プロフィール

  • 作者名:今野敏(コンノビン)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1955年09月27日
  • 出身地:日本 / 北海道
  • 職業:作家

上智大学文学部新聞学科卒。在学中の1978年に『怪物が街にやってくる』で第4回問題小説新人賞を受賞しデビュー。2008年には『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞受賞、第61回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞。漫画家の石ノ森章太郎の甥。

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作品一覧

  • ビギナーズラック 〈新装版〉
    NEW
    -
    1巻869円 (税込)
    「隠蔽捜査」「東京湾臨海署安積班」「警視庁強行犯係・樋口顕」等、 人気シリーズで警察小説を牽引する今野敏の初期短篇集。 人気シリーズのスピンオフも収録! 人には闘わなくてはいけない時がある――。 闘え、愛する者のために。 ドライブ中、横浜新道で暴走族に囲まれた島村と恋人の真理。 真理が目の前で押し倒された時、島村の中で理不尽な暴力に対する 激しい怒りが湧き上がった。 真理を逃がし、敵と闘うことを決意する島村。 そして真理も、島村とともに闘うために戻ってくる……。 表題作ほか〈奏者水滸伝〉の比嘉隆昌、〈公安外事〉の倉島警部補が登場する 人気シリーズのスピンオフ作品も収録。 【収録作】 ビギナーズラック 戦場を去った男 テイク・ザ・ビーフラット 波まかせ 未完成の怨み 公安の仕事
  • 読楽2024年2月号
    続巻入荷
    -
    43~48巻200円 (税込)
    (2024年2月/内容紹介大) 【新連載】 東川篤哉 「屋根裏のヴァンパイア」  ひょっとして、棺桶…? 探偵の七美が洋館の屋根裏部屋で見つけたのは―― 特別読み切り 梶尾真治 「もののけジャンクション」 その夜からそれが始まった。「それ」としか言いようがない怪異が… 最終回 矢月秀作 「警視庁特務部逮捕特科 アレストマン」 逃亡を阻止するためには手段をえらばない。たとえ殺してでも 【連載小説 歴史&時代】 坂井希久子 「同業の女」 木下昌輝 「秘色の契り」 【連載小説 風味絶佳】 小路幸也 「A DAY IN YOUR LIFE」 吉田篤弘 「月とコーヒー」 村山早紀 「風の港2」 【連載小説 ミステリー】 花村萬月 「探偵ノヴァリス・夜の華」 中山七里 「届かない警告」 真梨幸子 「フジコの十ヶ条」 赤川次郎 「盗まれた時を求めて」 【連載小説 妖異幻怪】 夢枕獏 「夢狩り師摩多羅神」 【マンガ】 サメマチオ 「追読人間臨終図巻」
  • 残照
    3.9
    1~14巻607~814円 (税込)
    東京・台場で少年たちのグループの抗争があり、一人が刃物で背中を刺され死亡する事件が起きた。直後に現場で目撃された車から、運転者の風間智也に容疑がかけられた。東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補は、交通機動隊の速水警部補とともに風間を追うが、彼の容疑を否定する速水の言葉に、捜査方針への疑問を感じ始める。やがて、二人の前に、首都高最速の伝説を持つ風間のスカイラインが姿を現すが……。興奮の高速バトルと刑事たちの誇りを描く、傑作警察小説。(解説・長谷部史親)
  • 新装版 神南署安積班
    3.0
    1巻770円 (税込)
    新装版 神南署安積人と犯罪の溢れる街、渋谷。その街を管轄する警視庁神南署に張り込む新聞記者たちの間で、交通課の速水警部補が、援助交際をしているという、信じられない噂が流れた。記者の中には、真相を探ろうとするものも現れ、署内に不穏な空気が漂い始める。刑事課の安積警部補は、黙して語らない速水の無実を信じつつ、彼の尾行を始めるが──。新装版第五弾は、黒谷友香氏と著者の巻末付録特別対談を収録!!
  • 新装版 警視庁神南署
    3.3
    1巻770円 (税込)
    東京・渋谷で銀行員が少年グループに襲われるという暴行傷害事件が発生した。新設されて間もない神南署の安積警部補たちは捜査を開始したが、二週間後、銀行員は突然告訴を取り下げてしまう。その直後、容疑者として浮上していた少年が何者かに襲われた──。この二つの事件を不審に感じた安積たちは、巧妙に仕組まれた犯罪に立ち向かう。新装版第四弾は、中村俊介氏と著者の巻末付録特別対談を収録!!
  • 新装版 二重標的 東京ベイエリア分署
