯人に狙われるハラハラ展開を使うなんて!
お人好しなけっぺーちゃんに終盤ははらはらどきどきでページをどんどんめくってしまいました。
最初は横柄だなーと感じる竹田刑事も最後はツンデレっぷりを見せてくれて、
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感想
ミカヅチ、おもてうら交番を読んで、多分作者さんの原点となるようなシリーズがこちらなのだろうしと思って
読みました。
事件のとんでもなさ、そして犯人のどうにもならなさが凄まじく、ストーリーはとても面白かった。
終盤になって誰がどう関わってくるかなんとなくわかってきてのラストシーンはかなりはらはらした。
ただちょっと、思ったよりキャラ達にぴんとくるものがなかったので二巻は一旦保留して別シリーズを試してみます。
相手役の中島先生がそんなに好みでもないのといきなり関係がいくとこまでいっちゃったので
感情移入しきれなかった感じです。
巻が進めばみんなに愛着を感じてくるのかな…?初期の作品だからかもしれま