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ドラマから。
比奈子はドラマ同様記憶力は凄まじいが、性格はドラマとは全く異なる。新米刑事らしく、初現場では遺体を見て吐いた。その後食べ物は喉を通らないほど。
被害者や被害者家族への感情移入も凄く、また女性への配慮は勿論被害者へ寄り添う心が滲み出ているからか捜査の聞き込みも上手い。また仁美が亡くなった際にはしっかり戸惑い、怒り、涙を流している。
一方、ドラマではかなりぶっきらぼうで比奈子への当たりも強い東海林先輩はかーなーり性格がマイルドになって存在している。要潤が演じたキャラが存在していないので、あの性格は原作の東海林が元か、とわかった。
ONのドラマが放送された時、事件現場の過激差が話題になったが、原作ではもう少しグロい。
そしてドラマ1話の犯人にたどり着くまでドラマでは描かれていない様々な殺人事件が登場する。
死神女史はほぼほぼドラマと一緒(笑)
また、中島保は林遣都の演技に脱帽するほど忠実に再現出来ているのではないかと思った。
新米刑事の比奈子が想いを寄せるのがドラマでは分かりにくいが、原作ではしっかりと書かれている。
ラスト、幾つもの点が次々に繋がっていって、そのスピードのまま駆け抜けて行く。真相も、殺人も、衝動も、すべて。
この後のシリーズが楽しみになる終わりでした。
ドラマが好きだった方はぜひ読んで欲しい。
ドラマをもっと煮詰めて煮詰めてこれでもかって味を濃くしたのが原作。ドラマも当たりだと思ったが、原作は大当たりだ。
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食後の読書にはあまりおすすめは出来ないですね。
藤堂比奈子さんが引っかかってたこと全部繋がりましたよね。すごい。
死神女史とガンさんが夫婦だった事がなかなかな衝撃。
ガンさんが死神女史の名前先に出て苗字が出てこないの気になってたけどそういう事ですか。ほあ〜ってなる。
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凄惨な場面が多く、人によっては合わない方もいるかと思います。でも、ホラー文庫ですから。
今回読むのは2回目。のび先生との関係性がわかって読むとまた違うものです。
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未解決事件を頭の中に丸暗記している藤堂比奈子も凄いけど
死神女史こと検死官の石上妙子博士も個性が爆発していて凄い
比奈子の超人的な記憶力を駆使して単独で解決していくタイプのものかと思っていたけど、全然違った
死神女史のファンになりそう
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登場人物はみんな個性的だけどいい人で、ストーリーも面白いし読みやすい。脳に腫瘍?を作るっていうのがなかなか理解しがたくもあるけど。
人の気持ちがわからない人を治すことができるのか…そもそも治すって言うのか…むずかしい。
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一作目!
「東京駅うらおもて交番 堀北恵平」シリーズがとっても面白かったので、順序が逆になりましたが本作を読み始めました。
だいぶ胃が重たくなる凄惨な事件が描かれており、読む人を選ぶかもしれませんが
(タイトルからして猟奇犯罪と書いてあるから、そりゃそうなんですけど笑)
恵平シリーズで、著者の内藤了さんが描くキャラクターの良さがやみつきになったので、この先長く続く物語が楽しみです!
健やかに日常生活を送っていた人々が、ある日突然命を奪われる理不尽。
例え犯人が裁かれても、被害者、その周囲の人々の痛みや辛さは解消されるものではない。
何より被害者は帰ってこない。
また、その犯人が凶行に至る経緯、その人もまた理不尽の被害者であったら…
そんなやり場のない気持ちから展開していくお話が、考えさせられる第1巻でした。
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内藤了さんのお話はずっと気になってて。オーディオブックにてやっと。ドラマは既に観てます。それもあり脳内で波瑠さんが動き回ってました。
サイコホラー?警察小説?なんかどれもしっくり来ない不思議な感覚の小説です。
ちょこちょこグロい描写などがありましたが、そこまで気になりません( 苦手な方は苦手だと思います )
猟奇的というより嫌悪感を抱くような嫌な事件の描写も多く、途中で中断しては戻り…を繰り返してしまいました。
真相は知っていましたが、やっぱり原作はいいな。
犯人側の気持ちが分からなくもないと思ってしまうので、何となくやるせない気持ちの読後感でした。
テンポもよくとても面白かったです。
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猟奇的なようだし、主人公が「建物因縁帖」の春菜のような鼻持ちならない女性だとおもいこんでたので、敬遠していたシリーズ。
しかし、石上女史が出てるし、気になって5作目まで一気買い。
主人公はどちらかというか恵平ちゃんのような素直な女性で読みやすい。
一作目から石上女史が出てくるのは嬉しい限り。
クールでカッコいい。
事件はえげつないし、人道的に許されることではないけど心理的に犯人に下った天罰と思えてよし。
どーいった状況で被害者があんな自死を図るのかと思ったけど、なるほどね。
保さんはもー出てこないのだろうか。
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八幡屋礒五郎の七味は、知っている人にとっては味と風味に安心感を感じるパッケージですな。そんな変わったキーアイテムを持った風変わりな女性刑事がテラーの物語ながら、猟奇犯罪とは読み手の興味を煽る。