    3.5
    1~2巻770円 (税込)
    東京湾臨海署の安積警部補のもとに、殺人事件の通報が入った。若者ばかりが集まるライブハウスで、三十代のホステスが殺されたという。女はなぜ場違いと思える場所にいたのか? 疑問を感じた安積は、事件を追ううちに同時刻に発生した別の事件との接点を発見。繋がりを見せた二つの殺人標的が安積たちを捜査へと駆り立てる──。「安積班」シリーズはこの一冊から始まった。新装版第一弾は、寺脇康文氏と今野敏氏の巻末付録特別対談を収録!!
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー
    3.1
    1~2巻880円 (税込)
    人気作家7人が描く、警察小説アンソロジー!! 刑事、公安、交番、警察犬……。あの人気シリーズのスピンオフ、文庫オリジナル最新作まで。7人の人気作家が描く警察小説の最前線。
  • なにくそ!!
    完結
    5.0
    全1巻715円 (税込)
    明治維新後武道は廃れた。 しかし勉強一本の学生だった嘉納治五郎は、自分の弱さを克服すべく柔術の師を求め、厳しい稽古に耐えながら創意工夫により、遂に今や国際的武道となった講道館柔道を生み出す! 姿三四郎のモデルとしても有名な西郷四郎も登場。講道館四天王の一人として嘉納治五郎を支える。 熱い時代の深い名作!
  • 海神の戦士
    5.0
    1巻799円 (税込)
    ―――――――――――――――――――――― 日米の諜報機関に狙われた男―― 正体不明な勢力、連鎖する謎と危機。 ジャズ×格闘×スパイ×SF! 圧巻の国際謀略活劇、復刊!! ―――――――――――――――――――――― 気鋭のミュージシャン・橘章次郎のもとに舞い込んだ 米国のジャズフェスティバルへの出演依頼。 この突然の大抜擢により、 彼は日米政府をも巻き込む暗闘へと 否応なく巻き込まれていく……。 伝奇×格闘×音楽がセッションする 壮大な国際謀略活劇。初期名作が復刊! 《解説・関口苑生》 ※本書は、2011年刊の朝日文庫『獅子神(バール)の密命』を改題した新装版です。  復刊にあたり、初刊刊行時のタイトルに戻しました。
  • 夏空 東京湾臨海署安積班
    3.6
    1巻1,980円 (税込)
    ドラマ化もされた大ロングセラー「安積班」シリーズ熱望の最新刊! 外国人同士がもめているという通報があり現場に駆けつけると、複数の外国人が罵声を上げて揉み合っていた。ナイフで相手を刺して怪我を負わせた一人を確保し、送検するも、彼らの対立はこれでは終わらなかった……。(「略奪」より) 高齢者の運転トラブル、半グレの取り締まり、悪質なクレーマー…… 守るべき正義とは何か。揺るぎない眼差しで安積は事件を解決に導いていくーー。 おなじみの安積班メンバーに加え、国際犯罪対策課、水上安全課、盗犯係、暴力犯係など、ここでしか味わえない警察官たちのそれぞれの矜持が光る短編集。
  • 署長シンドローム
    4.0
    1巻1,045円 (税込)
    周囲から「変人」と言われながらも、数々の難事件を解決に導いてきた大森署署長の竜崎伸也。 そんな『隠蔽捜査』でおなじみの竜崎が大森署を去り、後任として、キャリアの藍本小百合がやってきた! ある日、管轄内の羽田沖海上にて、武器と麻薬の密輸取引が行われるという知らせが入ってーー?
  • 初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)
    4.1
    605~1,925円 (税込)
    警視庁刑事部長を務めるキャリア、伊丹俊太郎。彼が壁にぶつかったとき頼りにするのは、幼なじみで同期の竜崎伸也だ。原理原則を貫く男が愛想なく告げる一言が、いつも伊丹を救ってくれる。ある日、誤認逮捕が起きたという報に接した伊丹は、困難な状況を打開するため、大森署署長の竜崎に意見を求める(「冤罪」)。『隠蔽捜査』シリーズをさらに深く味わえる、スピン・オフ短篇集。 この作品は『初陣ー隠蔽捜査3・5ー』文庫版を底本とした電子版となります。重複購入とならないようご確認下さい。
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)
    4.2
    605~1,925円 (税込)
    竜崎伸也、四十六歳、東大卒。警察庁長官官房総務課長。連続殺人事件のマスコミ対策に追われる竜崎は、衝撃の真相に気づいた。そんな折、竜崎は息子の犯罪行為を知る――。保身に走る上層部、上からの命令に苦慮する現場指揮官、混乱する捜査本部。孤立無援の男は、組織の威信を守ることができるのか? 吉川英治文学新人賞受賞の新・警察小説。

