あらすじ
携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。そして歌舞伎町での連続放火事件に出動したST――絡まる謎に“沈黙の男”黒崎が動く! 「色シリーズ」、堂々のラスト。
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色シリーズのラストを飾るのは、「黒の調査ファイル」黒崎勇治です。
今回の事の発端はワンクリック詐欺。
被害者の茂太が友人の一平と共に、詐欺グループに報復を決意するのですが、そこはやはり素人。
報復に成功したと思ったのも束の間、まんまと敵の罠にはまり絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。
そのピンチを救ったのはもちろん黒崎。
正義のヒーロー黒崎が悪を退治して、事件を解決に導きます。
ジュール熱にアンダーソン局在と難しい話も出てきましたが、わかりやすく書かれていて面白かったですし、しっかりお勉強もさせていただきました。
今回も満足して読み終えましたが、一言だけ言わせて下さい。
黒崎もう少しだけでいいから喋ってくれ〜‼︎
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黒崎さんの勉強家な側面が描かれていて、ますますファンになった。
静かな強さも素敵です。
組対の鼻をあかした強行犯係の勝呂さんもちょっと行かしているかも!
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黒の調査ファイル
STの中でも寡黙で何を考えてるかわからない黒崎が歌舞伎町連続放火事件の真相に迫る。黒崎が動く時は、格闘家としての活躍もあり、見応えたっぷりで満足出来る作品でした。ありがとうございました。
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ST色シリーズ最終巻、黒崎がメイン。歌舞伎町の連続不審火に中国マフィア、ワンクリック詐欺がどう絡むのかと思ったらしくお見事な帰結。黒崎さんにまんまと利用されて誘き出された中国マフィア、頭良すぎて油断した?
ST 黒の調査ファイル
スマホのクリック詐欺からの歌舞伎町の中国マフィアと発展する話は事実有り得そうで恐怖感があった。詐欺にあった人は恐怖心から金を振り込んでしまう。が、なぜ金を振り込む前に警察に相談しないのか?後ろめたさからなのか?金を取り返すという危険な考えを実行に移せるのは、、若さか浅はかさか?翠さんの知識と黒崎さんの武術がカッコ良い
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シリーズ第八作。色シリーズのラスト第五弾。主人公は黒崎勇治。潜入捜査みたいだけど、そもそも黒崎は警察官じゃないから、いいのか。しかし、こんなに無口で大丈夫なんだろうか?
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ST色シリーズでは「赤の調査ファイル」に次ぎ出来栄えだと思います。黒崎を中心に据えた作品としては「黒いモスクワ」につづく2作目ということになりますね。
STが追う謎の失火事件と並行して、茂太や一平たちが振り込め詐欺師に一泡吹かせようとする企みが進行しますが、なにせ彼らが素人だけに「ほんとうにうまく行くのだろうか、殺されたりしないだろうか」と、読んでるほうがハラハラドキドキさせられます。また彼らの素人っぷりが物語にある種のコミカルさをもたらしており、読みやすさに一役買っていると思います。
失火事件のほうはといえば、極めてST向きの事案であり、希少な科学的事象によるものであることが判明します。タネ明かしの中心は翠でしたが、失火の原因を探るにあたり黒崎の嗅覚によって、考えうる原因のいくつかを除外することができたという点では、STのチームプレイということができるでしょう。このあたりのノリは色シリーズにおけるお約束ですね、必ずしも”主役”の人物だけが謎を解明するわけではないという、いわば「5人揃ってST」を体現しているともいえます。
そして茂太や一平たちの企てと失火事件のつながりは思いもよらないかたちで訪れ、そこには何もかもを見通していた黒崎も絡んでいてという展開で、その慧眼には恐れ入りました。寡黙だけど先を見通す力を兼ね疎なているって、なんだか素敵です。失火事件の黒幕の用心棒と黒崎の対峙も見ものでしたね。黒崎のスゴさを目の当たりにする決着のつき方で、改めて黒崎の武闘家としての実力が際立つ一冊だったと思います。
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黒崎さんかっけー。
黄では消化不良ぎみだった能力をいかしての「理系ミステリ」が面白かったのと、素人詐欺団にハラハラしたりスッキリしたり、楽しくサクサク読めた。
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ST黒崎が沈黙を破るとき――男は、語らず、動く。
歌舞伎町の連続発火事件と中国マフィア抗争の裏
携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。そして歌舞伎町での連続放火事件に出動したST――絡まる謎に“沈黙の男”黒崎が動く!「色シリーズ」、堂々のラスト。
Posted by ブクログ
「黒の調査ファイル」
今回は登場人物の中でもとにかく無口な武闘家が主役!話さないんだからどうやって話が進むか興味津々!
