【感想・ネタバレ】ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイルのレビュー

あらすじ

捜査を拒む“神の島”。聖域に挑む捜査チーム! 沖ノ島の港湾工事現場での不可解な水死事件。そこは一般人の上陸を許さない宗像大社の神域で、島での出来事を語れない“御言わず様”の掟ほかの因習が“ST”を阻む。捜査続行不可能か? “伝説”シリーズ第三弾。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

STの5人と百合根、菊川、各々が自身の特異?得意?な所に驕らない所が読んでいて素直に楽しめた。STシリーズ…後2冊早く読みたいな。

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2020年03月24日

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宗像神社にまつわる伝説によってすすまない捜査が赤城の解剖と翠と黒崎の嘘発見ペアと青山の心理学に山吹の神道への理解がから突破口を開けていくのが面白い。

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2018年10月12日

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面白くて一気読み。
初期はビミョーだけど その後のこのシリーズは怖いくらい安定している。たいていのシリーズものは初期から中期が1番面白くて それはそんなに長く続かないものだけど 持続してるよねぇ。まぁ 伝説もののほかの2冊はまだ読んでないケド 笑。
今ふと気がついたけど 5人の中で役割的に捜査員に近いのが 青山くんと山吹さんでしょ?翠さんは別格で好きだけど わたしが面白いなと感じる時は 青山くんと山吹さんが活躍する時が多いように思う。ということは 鑑識とかの科学的アプローチより 刑事がする捜査側からのアプローチの方が面白く感じてるってことだよね?
つまり 心理的なものに1番キョーミが惹かれるし それは科学と捜査が重なる部分でもあるけど 動かぬ証拠より 捜査の駆け引きやあらゆる意味での人間関係の方に惹かれるってことでしょ?
わたし自身全く論理的でなく 多分に情緒的でカンや思いつきで生き 情に流されやすいタイプ 笑。理系ではなく文系 。だからの嗜好?
だったら なんでこのシリーズが高得点なのかなぁって 矛盾もあるケド 笑。この破茶滅茶な感じがわたしか?
なんか変なとこに話が繋がってしまった。
また新たなS Tシリーズに出会えることを心待ちにしてまーす。
あと個人的には 菊川さんと翠さん いい感じなんですケドー。それも楽しみ。

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2017年11月05日

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「沖ノ島殺人ファイル」

面白かった!今回は禁忌だらけの島での事件!

その島には立ち入ることができない

その島で起きたことを人に話してはならない

その島のものは一木、一草持ち帰ってはならない

こんなだから捜索できない!

STのメンバーは関係者との書き込みだけであらかた全貌を見抜いちゃった!

おもろかった!

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2016年02月21日

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最後の1冊なのでなるべくゆっくりと読み終わらないようにしてたのについに読み終わってしまった…
しかも!今日はドラマも最終回。毎回原作を踏襲しつつも違うシナリオになってるところが面白かったけど、今回もすごいよかった!というか原作とあんなに違うのに見事話が通ってるのが凄すぎる…そしてまさかのラスト!!これはオリジナルの内容で映画になるのかな?楽しみすぎる!!

全部ちゃんと録画したのにボックスで欲しくなってしまう…

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2014年09月18日

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ネタバレ

現場を見ずに事件を解決してしまって、STらしい面白い解決方法だった!
最初、出張までの細かい描写がされてて、ページ足りる?って思ったけど、全然足りた!!!
お決まりで、翠さんの手を菊川さんが握るところが好き

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2024年05月21日

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沖ノ島での不可解な水死事件。赤城の解剖で殺人事件と判断され、黒崎と翠の人間嘘発見器、山吹の宗教知識、青山の心理分析に助けられて犯人を推理。対立した存在に見えた警察官OBも警察官の誇りを持っていた。
祟りは人の考え方、捉え方。他者から見たら不可思議に思えてもその土地に住む者にとっては昔からの因習を無視して生活できない。
福岡グルメ美味しそうだった。

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2024年03月19日

購入済み

沖ノ島伝説

沖ノ島の習わしは知っていたけれど、確かにあの島で事件が起きたらこの話の様な事になるだろう。と思いながらどうやって解決して行くのが楽しみだった。面白かった

#ドキドキハラハラ

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2023年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・隠岐の島の湾岸工事をしていたダイバーが死亡する
・福岡県警からの要請を受け、STメンバーが出張する。どうやら神との戦いになるとのこと
・福岡に到着したSTメンバー。しかし現場である沖ノ島には許可がないと上陸できない上、「不言様(おいわずさま)」という古くからの慣習のせいで地元民は島で起こったことをなかなか話そうとしない。この時点で警察としての捜査機能が大きく損なわれ、探偵小説のような証言と状況からの推理が必要になってくる
・現在は建設会社の顧問をしている警視正にまでなった警察OBの圧力で、福岡県警は積極的に捜査しようとせず機能不全に陥っている
・犯人は第一発見者の作業員。現場監督は口裏合わせの共犯
・ダイバーが沖ノ島に転がっている国宝級の物品と盗掘し、建設会社経由で海外に売りさばこうとしていたことが殺害動機。作業員と現場監督は沖ノ島を神聖視し強い信仰心を持っていたので、ダイバーの行動が許せなかった
・二人が口裏合わせをし、状況を捏造した証拠写真を提出していた
・警察OBは最初会社を守るために警察の捜査を嫌がっており被害者と建設会社の関係を隠していたが、犯罪は見逃せないとダイバーを斡旋・盗掘品を海外に売りさばいていた会社役員を警察に突き出した