既にシリーズものと知って読み始めたので、これからずっと登場するであろう仲良しに襲いかかる悲劇はインパクトが合った。恋心の描写も加味するところもまた嬉しいです。この後の、事件も楽しみに次巻を手に取ります。
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シリーズ第1弾。
記憶力抜群新米女刑事が前のめりに事件を捜査していくお話。
血みどろグロテスクな表現ありの為苦手な方は注意。
記憶力抜群という部分以外はごく普通の女性といった設定の為、簡単に容疑者に恋をする。
サイコパスは見た目が魅力的な人物が多いとされているのでこの調子ではこの先どうなることやら・・・・。
本作中に夢のような装置が紹介されます。
可能ならばぜひ現実化を希望する。
次作が楽しみなシリーズ。
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異様な自殺、連続殺人事件…全く関係のなさそうな事件が少しずつ繋がっていく過程が上手い。
捜査陣、特にヒロインのキャラが良くできているし、謎の解明過程も緻密で楽しめた。
ただし、必要以上に残酷な事件描写は後味が悪くて残念。
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藤堂比奈子シリーズ1作品目。
ドラマ化されて、先にそっちを見ました。
人間の脳って不思議。
脳内スイッチは面白かった。
最初は善のためにやっていたことでも、
行き過ぎると悪になってしまうこともある。
確かに反省しているふりをして、
何も感じていない犯罪者は多数いると思う。
反省しているか犯した罪が軽くなるのも制度としてどうかとも思う。
面白かったです。
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ドラマを思い出しました。東海林はだいぶ違っていた気がしましたが、他のキャラはキャストがイメージに残っています。
内容としては盛りだくさんであっという間に読んでしまいました。奇妙で凄惨な自死事件、画像のネット流出、未解決の幼女惨殺事件、、、。謎が深まりながら繋がっていく過程は読み応えがありました。
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最初からいきなりどぎついシーンながら、イッキに持って行かれた。
ひらめきではなく、特殊能力と言っても良いような記憶力を武器に捜査に参加する主人公。 まだ刑事に染まりきっていない、今後の成長に期待。
話はすごく面白いがスイッチなどの仕組みはいいけど、ホントにそこまで、自分を殺し続けられるだろうかってのが疑問。 でも、ひどい奴はひどい目に遭うってのは賛成かな。
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読む人を選ぶな?というより、作者が読む人選んでる?タイトルに「猟奇犯罪」入ってて、出版が角川ホラー文庫。
それだけで、敬遠する人おるやん。
ちなみに私は、あらすじだけで、ワクワク^^;
こんなん読み過ぎか(ーー;)
まぁ、ホラーというよりは、ミステリーやな。
グロいけど、それほどでもないかな?それとも自身に免疫が付いてしまってるのか…
猟奇殺人発生!でも死に方が妙な…何か自分で首絞めてるとか…難事件か…
(少し原因は、あり得ん感じでチープ)
そこに、現場お初の藤堂比奈子さん登場。でも、いきなりの現場でゲロゲロ…
抜群の記憶力で事件解決なるか?
サブキャラもキャラ立ちしてる。特に死神女史こと石上妙子さん。ウキウキしながら、変死体を解剖してる。
結構、シリーズ化してて、10冊以上出てるんで、今後どうするかの判断材料に、積読本を押しのけて読んだ!
結果、続編も読むことに決定!
他の本が泣くので徐々に読む!
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ホラーというほどでなない。この位の猟奇犯罪は最近の警察小説では結構ある。うーん、私がそういうのに侵されすぎているかも。自己防衛反応を越えて自己を痛めつけて命を絶ってしまったとしか思えない変死体が発見され、それまで内勤だった藤堂比奈子が現場に出る。藤堂は異常に優れた記憶力を持ち、それを生かして他の変死事件との関連を見つけ出していく。この藤堂は結構純粋な感じで好感が持てるし、周りの刑事たちや事件の関係者たちと、なかなかいい関係を築いていく。その辺がなかなか面白い。事件の真相だが、こういうことが医学的に本当にあるのかな。ちょっと無理な感じはあるが。
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初めて内藤了作品を読みました
作品もホラー尽くしの著者ですから興味深々で読んでいく中、最初はかなりのエグさからスタートした本作ですが新米女性刑事出現で雰囲気が丸くなりましたが結構SFちっくな物語は楽しめた。
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酷い。グロいのや悲惨な死に様など
割と平気な方だけど
読んでて吐き気がしてくるような本
子供が犠牲になる部分は辛い
精神的に余裕がある時に読む本
気分が下がるので星3
人を殺したりしたら、その人も全く同じ目に遭って、同じ回数死ねばいい
という考えには大いに賛成。
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記憶力がよくてココアに唐辛子を入れて飲む新人刑事の比奈子が謎の連続殺人に挑む
過去に卑劣な事件を起こした犯人があり得ない方法で自殺し死んでいく
どこかで聞いたことあるストーリーだなぁ、、と思ってたらドラマ化されていたんですね!