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  • 大義 横浜みなとみらい署暴対係
    4.3
    1巻869円 (税込)
    警察小説のトップランナー・今野敏の人気シリーズ、待望の最新刊! 神奈川県警監察官の笹本に新たな任務が! みなとみらい署暴対係長の通称「ハマの用心棒」諸橋と、地元のヤクザである神風会組長・神野の癒着が問題視されているようだ。折しもみなとみらい署管内で暴力団同士の傷害事件が発生。本部長に調査を命じられた笹本は、諸橋に会うべく現場へと向かった!(表題作「大義」)港町ヨコハマを舞台に暴力と闘う「チーム諸橋」の活躍を描く7篇を収録。【収録作品】タマ取り/謹慎/やせ我慢/内通/大義/表裏/心技体
  • 台北アセット
    3.7
    1巻1,800円 (税込)
    舞台は台湾へ。公安外事・倉島警部補シリーズ第7作。 警視庁公安部外事一課の倉島は、台湾の警察から研修の講師を務めるよう要請され、ゼロの研修から戻った後輩の西本と台北に向かった。 そこで倉島は、サイバー攻撃を受けた日本企業の現地法人から捜査を要請されるが、その会社のシステム担当者が殺害され、日本人役員に疑いの目が向けられる。 サイバー攻撃と殺人事件は連動していると直観した倉島は、公安のオペレーションとして正式に捜査に乗り出すが――。
  • 曙光の街【新カバー版】
    3.9
    1~5巻730~850円 (税込)
    【2023年11月8日より、カバーが変更となりました。内容には変更ありませんので、ご注意のほど、お願いいたします。】 元KGBの日露混血の殺し屋が日本に潜入した。彼を迎え撃つヤクザと警視庁外事課員。冷戦時代の大スキャンダルがやがて明らかに――。倉島警部補シリーズ第1作。 ※この電子書籍は2001年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本とし、表紙を新たにしたものです。
  • ロータスコンフィデンシャル
    4.0
    1巻800円 (税込)
    公安部外事一課の倉島警部補シリーズ、待望の新刊! 外事一課の倉島は、「ゼロ」の研修帰りのエース公安マン。 ロシア外相が来日し、随行員の行動確認を命じられるが、同時期にベトナム人の殺害事件が発生。 容疑者にロシア人ヴァイオリニストが浮かび上がる。 一方、外事二課で中国担当の盛本もこの事件の情報を集めていることがわかる。 倉島は、ベトナム、ロシア、中国が絡む事件の背景を探るが……。 公安のエース、倉島警部補の活躍を描くシリーズ最新刊! ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 迎撃 〈新装版〉
    3.8
    1巻858円 (税込)
    三十過ぎのフリージャーナリスト・柴田邦久は、伝説の日本人傭兵を追ってメキシコに足を踏み入れた。そこで兵士に「生きるための戦い」を教え込む『シンゲン』と出会う。彼はなぜ平和な日本を出て、危険を顧みずに戦うのか。それを知りたいと思った柴田は、他の兵士と同じように厳しい戦闘の指導を受けて『シンゲン』と二人でアフリカの紛争地帯に飛び込んだ!
  • 天を測る
    値引きあり
    4.1
    1巻608円 (税込)
    安政7(1860)年、咸臨丸が浦賀港からサンフランシスコを目指して出航した。太平洋の長い航海では船室から一向に出てこようとしない艦長・勝海舟を尻目に、アメリカ人相手に互角の算術・測量術を披露。さらに、着港後、逗留中のアメリカでは、放埒な福沢諭吉を窘めながら、日本の行く末を静かに見据える男の名は、小野友五郎。男は帰国後の動乱の中で公儀、そして日本の取るべき正しい針路を測り、奔走することになる―。知られざる幕末の英雄の物語!
  • 遠火 警視庁強行犯係・樋口顕
    3.8
    1巻1,776円 (税込)
    名刑事が陥った最大の危機! 罠を仕掛けたのは女子高生? 事件解決愚直に走る平凡な男が輝く、大人気警察小説シリーズ、最新作。 東京・奥多摩の山中で他殺体が発見された。警視庁捜査一課の樋口班は現場に急行。調べを進めていくと、殺されたのは渋谷署の係員が職質をしたことがある女子高生で、売春の噂があったことが判明する。樋口顕は被害者の友人である美人女子高生と戸外で面会。すると、その様子を撮影した何者かによってインターネット上に写真を流され、同僚やマスコミから、あらぬ疑いをかけられてしまう。秀でた能力があるわけではなく、他人を立てることを優先し、家族も大切にしながら、数々の難事件を解決してきた樋口。謀略を打ち破り、殺人事件の真相に辿り着くことができるのか。
  • 黙示