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2022年10月18日

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シリーズ第十一作。伝説シリーズ三作の第三弾。今回はSTメンバー皆が活躍。赤城は解剖で、青山はいつも通りの推理で、結城と黒崎は人間嘘発見器として、さらに結城は血痕の物理学的解釈でも、そして山吹が宗教的推理で、活躍した。面白かった。

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2022年01月19日

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宗像大社・沖津宮が普段は入島禁止で、上陸する際には衣服を全て脱ぎ捨てて海に入って禊ぎをしなければならないことはTVで見た記憶があった。STが福岡県警の要請を受けて現地入りする蓋然性が自然だ。神域はSTの捜査も阻む。そんな困難な状況で、着実に真相へ近付くのを読むのは楽しかった。伝説シリーズでSTを知ったわけだが、3作で一区切りというのは、やはり警視庁科捜研が他道府県へ出向くには無理があったのかな~(笑)

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2021年03月18日

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伝説シリーズ第3弾。沖ノ島といっても日本最南端のほうではなく、福岡県の玄界灘に浮かぶほう。これ、誰かがテレビでこの島の話しをしていて初めてその存在を知ったのですが、令和のこの時代でもそのような”領域”が存在していることが驚きです。

で、本作はその沖ノ島でおきた事件を巡ってSTの面々が福岡へ出張し捜査にあたる、というストーリー。島の因習もあり、現場である島の上陸ができない、関係者も島でおこったこと=事件に関することをしゃべらない、というちょっぴり四面楚歌的な状況でどのように捜査を進めるのか、ここが本作の読みどころかと思います。

また伝説シリーズを通じて、やはり青山の活躍が目立ちますね。飄々としているようで、素朴な疑問を起点として事件の真相に迫ってしまうところは彼らしいキャラクターが確立されていると感じます(あっ、勿論、他の4人のキャラも十分確立されていますが)。

今回の沖ノ島は事前知識があったので、ほかの伝説シリーズ2作よりも楽しめました。島の因習と事件とのつなげ方もなかなか興味深かったです。

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2021年01月07日

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久しぶりにSTのメンバーに会いたくなったので読んでみたー!!
こういう宗教的な話っておもしろくて好き。
青山くん大活躍で楽しかったなー!!
ドラマを観てる感じでスラスラ読めた。やっぱりキャラが立ってると読みやすいね!!
ドラマも懐かしいなぁ。また観返したくなってきたよ。STメンバー大好き~!!

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2019年06月08日

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自分でまとめ買いした本。伝説シリーズ第3弾。
今回も思いの外、青山さんが活躍した気がする。
赤城さんの解剖もあったのは良かったけど、黒崎さんの活躍も見たいなあと思ったり。
それはさておき、地方の因習などをテーマにしたお話で、三作の中では一番神秘的なものも感じつつ解りやすくもあったかも。
突発的かつ衝動的とはいえ、殺してしまうとこまでいく?とは思うものの、古くからある慣わしとか禁忌とかそういうものを守るというのも日本人らしい気もするし。田舎だけかな。

また最後まで読むと、なんだこの人も悪い人じゃなかったのねと、そんなにイヤな人はいなかったのが良かったですね。

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2018年11月12日

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ネタバレ

沖ノ島の伝説、タブーがまだある島での事件。色々と障害がある中での捜査。事件の裏に隠された原因をも解決する今回の話も面白かった。

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2015年08月23日

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久々のSTシリーズ続編。

今は「第3期シリーズ」なんだそうで、主に地方回りで地域の伝説関係を相手にしています。

んで、今回は福岡出張。

タイトルからしてオドロオドロしいカンジかと思いきや、内容は意外とアッサリ。
みんなイイ人じゃないか。結果的に。

これで「第3期」は終了だそうな。

STさんたちの次の活躍の場は?

