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色シリーズのラストを飾るのは、「黒の調査ファイル」黒崎勇治です。
今回の事の発端はワンクリック詐欺。
被害者の茂太が友人の一平と共に、詐欺グループに報復を決意するのですが、そこはやはり素人。
報復に成功したと思ったのも束の間、まんまと敵の罠にはまり絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。
そのピ...続きを読むンチを救ったのはもちろん黒崎。
正義のヒーロー黒崎が悪を退治して、事件を解決に導きます。
ジュール熱にアンダーソン局在と難しい話も出てきましたが、わかりやすく書かれていて面白かったですし、しっかりお勉強もさせていただきました。
今回も満足して読み終えましたが、一言だけ言わせて下さい。
黒崎もう少しだけでいいから喋ってくれ〜‼︎
Posted by ブクログ 2018年10月12日
黒崎さんの勉強家な側面が描かれていて、ますますファンになった。
静かな強さも素敵です。
組対の鼻をあかした強行犯係の勝呂さんもちょっと行かしているかも!
Posted by ブクログ 2011年11月21日
ハードボイルド。男は無言で語る。
そんな黒崎さんが主人公回だったからだろうか、メインなのに喋らない。
でもかっこよかった、というより無敵すぎたのでそれはそれで良し。
Posted by ブクログ 2024年03月15日
ST色シリーズ最終巻、黒崎がメイン。歌舞伎町の連続不審火に中国マフィア、ワンクリック詐欺がどう絡むのかと思ったらしくお見事な帰結。黒崎さんにまんまと利用されて誘き出された中国マフィア、頭良すぎて油断した?
スマホのクリック詐欺からの歌舞伎町の中国マフィアと発展する話は事実有り得そうで恐怖感があった。詐欺にあった人は恐怖心から金を振り込んでしまう。が、なぜ金を振り込む前に警察に相談しないのか?後ろめたさからなのか?金を取り返すという危険な考えを実行に移せるのは、、若さか浅はかさか?翠さんの知識と黒崎さん...続きを読むの武術がカッコ良い
Posted by ブクログ 2022年01月13日
シリーズ第八作。色シリーズのラスト第五弾。主人公は黒崎勇治。潜入捜査みたいだけど、そもそも黒崎は警察官じゃないから、いいのか。しかし、こんなに無口で大丈夫なんだろうか?
Posted by ブクログ 2020年12月18日
ST色シリーズでは「赤の調査ファイル」に次ぎ出来栄えだと思います。黒崎を中心に据えた作品としては「黒いモスクワ」につづく2作目ということになりますね。
STが追う謎の失火事件と並行して、茂太や一平たちが振り込め詐欺師に一泡吹かせようとする企みが進行しますが、なにせ彼らが素人だけに「ほんとうにうまく...続きを読む行くのだろうか、殺されたりしないだろうか」と、読んでるほうがハラハラドキドキさせられます。また彼らの素人っぷりが物語にある種のコミカルさをもたらしており、読みやすさに一役買っていると思います。
失火事件のほうはといえば、極めてST向きの事案であり、希少な科学的事象によるものであることが判明します。タネ明かしの中心は翠でしたが、失火の原因を探るにあたり黒崎の嗅覚によって、考えうる原因のいくつかを除外することができたという点では、STのチームプレイということができるでしょう。このあたりのノリは色シリーズにおけるお約束ですね、必ずしも”主役”の人物だけが謎を解明するわけではないという、いわば「5人揃ってST」を体現しているともいえます。
そして茂太や一平たちの企てと失火事件のつながりは思いもよらないかたちで訪れ、そこには何もかもを見通していた黒崎も絡んでいてという展開で、その慧眼には恐れ入りました。寡黙だけど先を見通す力を兼ね疎なているって、なんだか素敵です。失火事件の黒幕の用心棒と黒崎の対峙も見ものでしたね。黒崎のスゴさを目の当たりにする決着のつき方で、改めて黒崎の武闘家としての実力が際立つ一冊だったと思います。
Posted by ブクログ 2019年03月03日
STスピンオフシリーズの最終作品。もったいない、読み終わってしまった…。
今回は無口のな黒崎が主役ってことで、主役ほとんどしゃべりませんでしたな(笑)黒崎の言葉を直接聞いたのはラストの一言のみって。
ん~、けど武闘派・黒崎の魅力全開だね。黒崎のような人がなぜ詐欺師への復讐なんかに加担したのかと思いき...続きを読むや、もうそこから作戦だったとは。めっちゃ切れ者じゃないスか。
Posted by ブクログ 2019年01月05日
黒崎さんかっけー。
黄では消化不良ぎみだった能力をいかしての「理系ミステリ」が面白かったのと、素人詐欺団にハラハラしたりスッキリしたり、楽しくサクサク読めた。
Posted by ブクログ 2016年12月11日
ST黒崎が沈黙を破るとき――男は、語らず、動く。
歌舞伎町の連続発火事件と中国マフィア抗争の裏
携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。そして歌舞伎町での連続放火事件...続きを読むに出動したST――絡まる謎に“沈黙の男”黒崎が動く!「色シリーズ」、堂々のラスト。
Posted by ブクログ 2016年02月11日
「黒の調査ファイル」
今回は登場人物の中でもとにかく無口な武闘家が主役!話さないんだからどうやって話が進むか興味津々!