    3.8
    1巻891円 (税込)
    渋谷区の高級住宅街で窃盗事件が発生! 警視庁捜査三課の萩尾警部補は、相棒の武田秋穂と現場に向かった。被害者はIT長者の館脇で、盗まれたのは秘宝「ソロモンの指輪」。4億かけて入手したものだという。事件には伝説の「暗殺教団」らが関わっており、館脇は命を狙われているという。実在するとは思えない組織に萩尾は懐疑的で、冷静沈着に捜査を進める。“窃盗捜査の職人刑事”が古代文明の謎に迫る、萩尾警部補シリーズ第三弾!
  • 脈動
    値引きあり
    3.4
    1巻1,424円 (税込)
    不祥事によって崩壊寸前の警察。巡査部長・富野は“亡者祓い”を招集する。 「警視庁本部が患っているということですか?」 警察官による暴力や淫らな行為――警視庁内で非違行為が相次ぐ。常時ではあり得ない不祥事の原因とは? 事態の悪化をおそれた警視庁生活安全部少年事件課の巡査部長・富野輝彦は旧知のお祓い師・鬼龍光一を呼び出す。その結果、警視庁を守る結界が破られており、このままでは警察組織は崩壊するという。一方、富野は小松川署で傷害事件を起こした少年の送検に立ち合い、半グレ集団による少女売春の情報をつかむ。一見無関係なふたつの出来事は、やがて奇妙に絡み合う……。 警察小説と伝奇ミステリが融合した、圧巻のエンターテインメント!
  • 降臨 聖拳伝説(1)
    5.0
    1~3巻799円 (税込)
    私立探偵の松永は、政界の黒幕・服部宗十郎から奇妙な身辺調査の依頼を受ける。破格の報酬を怪しむが、調査対象の青年・片瀬直人は古代インドが源流の超武術を操る人物で……。服部一族と現総理の壮絶な権力闘争を描く格闘冒険活劇、第1弾。
  • トランパー 横浜みなとみらい署暴対係
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    神奈川県警みなとみらい署。刑事第一課暴力犯対策係係長・諸橋は〈ハマの用心棒〉と呼ばれ、暴力団から一目も二目も置かれる存在。ある日、県警本部二課長・永田から地元の暴力団、伊知田組の動向について問い合わせを受けた。大量の商品を注文して姿をくらます「取り込み詐欺」が行われているようだが確証がないという。物的証拠を押さえるため、県警本部と合同で張り込みを開始することになった諸橋は、相棒の〈ジョー〉こと城島と深夜、捜査車両に乗り込み、伊知田の会社が所有する倉庫に向かった……。好評警察小説シリーズ第七弾。
  • 任侠シネマ
    4.2
    1巻814円 (税込)
    「誠司、映画は好きか?」阿岐本組は、組長の器量と人望で生き残ってきた、昔ながらのヤクザ。そんな組長・阿岐本雄蔵の元に次々と持ちかけられる一風変わった相談に、代貸の日村誠司はいつも振り回されていた。今度は潰れかけている映画館を救え!? 厳しい業界事情もさることながら、存続を願う「ファンの会」へ嫌がらせをしている輩の存在が浮上し……。大好評「任侠」シリーズ第五弾!〈解説〉野崎六助
  • オフマイク
    3.5
    1巻836円 (税込)
    継続捜査を担当する捜査一課特命捜査係の黒田は、二課の同期・多岐川から20年前の大学生自殺について聞かされる。その死が、大物政治家の贈収賄と関わっているかもしれないというのだ。聞き込みをするうちに、黒田はこの事件を「ニュースイレブン」の報道記者・布施も追っていることを知る。その布施の情報で、黒田は事件のカギとなる人物はITで財を成し、政界のフィクサーとして名を流す藤巻だと目算する。時を同じくして人気キャスターが突然失踪。接点の見えない自殺と失踪の背後にはテレビ業界や警察組織さえも迂闊に手を出せない、大きな闇が……。記者と刑事の異色コンビが活躍する大人気「スクープ」シリーズ第5弾!
  • 流行作家は伊達じゃない
    3.5
    1巻638円 (税込)
    流行作家・今野敏はどう生きてきたのか――。北海道の信号のない町に生まれて五十八年。漫画家に憧れていた少年は、いつの日か詩を書き始め、ジャズと空手に出会い、そして作家への道を歩んだ。初恋の淡い思い出。高校での寮生活や大学進学での上京物語。就職したレコード会社での苦労話など……。著者の軌跡を綴った自伝エッセイ。東京湾臨海署シリーズでおなじみ、安積&速水の警察学校での青春の日々を描いた、特別書き下ろし短編「初任科教養」も収録。作家生活三十五周年記念として刊行されたファン待望の一冊。(解説・関口苑生)
  • カットバック 警視庁FCII
    3.6
    1巻1,500円 (税込)
