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今回の話は、重かった。
覚醒剤が、沢山の人の人生を、壊し、奪っていく。
田舎に住んでいると、そんな事になかなか遭遇しない。
大学生の時、東京に居たけど、いろんな不条理と、堕ちていく人たちを見た。
都会の現実を、久しぶりに思い出した。
悪に染まるのは、ほんの一握りだけど。
Posted by ブクログ
シリーズ三作目、うっかり二作目よりも先に読んでしまいました…(が、特に支障なく読み進めることができました)。
で、本作ではTV業界に渦巻く麻薬犯罪がその対象。そこに警視庁から捜査本部に着任した安積の警察学校時代の同期である鳥飼の娘がコカインをやっている、ということも明らかになり…(このあたりの展開は隠蔽捜査で竜崎の息子の件と似ています)。
さらには捜査本部における相楽警部補との確執も相変わらず、というかんじで、事件を中心にいくつかのテーマが絡まり合って物語が進みます。
このシリーズを読むのは2冊目となり、その特徴がわかってきました。安積の目を通して、捜査に取り組む臨海署の面々の姿が克明に描かれる点こそがそれであり、またシリーズの魅力でもあるのだな、と思うようになりました。何の変哲もない刑事の捜査活動にスポットを当てた、といってしまえばそれまでですが、安積をはじめとした一人ひとりの地道な捜査が少しづつかたちなって、事件の概要が明らかになるのを、読み手もあたかも捜査に参加しているかのような臨場感をもって楽しめるシリーズだといえるでしょう。
Posted by ブクログ
失敗。調べもせず読み始めたら、東京ベイエリア分署シリーズの第3弾だった。シリーズ第1作は『二重標的(ダブルターゲット)』だそうだ。背表紙見開きの既刊本を見ると、『神南署安積班』、『陽炎−東京湾臨海署安積班』というのもある。わかりにくいなぁ、と思った。表紙にシリーズ名とナンバーも入れてあればわかりやすいのに。でも、物語の面白さを削がれることはなかった。一癖ある刑事たちがとても魅力的で、すぐ惹き込まれた。この作品は、刑事たちの捜査活動を丁寧に描く、いわゆる<警察捜査活動>小説。昔観たテレビの刑事ドラマ「太陽にほえろ」を思い出した。主役の安積剛警部補が人の目を気にしたりして、意外と小心を感じさせ、親しみが持てた。上司や部下を見る目も鋭いが、気にしすぎにも感じた。神経質といえるかもしれない。上司や部下が抱いている謹厳実直なイメージと、本人の自己評価とにギャップがあり、そこが面白い。安定感のあるシリーズであることが想像できる。
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小説・文芸
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