ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。デートクラブオーナーが殺害され、現場から逃げ去る美少女が目撃される。第二、第三の殺人が都内で起こり、そこにも彼女の姿が。捜査本部は、少女=リオが犯人であろうという説に傾く。しかし、樋口の刑事の直感は、“否”と告げた。名手が描く本格警察小説。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~3件目 / 3件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
今野敏の刑事ものは、主人公の刑事の性格・環境の設定が独特で面白い。 本作の樋口については、「自分に自信が持ち切れない」「他人にどう思われているかを非常に気にする」という独特の性格が随所に垣間見えている。 こういう人って組織の中に必ず居るよね、というタイプだ。 普通こういった刑事ものだと、主人公は...続きを読む独断的だったり、極端に論理的だったり、とにかく周りとは一味も二味も出来が違うんだ、という形で名刑事ぶりを誇る場合が多いと思う。 しかしこの作品では性格描写によって、樋口が優秀な刑事という印象を巧みにぼかしている感がある。(とはいえ、話の展開が進むにつれてどう見ても名刑事でしょう、としか言えない役割を果たしているのだが) そういった面から、とにかく直線的に解に突き進む剛腕刑事ではなく、微妙に「ゆらぎ」を持ちながらも着実に捜査を進めていく、という姿が進み方として他の作品には無い独特な感覚であり、本作の面白い所だった。
はからずもシリーズを逆順に読むこととなった樋口シリーズ1作目です 登場人物たちを掘り下げてくような感じでこれはこれでおもしろいかも 当然樋口の良き相談相手の氏家との出会いも語られることになると思い楽しみにしていました なぜ樋口は氏家には素直に相談できるのか?まあ類は友を呼ぶということなんでしょうが...続きを読む氏家の外側に向けたポーズの内面に誠実さがあるからなんでしょうな それから相変わらず樋口の自己評価の低さなんですがこれが本当にひどい、ひくつと言っていいくらい 最新巻に比べてだいぶひどい、ということは逆にちょっとづつ自信をつけてるということなのかな そして妻の恵子の評価がほぼ樋口の自己評価と一致しているのが微笑ましく樋口の内面をちゃんと理解してる一番の味方なんだなぁと そして樋口シリーズのシリーズ通してのテーマはズバリ「家族」だということがはっきり分かりました 犯人や容疑者はほとんど家族に問題がある人ばかりだし 樋口家のような家庭を維持するには努力も必要! 努力…足りてるかなぁ?
刑事物はあまり読んだことがないのですが、わかりやすく読めました。 なんにでも過程があり、結果があるというのはそうだと思うが、物事を複雑に考えすぎて、単純なことを複雑に考えるあまりどんどん見えなくなっていくというのは、よくわかる。 経験を積めば詰むほど、おちいりがちな事象だと思う。 登場人物も少...続きを読むないし、刑事物をあまり読んだことない人にいいと思う。
内容(「BOOK」データベースより) 「彼女が容疑者だとは、思えない」警視庁捜査一課強行犯第三係を率いる樋口警部補は、荻窪で起きた殺人事件を追っていた。デートクラブオーナーが殺害され、現場から逃げ去る美少女が目撃される。第二、第三の殺人が都内で起こり、そこにも彼女の姿が。捜査本部は、少女=リオが犯人...続きを読むであろうという説に傾く。しかし、樋口の刑事の直感は、“否”と告げた。名手が描く本格警察小説。
樋口のキャラクターが良い。 警察社会の中では弱いように見えるが堅実な仕事ぶりは評価に繋がり、自信が無いのが丁度良く思える。 続編も読んでみよう。
ちょっと変わった主人公が登場する警察もの その悩める姿は、共感できるところがあります それにしても今野さんは、人を描き分けるのがうまいですね
警視庁強行犯係・樋口シリーズ第一弾。 なんとなく、隠蔽捜査シリーズと 似ていて(警察ものだから当たり前か) 読みやすくて2日で読んだ。 続きも全部読もう。
これは・・・美少女の位置づけが良い 主人公の内面と他人評価のギャップが良い 結末が良い・・・良い作品です
氏家さんと会った話でした。 リオに惚れた樋口刑事をみて、そんなことあるか?と思ってしまいました。 2007年ってそんな古いかなと思うくらい情報が古い気がしました
周囲からは任せておけば安心と評価されているのに、自分はその慎重な性格ゆえに常に自信を持てないまま刑事をやっているという設定の主人公です。 他の刑事物にはあまりないタイプの主人公なので、斬新でした。 こんな主人公なので、少しネガティブな表現が多めで、痛快さはありません。その代わり、人間の感情の複雑...続きを読むさを垣間見ることができます。 事件の設定や展開は、他にもたくさん面白いシリーズを出している今野敏さんなので、楽しむことができました。 僕はもう少し読んだ後にワクワクするものが好きなので、星3にしましたが、合う人にはとても合うさくひんだとおもいます。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
警視庁強行犯係・樋口顕
新刊情報をお知らせします。
今野敏
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
隠蔽捜査(新潮文庫)
試し読み
秘拳水滸伝(1)如来降臨篇(新装版)
海風
曙光の街【新カバー版】
無明 警視庁強行犯係・樋口顕
署長シンドローム
ロータスコンフィデンシャル
潜入捜査 〈新装版〉
「今野敏」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲リオ―警視庁強行犯係・樋口顕― ページトップヘ