まぁ、周りにヘルプもありとにかく面白かった!
複雑に絡んでいて最後はどうまとめるのか不思議だったけどなるほどね!
Posted by ブクログ 2015年05月29日
シリーズの中で今のところ一番楽しめた。
登場人物の姿がハッキリしてきて、ストーリーにも勢いがある。オチが先読み出来るのは変わらないが、展開が初めて気になった。
Posted by ブクログ 2015年05月17日
2015/5/17
安定の。
小説内でもパソコンとか一般的になってまいりました。
ドラマの黒崎友情物語みたいな部分がドラマオリジナルでやはりなって感じです。
でも黒崎は影の努力家ってとことか素敵。
Posted by ブクログ 2013年09月19日
STシリーズ、黒崎編。
色シリーズもこれで最後。頑なに無口な黒崎さん。武道も極めてるし、確かに潜入捜査にはうってつけなのかもしれない。最後の赤城さんが話した黒崎さんに対する人物評が良かった。無口だけに他人をよく見ていて、事前調査も怠らず、綿密な戦略を立てる。武道の達人は、戦略家でもあるわけですね、...続きを読むさすが空手道を極めてらっしゃる著者さんならではの言葉です。
警察側の人間以外のキャラが総じてしょぼい感じを受けたのは残念なところだけど、STの特性を生かしたトリックの看破、プロファイリングはさすが。黒崎さんの潜入捜査がどう事件と絡んでくるのかしらと思っていたが、なるほど別件逮捕に使われたのか。組対との確執も絡み、刑事課とSTのチームワークの良さがよく出ていた捜査だったと思う。面白かった。
Posted by ブクログ 2013年07月16日
黒崎さんが作戦に参加するだけで安心して読めました。もういなかったら確実にメンバーは悲惨な最後だったでしょう。しかし意外に最後あっさりした逮捕だった。もっと粘るかと。黒崎さんの前では仕方ないか。
Posted by ブクログ 2012年12月04日
STシリーズ、最後の1冊なので楽しみにとっておきたかったが、、、待ちきれず手にとってしまった。
意外にも格闘シーンはほとんどないが、黒崎の違った面もみれる。
STメンバーシリーズでは、緑>黒>赤>青>黄の順におもしろかった。
ん? この順序って、好きなメンバーの順と同じやん!?
