【感想・ネタバレ】BLOOD 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花のレビュー

あらすじ

都内で便利屋として働き出した元「スノーホワイト」こと江口裕真から、潜入班に連絡が入る。
東京都大田区の住宅街の地下室で、不審な「棺桶」が発見されたというのだ。
裕真の近況確認を兼ねて現場に向かった清花たちは、
棺桶の中から、血液をすべて抜かれホルマリン漬けにされた少女の遺体を発見する。
首筋に遺された奇妙な痕跡。それは20年前、土井が追っていた連続変死事件の特徴と酷似していた――。

謎の少女は一体誰なのか。彼女の叫びは、なぜ誰にも届かなかったのか。
煌びやかな巨大都市・東京。
時を経て再発した連続変死事件の真相を追う清花たちは、その「裏側」へと潜入する。

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Posted by ブクログ

今回の事件も残酷で悲惨な悲しい事件でなんとも言えない心境だが、事件解決に向け少しだけ救われるシーンもあって、面白くあっという間だった。次のシリーズも楽しみ!

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白くて一気に読んでしまった。
ラスト良かったなぁ。
生存者がいるとわかったときは、清花たちと同じように喜んでしまった。
犯人はもう同情の余地はなく、心身喪失とかなったらもーフィクションなのに福子さんみたいに怒り狂ってしまう。

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2025年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズは裏テーマ?が親子なんだろうか、と思うほど家族の対比が描かれている気がします。
シリーズ6作目もぐいぐい読みました。面白かった…事件は猟奇的ですが。

事件を起こすほどの悪意を育ててしまう原因が親だけにあるとは思ってなくて、本人自体の素質があるんだろう…とは思います。でも、お母様の子育てダブスタはだめ。
オカルトに接した人が全員事件を起こす訳でもない、との作中の意見も同意しました。

シリアルキラーはコピーキャットという言説をどこかで目にしました。今回の犯人もそう。

久松警察署の水品刑事!平野先輩&恵平ちゃんに萌えてたあの!!お元気そうで良かった。
このシリーズも前作から猟奇的になってきたことだし、八王子西署の例の班と合流するのかなぁ。したらいいな、シェアードユニバース。

土井さんの好きな袋麺、信陽食品 ポンちゃんラーメン…と_φ(・_・
長野愛がすごい。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/10/24
刑事はこういう後悔するんかと驚いた。
能力ある人だからかもな。
これは土井さんのせいだとは全く思わないけど、現実で、世に放った前科者が再犯したとき、裁判官とかはちゃんと後悔してるんだろうか。
それが怖いから裁判は前例主義なんだろうか。
とふと思った。
責任の重い仕事は怖いね。

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

このシリーズも前作くらいから何だか猟奇的になって来た…(比奈案件に劣らず)。

しかし人の悪意って、どれほど際限が無いものなのか、自分や自分の愛する者たちがそれを被ったらとは考えないのだろうか?

想像力の欠如…そういう意味では自らをサイコパスとか嘯いている輩があちこちにいるけれど、ジョークでもやめた方がいいのでは?
馬鹿だと思われるのがオチで、割れ窓効果で嫌なものがどんどん持ち込まれて本物のサイコに成りかねないぜ。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

凄惨な事件で、犯人も動機もちゃんと狂ってるのに特捜班のキャラで作品がまったりするのが不思議

でもちゃんと人間味を大切にしていて、横内保育士と話すシーンは泣ける

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2025年09月06日

ネタバレ 購入済み

読了

一気にこの巻まで読んでしまった
裕真くんが勇を信用して困った時に連絡くれるのが嬉しい
これまでの事件の関係者とも繋がりが続いているのがとても良いなぁと思う
皮肉に聞こえる口ぶりは変わらずにキラキラして生きてるのは感慨深い
今回はいつもみんなを励ましたり窘めてくれる土井さんを皆で支える感じがよかった
早く2人も専任になれたらいいのにー
次第に分かってくる犯人の悍ましい話にぞっとするけどラストの逮捕のシーンは熱かった
何より水品刑事が!!おもてうら大好きなので登場キャラにまた会えてほんとに嬉しかった
久松署って聞いた時どきどきしたけど出てきてくれるとはー
最後死なせるなって怒号に刑事さん達皆が同じ気持ちでいることがわかって、内藤さんの書かれる警察もののこういうシーンが大好きだなぁと思った