まぁ、周りにヘルプもありとにかく面白かった!
複雑に絡んでいて最後はどうまとめるのか不思議だったけどなるほどね!
Posted by ブクログ
シリーズの中で今のところ一番楽しめた。
登場人物の姿がハッキリしてきて、ストーリーにも勢いがある。オチが先読み出来るのは変わらないが、展開が初めて気になった。
Posted by ブクログ
2015/5/17
安定の。
小説内でもパソコンとか一般的になってまいりました。
ドラマの黒崎友情物語みたいな部分がドラマオリジナルでやはりなって感じです。
でも黒崎は影の努力家ってとことか素敵。
Posted by ブクログ
STシリーズ、黒崎編。
色シリーズもこれで最後。頑なに無口な黒崎さん。武道も極めてるし、確かに潜入捜査にはうってつけなのかもしれない。最後の赤城さんが話した黒崎さんに対する人物評が良かった。無口だけに他人をよく見ていて、事前調査も怠らず、綿密な戦略を立てる。武道の達人は、戦略家でもあるわけですね、さすが空手道を極めてらっしゃる著者さんならではの言葉です。
警察側の人間以外のキャラが総じてしょぼい感じを受けたのは残念なところだけど、STの特性を生かしたトリックの看破、プロファイリングはさすが。黒崎さんの潜入捜査がどう事件と絡んでくるのかしらと思っていたが、なるほど別件逮捕に使われたのか。組対との確執も絡み、刑事課とSTのチームワークの良さがよく出ていた捜査だったと思う。面白かった。
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黒崎さんが作戦に参加するだけで安心して読めました。もういなかったら確実にメンバーは悲惨な最後だったでしょう。しかし意外に最後あっさりした逮捕だった。もっと粘るかと。黒崎さんの前では仕方ないか。
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STシリーズ、最後の1冊なので楽しみにとっておきたかったが、、、待ちきれず手にとってしまった。
意外にも格闘シーンはほとんどないが、黒崎の違った面もみれる。
STメンバーシリーズでは、緑>黒>赤>青>黄の順におもしろかった。
ん? この順序って、好きなメンバーの順と同じやん!?
