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渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属の高丸。公務中に負傷した同僚にかわり、高丸の相棒として新たに着任したのは、白髪頭で風采のあがらない定年間際の男・縞長だった。しょぼくれた相棒に心の中で意気消沈する高丸だが、実は、そんな縞長が以前にいた部署は捜査共助課見当たり捜査班、独特の能力と実力を求められる専門家集団だった……。
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「機捜235」
2023年1月~ テレビ東京系 出演:中村梅雀、平岡祐太、山本未來
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1~2件目 / 2件
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Posted by ブクログ
やっぱり好きです 今野敏さんの警察もの 読み始めてなんだか読んだことがあるような気がする…と思ったのですが テレビドラマでみたんでした。 短編集で読みやすく バディものでかっこいいです
今野敏『機捜235』光文社文庫。 新たな警察小説シリーズの第1弾。テレビの警察ドキュメンタリー番組でお馴染みの機動捜査隊と見当たり捜査を融合させた9話収録の連作短編集。 第1話で心を鷲掴みにされた。警視庁第二機動捜査隊所属する34歳の高丸が語り手となり、高丸の相棒となった定年間際の縞長の活躍と二...続きを読む人の絆が強くなっていく過程が描かれる。 渋谷署に分駐所を置く警視庁第二機動捜査隊所属する34歳の高丸卓也は公務中に同僚が負傷し、巡回にも出れず、所内をぶらぶらしていた。そんな高丸の相棒として新たに着任したのは白髪頭で風采の上がらぬ定年間際で57歳の縞長省一だった。高丸はこれでは実績が上げられないと意気消沈するが、縞長が所属していた部署は独特の能力と実力を求められる捜査共助課見当たり捜査班だった。 『機捜235』。第1話でさっそく心を鷲掴みにされた。面白いのだ。 高丸の新たな相棒になった風采の上がらぬ定年間際の縞長が見事な記憶力と眼力であれよという間に手配犯を逮捕する。★★★★★ 『暁光』。少しだけ縞長の過去が明らかになるが、まだまだ謎が多い人物のようだ。 入院していた高丸の相棒が復帰し、縞長とのコンビも解消かと思われたが、警察トップの思惑から高丸と縞長のコンビは継続することになる。何時ものように巡回に出ると、さっそく縞長が手配犯を逮捕する。しかし、次の現場で縞長は決定的なミスを犯し……★★★★★ 『眼力』。縞長の見当たり捜査の能力に驚かされる。 建設中のマンションで発見された若い女性の扼殺遺体。現場に急行した高丸と縞長だが、何故か縞長は事件捜査に介入する。高丸の後押しもあり、縞長の正確な眼力が真犯人の特定につながる。そして、やっと縞長は高丸を相棒と認める。★★★★★ 『不眠』。まさに瓢箪から駒。 原因不明の不眠症に悩む高丸は縞長と巡回中にうとうとして前の車に追突する。ところが被害車両はそのまま逃走。一体、何が。★★★★ 『指揮』。またまた縞長の活躍が光る。亀の甲より年の功とはよく言ったものだ。老いては子に従えという言葉もあるが…… 結婚式場で人質立て籠り事案が発生し、現場に急行した高丸と縞長。現場では女性を人質に捕った犯人が銃を持って立て籠っていた。そして、現場で勃発した特殊班SITと公安の指揮権争い。見事な手綱捌きを見せる縞長は一体何者だ。★★★★★ 『潜伏』。もう嫌になるくらい恐ろしい縞長の眼力。 強盗傷害犯の家宅捜索のための張り込みに駆り出された高丸と縞長。何故か縞長が過酷なゴミ集積所での張り込みを志願する。★★★★★ 『本領』。定年間際でありながら、成長しようとする縞長。幾つになっても、生きている限りは学びの日々は続くのだ。 金属バット連続殺人事件捜査本部に入った高丸と縞長。珍しく二人は別々に別れ、それぞれ所轄の刑事とコンビを組むことに。コンビを組んだ刑事の言葉に機捜の意地を見せてやると熱くなる高丸に対し、何故か及び腰の縞長……★★★★ 『初動』。縞長に影響され、高丸も警察官として成長を遂げる。 平穏無事と思われた夜間に巡回中の高丸と縞長に変死体発見の知らせが入り、現場に臨場する。現着し、目撃者を探していると野次馬の中に怪しい人物が……★★★★★ 『密行』。縞長の人柄と考え方が解る短編。こういうベテランが後進を指導すれば、人は育つのだろう。 家宅捜索の現場に駆り出された高丸と縞長。ところが、被疑者は既に逃走しており、家宅捜索は空振りに終わる。再び巡回に戻った高丸と縞長は善からぬ噂を耳にする。★★★★★ 本体価格700円 ★★★★★
とにかく面白い! すごく読みやすくて、すぐ読み終わってしまった。 今回は短編集だったけど、次は長編とのこと。そちらも楽しみ。
初めて機動捜査隊というものに触れました。事件の初動捜査に関わる組織だと学ばさせていただきました。 短編集なのでとても読みやすかったです
この小説は、若手警察官の高丸巡査部長と、間もなく定年退職を迎える「ベテラン」縞長巡査部長のコンビが、様々な事件や事故に遭遇し、犯人を発見・確保していく物語。縞長部長の豊富な経験と「感」から、高丸部長は多くのことを学んでいく。特に、縞長部長の「亀の功より歳の功だけじゃないんだな。人生、幾つになっても勉...続きを読む強だ」という言葉は印象的です。 一方で、作品は現代社会における「使命」と「責任感」の欠如、特に政治家の「闇金」問題に警鐘を鳴らしている。国民のためではなく自分のためだけに行動する政治家の存在は、日本の将来に不安を感じさせる。全体として、本作品は若手警察官の成長と、社会の抱える問題を描いた作品といえるでしょう。
警察小説の魅力、推理・サスペンス!とは真逆(?)のほんわかほんのりストーリー。それでいて読後の圧倒的な満足感よ! ホント今野さんは懐深いなぁ。元コンビとの絡みも含めて続編が楽しみです!…文庫になるまで待ちます(^_^;
2冊目が良かったから、順番が逆になったけど読んでみた。私は2冊目の方がよかったかな。 高丸視点はちょっとしんどい。 毎回同じ感じになってるから、短編よりは一冊ガッツリの方がいいんじゃないかな
淡々と読める感じでした! すごい盛り上がりがあるわけではないけれど、機捜の仕事や見当たり捜査について知れて良かったです。
先日読んだ作品に比べて主要な登場人物が少なくて良かった。また、短編集でテンポも良い小説だったので、読みやすかったです。ただ、他の方も書いていますが、指名手配犯をシマさんが次々と見付けてそれが逮捕に繋がっていくのは、現実的にはあまり有り得ないだろうなぁと思うけれど、小説として読む分にはいいんじゃない...続きを読むかと思います。
短編集であり、内容も軽いタッチなので読みやすかったです。 指名手配者が次々と現れ、次々逮捕していくため、もはやコメディ感覚の警察小説でした。
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機捜235
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