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2013年06月18日

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玄界灘の孤島、沖ノ島。
古代からのしきたりにより
世人の来訪をこばむ聖域で起きた水死事件。
事件か、事故か。
警察すら上陸できないせいで捜査は進まず
地元にゆかりのない人間の方が調査しやすいと
STに出動要請がかかった。

おー!
なんか山吹さん、大活躍。
いや、他のメンバーと同じくらいなんだけど
今までがわりと影薄かったもんで。
神社がらみの案件は似て非なるものでも
僧侶の山吹さんと親和性があったね。

沖ノ島については、はじめて知りました。
今でもまだ禁忌が残っているんですねぇ。
ずっと受け継がれてきたものを
恐れ敬う気持ちは、そう簡単には失えない。

それにしても、もう彼ら物語の続きはなし?
今野さん、他にもシリーズ多いからなぁ。

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2024年12月13日

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欲に目がくらむ、いい話を持ちかけられる、とついフラフラと話にのってしまうものか。そんな人にいくら言っても聞き入れてもらえないだろうな。

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2022年12月01日

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島の伝説シリーズ第3段
今回現場に行けないという状況から犯人を割り出すメンバー達
青山さんは相変わらず良い役どころだなあ
取調べができない中どうやって口を割らせて真実に近づくか
そのあたりが読みどころかな

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2020年11月24日

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ST 科学特捜班シリーズ。
安定の面白さ。
このチームは本当によくできたチームで推理の展開も面白い。
キャラも強いし、読んでて飽きないものです。
今回は、島の伝説にまつわる話で、地方の因習で捗らない殺人事件の捜査をSTメンバーが解決に導いた。
楽しいシリーズです。

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2019年07月20日

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多分能力的にどうしても青山の登場が多くなるんだろうけど、作者なりにバランスをめいいっぱいかんがえたんだろうな、っていうのがうかがえた。

事件の裏はなんか比較的早い目にわかったんだけも、やる気の青山くんにつられて読み進めていった。

このシリーズ、基本的にいい人しか出てこない。敵対していてもだいたいすぐ味方になる。それがちょっと物足りない笑

2019.3.3
38

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2019年07月15日

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やっと、それなりに全員が活躍する機会でした。(^^;
不可能犯罪と言うより、捜査不可能という設定が秀逸。
現代を舞台にした警察ものとしては珍しい趣向じゃないでしょうか。
やっとシリーズらしさが出てきたのに、伝説殺人のシリーズはこれで打ち止め。
……やっぱり、打ち切りですかね。(^^;

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2018年11月02日

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玄界灘に浮かぶ沖ノ島。港湾工事現場での不可解な水死事件。現地へ向かった“ST”だが、そこは古代からの社、宗像大社の神域で、島での出来事を語れない“御言わず様”の因習、警察といえども現場への上陸すら許さない厳粛な掟が赤城、青山たちチームを阻む。捜査続行不可能か?“伝説”シリーズ、待望の第三弾!

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2018年06月12日

Posted by ブクログ

福岡県玄界灘に浮かぶ沖ノ島には、宗像大社の神社のひとつである沖津宮がある。
天照大神の娘・田心姫を祀っている沖津宮には、古来より定められた掟があった。
・神官以外は基本的に上陸禁止。
・女人禁制。
・島で見聞きしたことは決して外で語ってはならない。
・島から何ひとつ持ち帰ってはならない。

土地の因習に縛られ捜査は難航する。
赤城が水死体を解剖したことにより他殺が判明。
事故ではなく正式に事件となり、ようやく捜査本部も設置されることになる。
しかし、警察OBも絡み思うように関係者から話を聞くこともできない。
STのメンバーたちは証言者たちの生理的な兆候と、心理学的な観察で事件の真相に迫っていく。
相変わらず自由に動き回るSTのメンバーたちに振り回されながら、百合根は彼らの言葉を信じ捜査を進める。
伝説シリーズはこの物語で終わるようだ。
理由はわからないが、他のシリーズに比べると伝説シリーズにはSTならではの面白さがあまりなかったように感じた。
誰もが納得する証拠を捜査にいかすために設置されたST。
だが翠たちの場合、その特殊な能力を持ちがゆえ、間違った方向へと誘導してしまう危険もはらんでいる。
すべてを総合し、分析し、判断する人間がいてこそSTはいかされるのだとあらためて思った。

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2017年03月20日

Posted by ブクログ

今でも、地方によってはこのような神聖な場所として人々に深く信仰されている場所が、あるのだろうか・・・。

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2016年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こういう、田舎にありがちな伝説っていうか掟のようなものって結構怖いのよね。地元の人は小さい時から当たり前だと思ってるから、それを打破しようとは思わないしね。小説の中だけでなくて、ほんとにあるんだろうなあ。
とはいえ、翠さんを飛行機に乗せなきゃいけないのはかわいそう。。

STシリーズを順番に読んでいない私はこれがシリーズ最後だとは知らず。。あと3冊!

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2014年12月24日

Posted by ブクログ

STは揃って活躍するのが難しいのね、と思う伝説シリーズ終了。長編でも短編でもいいけど、次作は翠さんの出番が増えますように。ムリに5人出さなくても、短編で2人ずつくらいの絡みでもいいと思う。

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2013年10月24日

Posted by ブクログ

相変わらずキャラクターは魅力的なんだが、話が「適当にこなした」感がぬぐえないというかなんというか・・・
一応長編なんだろうけど、実質的なボリュームは短編的。

「伝説シリーズ」になってから、どうも面白くないなあ。


それにしても、先日見たドラマのキャストが頭に浮かんできて困った。
ドラマはドラマでよい出来だと思ったけど、STとして見たら「違う!」んだよね。

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2013年06月19日

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