8年も前のドラマなので見ていたのにスッカリ忘れていました
うっすらとしか覚えてないですが、ドラマ版より比奈子はふわっとしたイメージで、ショウジはもっとチャラい感じだなと、ドラマと小説のちがいも含め楽しみました!
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犯罪者をどう更生に導くかは大切な課題だが、ロボトミー的な手術や行動を外部から操ったり、記憶をすり替えていくなどかなり危ないテーマ、マッド・サイエンティストな切り口、善意からの犯罪と歪んだ愛憎から生まれた犯罪、悲しい結末。
但し今後も登場して活躍しそうな気もする終わり方。
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テレビドラマ版が好きだったのを思い出して読みたくなりました。遠い記憶だが比奈子と東海林先輩のキャラクターが全然違う。ドラマはサイコパス風ヒロインと、影のあるイケメン東海林との独特なコンビっぷりが好みだった気がするが、まっとうな比奈ちゃんも純粋に感情移入できて良かったです。
痛そうな描写にウッとなるが、どんどん進むので一気に読んでしまった。面白かった。
人の狂気に触れ続けるとメンタルやられちゃうのも仕方ない。だって殺人までいかずとも、例えば他人の意地悪な部分とか、「なんでこんなことするんだろう」と「理解できない」と考えるだけで傷つくもの…。
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ホラーミステリーといった感じで残忍なシーンもあり、読む人を選ぶと思います。
こういった研究が倫理面をクリアし、良い方向に進めば良いです。
「急げ藤堂、都内の渋滞なめんなよ!」
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角川ホラー文庫だが、ホラー?そしてミステリー?ラブストーリーではない。猟奇犯罪捜査班という題名から、異常犯罪が取り上げられるのだろう。
新しいタイプの警察小説の誕生! ホラー大賞読者賞受賞!と紹介があるが、どちらかというと緩いオカルト・ファンタジーだと思う。ジャンル分けはさほど重要ではないが、手に取るかどうかの目安にはなる。
この作品は、主要キャラは少し異常さを兼ね備えている。主人公の新人刑事の藤堂比奈子は、何でも七味をかける、それとやや特異なのは何でも絵に描いて記憶する力。死神女史こと石上検屍官は高い検死技術を持っていて、医学的に根拠付けしていく。ガンさんこと厚田巌夫と死神女史の関係は最後にわかる。ガンさんの班から比奈子が編成替えとなった班長の東海林、鑑別技官を目指す野比のび太先生こと中嶋保あたりが主要な登場人物といったところだ。
比奈子の母香織は、比奈子が警察に入った時に膵臓癌で亡くなったが、明るい生き方が好感が持てる。痩せていくのをチャンスと言い、綾波レイやメーテルのコスプレをして周りも笑顔にする。母がくれた七味缶に「進め!比奈ちゃん」と書かれている。これも素敵なアイテムだった。
殺人犯がその殺人の手口で自殺していく。それを究明していくところは面白い。物理的な力で犯していく犯罪に対して、心理的な力で対抗する作品はこれまでも眼にしてきた。この作品は少し趣向が異なる点は目新しさはある。
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初、内藤了作品。
ホラーというよりグロいミステリーでした。
好きな人は好きな作品なのだろうという印象ですが、残念ながら個人的には事件の突飛な内容にあまりついて行けずでした。
シリーズものとして沢山ある作品みたいなので、今後も読み続ければ内藤了ワールド&藤堂比奈子シリーズにどっぷりとハマってしまう危険性はあるかもしれない。
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11月-03。3.0点。
新人女刑事、過去に犯した罪の通りに自分を痛めつける犯罪者たち。死刑囚も同様に自殺を。。
ホラーというが、猟奇的なだけで普通の警察小説。二重に絡み合わせ、なかなか面白かった。次作も期待。
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犯人の演出が特殊すぎて出てきてすぐに分かってしまった。
あとは主人公が純粋を狙いすぎというかいまいち好感を持てないなと思った。
ただ殺害方法が面白かったのでそこは良かった。
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ドラマの記憶と引き比べながら読むの楽しかったけど、死体のグロさは変わらないのでつらい。
原作の比奈子の人間味も結構いいな。
でもドラマ版のアレンジも良かったので二度美味しいパターンでホッとした。