#アツい #泣ける #切ない

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2025年08月11日

Posted by ブクログ

「警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花」シリーズ第6弾

都内一軒家の地下で見つかった不審な棺桶。
重量のある棺桶のなかには、血液を抜かれホルマリン漬けにされた少女の遺体が…。
潜入班のメンバーたちは、少女の身元を辿るべく捜査するのだが、土井は20年前の未解決事件の失血死という特徴が似ていたことが気になっていた。

事件解決には潜入班の活躍があったからだが、今回の事件はなんとも複雑で…これは犯人の性格上のものなのか?特異体質なのか?俗にいうバンパイヤを想像させるものでもあった。
犯人の声が聞けないのは心残りだが、子どもの頃から特異な存在であり、周りからも不気味で近寄り難かったのだろうと想像できる。

清花の家族の話が少しだけホッとさせてくれる。
これがないと不気味な事件で終わってしまう。




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2025年07月31日

Posted by ブクログ

第6弾!

今回の遺体は、ホルマリン漬けにされた少女…なんか、藤堂比奈子シリーズを思い出してしまう…(−_−;)

更に血抜かれてるやん!
どういう事や!
何か、地下サイト行けば、こんなの売られてるとか…
ほんまか知らんけど、怖い世の中!!
お金さえ積めば、何でも手に入る!

今回の事件は、普段のサポート役な感じがしない活躍。
「吸血鬼狩り」に、先頭切って乗り出す!
この作品は、怪異もんではないんで、吸血鬼と言っても、ただの人間。
ただのやないな。
血吸って、ホルマリン漬けにするくらいやから!
ある意味、ほんまもんの吸血鬼より怖いで!!

こんな事を小さい頃から、ずっと…
小動物からはじまって、徐々に大きなものへ…
最終的に、人。
ありがちなパターンとは言え、許せん。
こういうの始めのうちに、気付いたら、何とかできんのかなぁ…
下らん理由で、なくなった命…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

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2025年07月15日

購入済み

BLOOD

現代の吸血鬼。精神の病か?それとも身体的病なのか?血を飲まないと自分の血液が砂になると思い込み動物の血を飲み原虫に感染したか?こわ〜い話しだが現実に起きそうで。
あり得そうで怖い。血も凍る恐ろしさだった

#怖い

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

連続失血死事件の謎に迫る特捜地域潜入班の面々。とある家の地下室から見つかったホルマリン漬けの少女は誰なのか。

ほんとにこのシリーズのみんな大好き!清花の家族も少しずついい感じになってくるのも良い。
もうすでに次回作が楽しみ。

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2025年07月01日

Posted by ブクログ

今作の現場は都内。今までの民俗的なお話ではなく怪異疑惑もなく人間の欲望のおぞましさが際立っている。だんだんと犯罪が悲惨な感じになってきている気がする。キャンピングカーにメンバー4人が揃ったのは何だか嬉しい。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

このシリーズは、事件そのものより、関わってる人達の言動や、行動に、とても、感銘する
気持ちの変化や、感じること、それぞれの思いが伝わってきて、とても好きです

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2025年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルから、なんとなく想像できていたんだけど、限りなくスプラッタに近かった(つД`)ノ

捜査などの過程はとても面白かったし、一気読みだったのですが、血なまぐさいのはだめな私は辛かった。

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2025年06月20日

Posted by ブクログ

事件に巻き込まれた母と娘の関係。
清花と家族の関係。
この2つが対比されるように描かれていて、そこに感情移入して犯人に怒りを覚えたり、被害者の娘に対して悲しくなったりしました

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2025年09月24日

Posted by ブクログ

内藤了『BLOOD 警視庁特捜地域潜入班・成瀬清花』角川ホラー文庫。

シリーズ第6弾。

今回は余りにも単純でストレートなストーリーに拍子抜けした。まさかプロローグの描写が何の捻りも無く、本編に直結するとは思わなかった。


都内で便利屋として働き出した元『スノーホワイト』こと江口裕真から潜入班に、仕事先の東京都大田区の住宅街の地下室で、不審な棺桶が発見されたという連絡が入る。

現場に向かった清花たち地域潜入班のメンバーは棺桶の中から血液を全て抜かれ、ホルマリン漬けにされた少女の遺体を発見する。少女の遺体の首筋には奇妙な傷跡があり、それは土井が20年前から追い続けていた連続変死事件の特徴と酷似していた。

土井が追い続けていた吸血鬼による連続変死事件の一端を掴んだ清花たちは、遺体となった少女の正体を突き止めようとするが……

本体価格780円
★★★

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2025年06月25日

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