    人気刑事映画のロケ現場で出た本物の死体。夢と現のはざまに消えた犯人を追え! 警視庁地域総務課の楠木肇(くすき・はじめ)は、普段はほとんどやる気のない男。しかし、事件となると意外な才能を発揮する。楠木が所属する特命班「FC(Film Commission)室」には、地域総務課、組対四課、交通課から個性的な面々が集まっている。 FC室が警護する人気刑事映画のロケ現場で、潜入捜査官役の俳優が脚本通りの場所で殺された。新署長率いる大森署、捜査一課も合流し捜査を始める警察。なんとしても撮影を続行したい俳優やロケ隊。「現場」で命を削る者たちがせめぎ合う中、犯人を捕えることができるのか。人気シリーズ「隠蔽捜査」の戸高刑事も登場! ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 警視庁FC
    3.3
    1巻1,500円 (税込)
    警察の未来を賭けた、「特命」チーム始動! 「警視庁FC?」「まさか、サッカーチームじゃないでしょうね」警視庁地域部地域総務課の楠木が言い渡された特命「警視庁FC」。FCとは“フィルム・コミッション”の略で、映画やドラマの撮影に対して、警視庁がさまざまな便宜を図るという。「刑事なんてまっぴらだ」。そんな楠木にとって安全で簡単な仕事とも思われたが、警備についた撮影現場で、謎の変死体が見つかる。警察のウラとオモテ。虚偽入り乱れる数々の証言と化かし合い。そこには、組織をも巻き込んだ壮大な企てがあった――。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 秋麗 東京湾臨海署安積班
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    青海三丁目付近の海上で遺体が発見される。身元は、かつて特殊詐欺の出し子として逮捕された戸沢守雄という七十代の男だった。安積たちが特殊詐欺事件との関連を追う中、遺体発見の前日に戸沢と一緒にいた釣り仲間の猪狩修造と和久田紀道に話を聞きに行くと、二人とも何かに怯えた様子だった。何らかの事情を知っていると踏んだ安積たちが再び猪狩と和久田の自宅を訪れるも既に誰もおらず、消息が途絶えてしまう……。「自分が誰からも必要とされなくなる。それでも毅然としていられるかどうか……。それが怖い」(本文より)。 安積が事件の先に見たものとは――。ドラマ化もされた大ベストセラー“安積班シリーズ”熱望の最新刊!
  • サーベル警視庁
    4.0
    1~2巻704~748円 (税込)
    明治三十八年七月。国民が日露戦争の行方を見守るなか、警視庁第一部第一課の電話のベルが鳴った──。殺された帝国大学講師・高島は急進派で日本古来の文化の排斥論者だという。同日、陸軍大佐・本庄も高島と同じく、鋭い刃物で一突きに殺されたとの知らせが……。第一課は、伯爵の孫で探偵の西小路や元新選組三番隊組長で警視庁にも在籍していた斎藤一改め、藤田五郎とともに捜査を進めていくが──。警察小説の第一人者・今野敏、初の明治警察小説。(解説・西上心太)
  • 最後の戦慄 〈新装版〉
    4.0
    1巻803円 (税込)
    21世紀後半、世界は相変らず血と硝煙に満ちていた。レッド・アメリカと呼ばれるキューバ、ニカラグア地帯で起きたテロリストたちによる殺戮事件は、敵味方の区別なく死体の山が築かれた。その頃〈ミュウ・ハンター〉としての戦いを終えたシド・アキヤマはイラン・テヘランにいた。そこに内閣官房情報室の黒崎と名乗る男が現れ、〈サイバー・アーミー〉と呼ばれる四人組テロリストの殺害を依頼される。四人の名を聞いたアキヤマは驚愕した。すでにこの世にはいないはずの人物だ。しかもそのうちのひとり、ジョナはかつてアキヤマが愛した女性だった……。アキヤマの戦いが再び始まろうとしていた。
  • マティーニに懺悔を(新装版)
    4.1
    1巻754円 (税込)
    教会のベンソン神父が若い女性を伴って、街のバーへ私を訪ねてきた。連れの女性・長原美沙子の婚約で、神父は上機嫌に祝杯をあげた。だが、一週間後、自殺未遂の新聞記事に彼女の名前が……。暴力団に乱暴され、婚約を破棄されたのだという。それを知った神父は一人で乗り込み、逆に返り討ちに遭ってしまった。どうやら茶道の師匠である私の、封印したもう一つの顔の出番のようだ――。傑作ハードボイルド、待望の新装版。(解説・西上心太)
  • 最後の封印 〈新装版〉
    3.7
    1巻825円 (税込)
