【感想・ネタバレ】ST 警視庁科学特捜班 エピソード1<新装版>のレビュー

あらすじ

能力抜群の5人のスペシャリストの見事な捜査、ここに始まる! ST初登場編新装版。多様化する現代犯罪に対応するため新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇殺人、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、STの青山は1人これに異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。痛快無比エンタテインメントの真骨頂!

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Posted by ブクログ

オーディオブックで聴くエンターテイメントとしてこういうのを待ってた!と思った。
超人的なキャラクター達の活躍はもちろん面白いけど、一般的な感性を持つ百合根の考えが随所に挟まれることで物語が遠くに行ってしまわないのもいい。
シリーズ全部オーディオブック化して欲しい。

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2023年05月04日

Posted by ブクログ

今野敏、隠蔽捜査シリーズではない作品2冊目。
最初は5人の捜査員の描写が突飛すぎて馴染めなかったが、彼らのユニークさと、彼らの上司である若い官僚が、振り回される様が次第におもしろくなってきて、所々苦笑しながら読み終えた。
面白かった!

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2023年01月13日

Posted by ブクログ

オーディブルで。登場人物のキャラが立っていて楽しい。
結構、一気に読めた。シリーズ化されているので続編が楽しみだ。

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2022年05月03日

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特捜班のメンバーがみんな個性的でこれからどんな活躍見せてくれるのか楽しみ。
捜査一課の刑事とは信頼関係を築いていけるのか?今回で菊田さんの心は掴んだか?笑
それぞれの特殊能力は凄いが、ただ山吹さんの本物の僧侶っていう肩書きだけ異質な気がしてどのように捜査に生かされるのか楽しみ。

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2025年10月30日

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シリーズもので色々な作品が出ているが、安定して面白く読めた。警察ものだが、シリアスになりすぎないエンタメ小説として良い作品。次のシリーズも楽しみ。

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2025年10月24日

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ドラマ版を懐かしみながら読んだ。でも思ったよりエピソード1は主役だった赤城さんの役割が少なく感じた。まぁ他のメンバーが濃いせいもあるけど 笑
そして青山さんは原作男性だったのか!ドラマはメンバーの比率的なことで女性にしたのかしら?

ともかく読んでいてまたドラマ版を見たくなった。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

今野先生の本はたいていおもしろい。今回のこいつもなかなか楽しかった。欲を言えば、最後の詰めのところ、もう少し盛り上げて欲しいかな。というのは、まさに蛇足か?

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2025年02月21日

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ネタバレ

ドラマも映画も視聴済みなので読みながら、脳内で俳優さんたちが動いてました。とっても読みやすくて面白かったです。青山の設定が美少年だった…というのは驚きましたが笑

初めてオーディオブックで聴きながら読んでいたのですが、読むスピードになかなかついてこなくて結局3倍速の少し遅いくらいで落ち着きました。

出てくるキャラ全員、個性が強いのですが違和感なく調和して、過不足なく全員が活躍していて凄いなっと素直に思いました。
現実ではありえない設定( もしかしたらいるのかな? )だと思いつつ、絶対いたら楽しいじゃん…!!!!と思わせてくれるほどエンタメに振り切っているのが素敵でした。

プロファイリングが好きなので楽しかったです!

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2023年02月10日

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TVドラマ、映画で実写化されているため、気軽に読めそうだと思って手にとった。
エンタメとして申し分なく、力を抜いて、スペシャリストが活躍する系の定番ものとして、爽快に読めました。

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2023年01月30日

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オーディオブックにて。

個性豊かなメンバーによる、よくある刑事物ですが、面白く聞かせて頂きました。

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2022年11月14日

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2022.03.16 完読
ま、完読というより、audibleで聴いたので、完聴?

特別科学捜査班STが、発足されて初めての事件。
こてこて刑事の菊川と変わり者ばかりのSTメンバー、そんな橋渡しをする羽目になったSTのキャップが、連続殺人?な事件に立ち向かう話

今野敏さんの好きな点は、登場人物のイメージを頭の中で描きやすいところだと思う。

美男の青山が、最初は凄く嫌な奴で、いけ好かないなって思ってたけど、段々愛着が湧く不思議な魅力。
これは、でも多分最初に嫌煙されがちなタイプだよなぁ。だからこそ、菊川やキャップのように青山の意見を聴く人間がいて、成り立つ愛着。そういう、人間配置もうまいんだよなぁ。
まだ、他のメンツは要素が少ないから、今後楽しみだなぁ。

以下ネタバレ。

グレコよ!いやなんか、よくわかんないけど、悪事除いたら、めっちゃ愉快そうな人だよね。
話してて楽しくなりそうなんだけど、そういうとこがサイコパスっぽいよね。

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2022年03月19日

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ドラマが面白かったので小説も読んでみようと思って。
ドラマを先に見ていたので、内容が全部ドラマの方の容姿と声で脳内で再生された。