Posted by ブクログ
一平が裏切るんじゃないかと冷や冷やして読んだがそんなことはなかった。
黒崎がいるので安心読むことが出来た。
アンダーソン局在についてはさっぱり分からなかった。
Posted by ブクログ
歌舞伎町で連続不審火が発生。
所轄の組対課は中国マフィア同士の抗争が原因とみて
捜査課に出火原因の特定を急がせる。
自分たちとは手法の違う捜査に
いきどおる刑事たちの前に現れたのは
本庁から派遣されたSTのメンバーだった。
一方、ワンクリック詐欺にあった劇団員の茂太は
友人を巻き込んで、詐欺グループから
金を回収しようと企てる。
そのメンバーに用心棒がわりとして
参加した男の名は黒崎といった…。
色シリーズ最終巻で〜す。
黒崎さんは立っているだけで頼りになる男。
このあたりまで巻数重ねると
菊川さんがだいぶこなれてきて
キャップの肩を持ってくれたり…。
赤城さんが人望あるの
うらやましがってるキャップだけど
あんたの人たらしも結構…と思う( ´ ▽ ` )
Posted by ブクログ
役者志望の男がワンクリック詐欺に遭うところから始まった。今でこそ、スマホで怪しいサイトでポチッと押す人は殆どいないだろうし、たとえ間違ってポチッてもお金を振り込む事はないだろう。でもワンクリック詐欺が始まった頃は、情報もなく、慌ててしまう人は多々いたのだろう。今は別のカタチで詐欺が横行している。マニラの監獄から詐欺をはたらいているニュースを聞くと、COVID19とワクチンとのイタチごっこのように思えてしまう。
今回は黒崎の出番だが、舞台は歌舞伎町、相手はチャイニーズマフィア、いずれもシリーズの中で既出だ。寡黙な黒崎の活躍が中心であるが、やはりゴレンジャー全員の力が後押しするのは、単純な構成だが、スルメイカのような味を感じてきた。
詐欺が発端となり、放火事件、そして放火殺人と繋がっていく。動機は想像通り、チャンスと方法はアンダーソン曲在によるらしい。翠の説明を聞いても、ちんぷんかんぷんだったが、なんとなくわかった。犯人が想像通りだと面白くないなぁと思いつつ、読み終わった。いつも以上に無口な黒崎の行動は最後まで読んでも理解不能であった。
Posted by ブクログ
いつも寡黙すぎる黒崎さんの巻。下調べがすごすぎて驚いた。STのメンバーとはもう少し話してもいいような気がするけれど。若者たちの暴走に呆れた事件でした。無事で良かったね、とは思うけれど、もうちょっと危ない&痛い目に遭っが方が良かったんじゃないの?とも思います。
Posted by ブクログ
シリーズ8作目らしい。色シリーズはいくつか飛ばしてしまったと、巻末解説を読んで気づく(苦笑)。
ま、いいか。順不同でしょ(笑)。
連ドラ版との、黒崎のキャラの違いが興味深かった。
この話を連ドラではああいう風にアレンジしたのね♪
・・・が、感想の全てかな。
しかし、竜崎さんの物語との、この作風(雰囲気)の違い…。作家さんって、凄いねぇ。としみじみ思う。
★3つ、7ポイント。
2019.12.19.古。
※↑なんか評価低めにしちゃってはいるけれど、好きなシリーズなのは間違いない。既巻は逐次読んでいく予定。
※色シリーズの既読と未読が定かでない…(苦笑)。
赤と青は確かに読んだ記憶があるのだが……
調べてみねば。
Posted by ブクログ
警視庁化学特捜班シリーズ。
安定して面白い。
キャラの立つメンバーが活躍するのが楽しい。
今回は黒崎が主人公。
もの静かな武道の達人の凄さが面白かった。
Posted by ブクログ
携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。そして歌舞伎町での連続放火事件に出動したST-絡まる謎に“沈黙の男”黒崎が動く!「色シリーズ」、堂々のラスト。
Posted by ブクログ
S色のTシリーズ第5弾
黒崎メインでワクワクしていたのだけれど、まさかの素人さんグループとバカなことを!と思い、最初はびっくりしてしまいました。
科学捜査という点では読みごたえあり。あんた化学屋のくせにというくだりが結構ツボ。
黒崎の強さも際立っていて面白かったのだけど、他のシリーズと比較して☆をつけました。
あくまでもSTシリーズの中での順位付けということで。本来は☆4つかな?
Posted by ブクログ
ST色シリーズ、黒崎編。チャイニーズマフィアとか好きじゃないテーマだったので、この作品はちょっと。。
もうそろそろ、ほかの人より秀でてるところを「おそろしく~」と表現するのに飽きてきた。STシリーズ特有なのか、作者の口癖なのか。。。
Posted by ブクログ
シリーズ通算8作目。色シリーズラストとなる5作目。
最後を飾るのは黒=黒崎さんです。
常に寡黙過ぎる黒崎さんですが、自分のメインの回でもやはりというかなんというかw
寡黙なキャラだからこその今回のお話のような気もするし、色シリーズは本当に色々な形で物語が進み、面白かったです。
このままの勢いで「伝説の旅」シリーズも一気に読んじゃいます。