    レトロウイルスの進化形、HIV-4に感染した母親から生まれた子供〈ミュウ〉。額の瘤が特徴で、生まれながらに「第三の目」と呼ばれる持つ特殊能力を備えている。それゆえ社会への適応力を欠き、悪魔が人間の腹を借りて生まれたと言われていた。〈ミュウ〉を抹殺しようとする勢力と保護する勢力に二分する世界。かつて優秀な傭兵だった日系人シド・アキヤマは、ミュウ・ハンターとして、保護陣営の厚生省特別防疫部隊と戦闘を繰り広げていた。そこに同じミュウ・ハンターのアメリカ人、ジャック・バリーが現れ、アキヤマに加勢する。ジャックはアキヤマの傭兵仲間だった。戦いの最中、ふたりはミュウを守ろうとする研究者・飛田靖子と出会う。彼らは人間だという靖子に、アキヤマは困惑し……。
  • レッド(新装版)
    3.3
    1巻754円 (税込)
    環境庁の外郭団体に出向させられた警視庁捜査四課の相馬春彦は、仕事への情熱を失った日々を送っていた。そんなある日、山形県にある「蛇姫沼」の環境調査を命じられた相馬は、陸上自衛官の斎木明とともに戸峰町に赴く。だが、町の様子がどこかおかしい。なにかを隠しているような町役場助役と纒わりつく新聞記者。そして、「蛇姫沼」からは、強い放射能が検出された――。相馬たちを待ち受けているものとはいったい何か? 傑作長篇小説、待望の新装版。(解説・細谷正充)
  • マル暴ディーヴァ
    3.6
    1巻1,815円 (税込)
    史上最強の歌姫(ディーヴァ)とまさかの潜入捜査!?  弱気な甘糟刑事の活躍に笑って泣ける〈マル暴〉シリーズ! マル暴なのに弱腰な刑事・甘糟達男は、コワモテの上司・郡原虎蔵と、麻薬売買の場と噂されるジャズクラブに潜入する。ステージで美しい歌声を披露する歌手・星野アイに魅了される二人だが、彼女の正体を知って――。〈任侠〉シリーズの阿岐本組の面々や警視総監も登場、予測不能の展開に。『マル暴甘糟』『マル暴総監』に続く〈マル暴〉シリーズ第3作、いっときも目が離せない!
  • 秘拳水滸伝(1)如来降臨篇(新装版)
    完結
    3.7
    全4巻649円 (税込)
    総合武術「不動流」の宗家・長尾高久が謎の刺客に惨殺され、唯一の犯行目撃者で一人娘の久遠はショックのために極度の自閉症に陥ってしまった。高久の無念を晴らすために、内弟子の飛鳥、高久の盟友奥田百燕たちは、警察とともに捜査を始めるのだが、そこに現れたのは久遠の命とともに不動流を根絶するための、新たなる暗殺者だった・・・・・・。壮大なスケールで描かれたアクション小説の傑作シリーズ第一弾!
  • 波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊 (新装版)
    3.8
    1巻754円 (税込)
    台風が接近し、海が荒れる茅ヶ崎沖で、海難事故が発生した。海上保安庁特殊救難隊の惣領正らは、直ちに現場に急行。北朝鮮船籍らしき船から、三人の男を無事救出した。だが、救助した男たちが突如変貌し、惣領たちに銃口を向けてきた。男たちの要求は、沈みゆく船から“荷物”を取って来いというものだった。荷物とは一体何なのか? 彼らの目的は? 特救隊の男たちの決死の戦いが始まる――。傑作長篇小説、待望の新装版。(解説・関口苑生)
  • 焦眉 警視庁強行犯係・樋口顕
    3.8
    1巻742円 (税込)
    都内で起きた刺殺事件の捜査本部に現れた東京地検特捜部の検事、灰谷。一方的に情報提供を求めたうえ、自身が内偵中の野党議員の秘書を犯人と決めつけ、身柄を拘束する。警視庁捜査一課の樋口は証拠不充分を主張。だが、灰谷が逮捕に踏み切って......。常に謙虚で同僚や家族も尊重する等身大の刑事が、巨大機構の狭間で己の信念を貫く傑作警察小説。
  • 任侠楽団
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々舞い込んでくる。今度は公演間近のオーケストラ!? ヤクザということがばれないように、コンサルティング会社の社員を装う代貸の日村。慣れないネクタイを締めるだけでもうんざりなのに、楽団員同士のいざこざが頻発する。そんな中、指揮者が襲撃される事件が発生! 警視庁捜査一課からあの名(?)刑事がやってきて……。
  • 石礫(せきれき) 機捜235
    4.1
    1巻1,870円 (税込)
    警視庁機動捜査隊渋谷分駐所の機捜車コールサイン235に乗る名コンビ、高丸と縞長は、密行中に指名手配の爆弾テロ犯・内田を発見し追跡するが、内田は建築現場に人質を取って立てこもる。発見前の内田の不審な行動は新たなテロ計画か? 高丸、縞長たちは特捜班となり事件を追う! エリートじゃない、石ころみたいな俺たちだからこそ、できることがある――TVドラマでも大好評の傑作警察小説、最新作
  • 機捜235
    3.5
    1巻770円 (税込)
    渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属の高丸。公務中に負傷した同僚にかわり、高丸の相棒として新たに着任したのは、白髪頭で風采のあがらない定年間際の男・縞長だった。しょぼくれた相棒に心の中で意気消沈する高丸だが、実は、そんな縞長が以前にいた部署は捜査共助課見当たり捜査班、独特の能力と実力を求められる専門家集団だった……。
  • 呪護
    3.8
    1巻836円 (税込)
    ※本書は、角川書店単行本『呪護』を文庫化した作品となります。重複購入にご注意ください。 都内の私立高校で、傷害事件が発生した。白昼の実験準備室のなか、男子生徒が教師を刺したという。警視庁少年事件課の富野が取り調べを行ったところ、加害少年は教師に教われていた女子生徒を助けようとしたと供述した。ところが、女子生徒の口からは全く異なる事実が語られる。捜査を進めるなかで、富野はお祓い師の鬼龍光一と再会、事件の背後に人知を超えた力が隠されていることに気付くが……。スリリングな警察小説。
  • 無明 警視庁強行犯係・樋口顕
    4.0
    1巻1,584円 (税込)
    君はもう懲戒免職だ――。突き付けられた最後通牒。それでも信念を貫けるか? 本部と所轄の狭間でもがく刑事を描く警察ミステリー 内藤剛志、絶賛! 「“今"の社会を色濃く反映させながら、地道に歩む人間を鮮やかに描いている」 東京の荒川の河川敷で高校生の水死体が見つかった。所轄の警視庁千住署が自殺と断定したが、遺族は納得していない。高校生は生前旅行を計画しており、遺体の首筋には引っかき傷があったという。両親が司法解剖を求めたものの千住署の刑事に断られ、恫喝までされていた。本部捜査一課の樋口は別働で調べ始める。しかし、我々の捜査にケチをつけるのかと千住署からは猛反発を受け、本部の理事官には「手を引け」と激しく叱責されてしまう。特別な才能はなく、プライドもないが、上司や部下、そして家族を尊重する――。等身大の男が主人公の人気シリーズ最新作。
  • 時空の巫女
    4.0
    1巻607円 (税込)
    原盤製作会社社長の飯島は、新人アイドルを発掘していく中で、二人の女性に会う。かつてネパールの生き神様「クマリ」だったチアキ・チェスと、AVに出演していた池沢ちあき。一方で、自衛隊の情報部の綾部は、アメリカから送られてきたレポートに困惑していた。超能力者たちの見る、地球滅亡を思わせるような夢、そしてその中に出てくる日本人と思われる名前「チアキ」-。「チアキ」は果たして世紀末の救世主なのか?渾身の書き下ろしSF長篇!
  • 竜崎とST
    3.2
    1巻550円 (税込)
    送検まであと36時間。 戸高が誤認逮捕だと主張する容疑者に対して、竜崎は… C99で話題となった「隠蔽捜査×ST」、配信開始! この作品はコミックマーケット99で頒布された短編です。
  • ナイトランナー ボディーガード工藤兵悟1
    3.5
    1~4巻691~693円 (税込)
    世界の戦場で戦ってきた工藤兵悟は、その優れた格闘術と傭兵経験を活かしてボディーガードを生業としている。ある日、工藤の元に、水木亜希子と名乗る女が現れた。かつての仲間の紹介で、依頼を持ちかけられた工藤だったが、直後彼女を狙う男たちに襲撃されてしまう。依頼は、謎に包まれた機密文書と彼女自身を死守すること--期限は3日間。だが、彼女を追ってきた敵は、世界最大の諜報機関CIAだったのだ。警察とCIAを敵に回し、工藤は彼女を守り抜くことはできるのか。傑作冒険サスペンス。
  • 惑 まどう
    5.0
    1巻836円 (税込)
    短編小説の名手8人が描く「惑う時」。大崎梢/加納朋子/今野敏/永嶋恵美/法月綸太郎/松尾由美/光原百合/矢崎存美
  • キンモクセイ
    3.5
    1巻760円 (税込)
    法務官僚が殺害された。被疑者としてプロの殺し屋の可能性が浮上、警察庁警備局のキャリア・隼瀬は専任チームでの対処を命じられるが……。事件周辺で囁かれる「キンモクセイ」という謎の言葉。誰が味方で敵なのか? 日米関係の闇に挑むスリリングな警察小説。
  • 潜入捜査 〈新装版〉
    完結
    3.7
    全6巻792円 (税込)
    拳銃なし、警察手帳なし。拳ひとつで“全人類の敵”を撃て!  今野敏の「警察小説の原点」ともいえる熱き傑作シリーズが、装いも新たに登場!警視庁のマル暴刑事・佐伯涼は、情け容赦のない実力行使で裏世界の恨みを買っていた。その彼に突然の異動命令が。警察手帖と拳銃を返上した上で「環境犯罪研究所」へ出向せよというのだ。佐伯は代々伝わる武術「佐伯流活法」を生かし、暴力団による産業廃棄物不法投棄事件の渦中に単身潜入、殲滅戦を挑む……。熱き〈潜入捜査〉シリーズ第1弾! 解説/関口苑生
  • 審議官―隠蔽捜査9.5―