Posted by ブクログ 2023年02月17日
役者志望の男がワンクリック詐欺に遭うところから始まった。今でこそ、スマホで怪しいサイトでポチッと押す人は殆どいないだろうし、たとえ間違ってポチッてもお金を振り込む事はないだろう。でもワンクリック詐欺が始まった頃は、情報もなく、慌ててしまう人は多々いたのだろう。今は別のカタチで詐欺が横行している。マニ...続きを読むラの監獄から詐欺をはたらいているニュースを聞くと、COVID19とワクチンとのイタチごっこのように思えてしまう。
今回は黒崎の出番だが、舞台は歌舞伎町、相手はチャイニーズマフィア、いずれもシリーズの中で既出だ。寡黙な黒崎の活躍が中心であるが、やはりゴレンジャー全員の力が後押しするのは、単純な構成だが、スルメイカのような味を感じてきた。
詐欺が発端となり、放火事件、そして放火殺人と繋がっていく。動機は想像通り、チャンスと方法はアンダーソン曲在によるらしい。翠の説明を聞いても、ちんぷんかんぷんだったが、なんとなくわかった。犯人が想像通りだと面白くないなぁと思いつつ、読み終わった。いつも以上に無口な黒崎の行動は最後まで読んでも理解不能であった。
Posted by ブクログ 2020年02月22日
いつも寡黙すぎる黒崎さんの巻。下調べがすごすぎて驚いた。STのメンバーとはもう少し話してもいいような気がするけれど。若者たちの暴走に呆れた事件でした。無事で良かったね、とは思うけれど、もうちょっと危ない&痛い目に遭っが方が良かったんじゃないの?とも思います。
Posted by ブクログ 2019年12月19日
シリーズ8作目らしい。色シリーズはいくつか飛ばしてしまったと、巻末解説を読んで気づく(苦笑)。
ま、いいか。順不同でしょ(笑)。
連ドラ版との、黒崎のキャラの違いが興味深かった。
この話を連ドラではああいう風にアレンジしたのね♪
・・・が、感想の全てかな。
しかし、竜崎さんの物語との、この作風...続きを読む(雰囲気)の違い…。作家さんって、凄いねぇ。としみじみ思う。
★3つ、7ポイント。
2019.12.19.古。
※↑なんか評価低めにしちゃってはいるけれど、好きなシリーズなのは間違いない。既巻は逐次読んでいく予定。
※色シリーズの既読と未読が定かでない…(苦笑)。
赤と青は確かに読んだ記憶があるのだが……
調べてみねば。
Posted by ブクログ 2019年05月17日
警視庁化学特捜班シリーズ。
安定して面白い。
キャラの立つメンバーが活躍するのが楽しい。
今回は黒崎が主人公。
もの静かな武道の達人の凄さが面白かった。
Posted by ブクログ 2018年06月12日
携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。そして歌舞伎町での連続放火事件に出動したST-絡まる謎に“沈黙の男”黒崎が動く!「色シリーズ」、堂々のラスト。
Posted by ブクログ 2017年11月12日
S色のTシリーズ第5弾
黒崎メインでワクワクしていたのだけれど、まさかの素人さんグループとバカなことを!と思い、最初はびっくりしてしまいました。
科学捜査という点では読みごたえあり。あんた化学屋のくせにというくだりが結構ツボ。
黒崎の強さも際立っていて面白かったのだけど、他のシリーズと比較して☆をつ...続きを読むけました。
あくまでもSTシリーズの中での順位付けということで。本来は☆4つかな?
Posted by ブクログ 2014年11月28日
ST色シリーズ、黒崎編。チャイニーズマフィアとか好きじゃないテーマだったので、この作品はちょっと。。
もうそろそろ、ほかの人より秀でてるところを「おそろしく~」と表現するのに飽きてきた。STシリーズ特有なのか、作者の口癖なのか。。。
Posted by ブクログ 2013年12月19日
シリーズ通算8作目。色シリーズラストとなる5作目。
最後を飾るのは黒=黒崎さんです。
常に寡黙過ぎる黒崎さんですが、自分のメインの回でもやはりというかなんというかw
寡黙なキャラだからこその今回のお話のような気もするし、色シリーズは本当に色々な形で物語が進み、面白かったです。
このままの勢いで「伝説...続きを読むの旅」シリーズも一気に読んじゃいます。
Posted by ブクログ 2013年06月09日
中だるみがあったので評価を下げましたが、最後は面白かった。
なんとゆーか、登場人物の描写がSTメンバーや警察目線だと面白いけど、それ以外の人の目線での描写となると説明が多すぎて読むのがだれるので(この本以外でもそう)、そこをのぞけば面白かったー。黒崎さんかっちょいー!