    購入済み

    短編集

    このシリーズやはり面白いです。

    0
    2024年07月19日
  • 探花―隠蔽捜査9―

    Posted by ブクログ

    どんな相手にも臆する事なく対応出来る竜崎。何も恐れる事なく信念に従って行動を起こす所はいつもスカッとする。

    ところで、何回も行った中華屋さんの店名は状元だ。

    0
    2024年07月17日
  • 一夜―隠蔽捜査10―

    Posted by ブクログ

    『隠蔽捜査』シリーズ。大大だーいすき❤️です。
    今回も竜崎さんは魅力的です!!
    伊丹部長とのやり取りもクスッとしちゃいます。

    今回は誘拐と殺人事件…次回は何かしら。

    連続殺人事件とか、横溝正史っぽいのも大好物なんだけど…違うよな…ごめんなさい。

    とりあえず……
    次出るまで過去作ゆっくり再読しまーす!



    0
    2024年07月17日
  • 一夜―隠蔽捜査10―

    Posted by ブクログ

    大好きな隠蔽捜査!
    竜崎の名前を読むだけで、嬉しくなってしまう。もしや私の推しなのではと思った。
    今回も原理原則を元に、余計な忖度はせずに物事を解決したりするのに、事の本質に直球に当たるのが気持ちいい。

    大学で時間を無駄にできること、何でも考えられる四年間があることが貴重にうなづいた。

    最後のシーンも今後の梅林を含めての3人の飲み会を想像すると私までワクワクする。

    今後の隠蔽操作も楽しみだ!

    ファン心理の全くわからない竜崎に笑えたけど、竜崎らしい。奥さんとの馴れ初めが知りたい。
    今回、佐藤本部長や伊丹が大ファンの作家がいてその反応が興味深かった。

    「強くなければ謙虚にはなれない」

    0
    2024年07月12日
  • 義珍の拳(琉球空手シリーズ)

    Posted by ブクログ

    空手を習っている人、空手が好きな人には是非読んで欲しい。

    運命に導かれるように沖縄だけのものだった唐手を日本本土に普及させる大役を担った船越義珍の生涯。

    なぜ、船越義珍氏の強い思いとは裏腹に本土への普及とともに空手の本質が見失なわれ、スポーツ化してしまっていったかがわかった。(しかし今現在、沖縄空手が見直され少しずつ取り戻されてると僕は思う)

    義珍氏同様、空手を愛しつつも強くなる方法や普及に対して異なる意見を持っていた本部朝基。二人が少ない接点ながら深く交流していたのは意外だった。

    0
    2024年07月10日

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