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2022年03月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今野敏「ST警視庁科学特捜班シリーズ」第1作目(1998年3月単行本、2001年6月文庫本、2014年5月新装版)。
「隠蔽捜査シリーズ」や「樋口顕シリーズ」のようなリアル感は無く、漫画かテレビドラマにありがちな登場人物設定のストーリー構成で、これは違うかなと思いながら読み始めたのだが、これはこれでなかなか面白いと引き込まれて一気に読み終えた。

警視庁科学捜査研究所(科捜研)に新設された警視庁科学特捜班(ST)、そのSTに所属する5人のスペシャリストの活躍の物語である。リーダー格の法医学担当で女性恐怖症の医師(赤城左門)、第一化学担当で毒物など化学物質などを嗅ぎ分ける臭覚が発達し、古式武道柔術の達人でもある(黒崎勇治)、文書鑑定担当でプロファイリングの専門家であり秩序恐怖症のイケメン(青山翔)、物理担当で離れた場所の小声も聴き取れる特殊聴力の持ち主でいつも露出狂を思わせるような派手な服装の美人(結城翠)、そして第二化学担当で薬物のエキスパートで実家がお寺で自分も僧侶の(山吹才蔵)の5人だ。5人共警察官ではない、科捜研の一般職員の身分だ。それでも特捜班として捜査本部の捜査会議に参加する。
捜査の刑事達との橋渡しをする役目でSTの実務面の運用を任せられたのがキャップの百合根友久、30歳のキャリア警部だ。そして捜査本部の警視庁捜査一課係長の菊川吾郎警部補45歳が当初STに懐疑的だったのが徐々にその能力を認めて信頼していくようになっていく。

3人の女性が連続で殺害され、いづれも対立する外国人マフィアと深い繋がりがあったことがわかる。香港マフィア、台湾マフィア、そしてコロンビアマフィア三つ巴の新宿権益争いが発端の、愛人報復殺人事件と思われた。3件の殺人事件は手口も全く違い、猟奇的だが3件共被害女性の体内に遺された体液の血液型は全部違っていた。明らかに同一犯ではない別の事件だった。しかし捜査本部の方針に異を唱えたのがSTの青山だ。推理したプロファイリングを話す時、全く違う事件の真相を暴くことになる。

この物語ではSTの各人の特技が発揮される場面で実に痛快に楽しめる。特に黒崎勇治、結城翠、青山翔の3人の特技が凄い。
黒崎の柔術の腕前は超一級だ。香港マフィア7人を相手に一人素手で30秒で5人を倒し、2名は逃げ出す。そして刑事二人を倒したプロのテロリストエージェントを一瞬に倒す。これは痛快だ。
結城の並外れた聴力も凄い。部屋の中の話し声をドアの外から聴いて有益な情報を取ったり、ホテルのフロントでの被疑者の会話をロビーの離れた場所から聞き取ったりしたりする。もっと凄いのが絶対音感を持っていて声紋鑑定と同じように人物を判別、被疑者を特定してしまうところだ。
そして青山のプロファイリング、殺人事件現場に臨場しても当初なかなかプロファイリングをしなかった。それが終盤に理由がわかるのだが、犯人がプロファイリングを想定した偽装をしていたからだった。3件の殺人事件の手口とその理由を青山が語り始めるとまず 菊川警部補が言葉を失い、犯人一人説を相手にしていなかった捜査本部幹部も海外逃亡を企てているという推察に全捜査を投入するのだ。

アメリカで表社会ではイタリアンレストラン経営を中核としたコングロマリットを経営し、裏社会でも麻薬市場を牛耳っているジュリアーノ・グレコ56歳、日本でもグレコ・ジャパンを設立して飲食店の経営等でグレコ帝国を確固たるものにしている。そして日本文化や伝統が大好きで将来引退したら日本に住みたいと思っている。更に中国に経済的にも裏社会でも日本が支配されることを憂慮していて、そうなるぐらいなら自分が支配したいという野望も持っている。
グレコ・ジャパンは日本の化粧品会社を買収し新しい化粧品事業を展開しようとしていた。そのマーケティング調査にジュリアーノは中国系アメリカ人のリリィ・タン29歳を派遣してきた。細身だが強靭な体つきの美人だ。
リリィ・タンの任務にはもう一つあった。日本の外国人マフィアに争いを起こし、組織を弱体化させることだと推察される。ジュリアーノは日本の文化・伝統を破壊する外国人マフィアを一掃させたいと思っているように伺えるのだ。リリィ・タンが任務を敢行し3人のマフィア関係者の女性を殺害し、任務を成功させたがSTに見破られ、逃亡寸前に成田空港で逮捕される。しかし殺害は自供してもその動機や共犯者あるいは教唆については喋らなかった。リリィ・タンは紛れもなくプロのテロリストだった。

読み始めた時は、このシリーズの2作目はもういいかなと思っていたのだが、読み終えると2作目も是非読んでみたいという風に変わった。きっと回を重ねる毎にSTへの捜査員の信頼が積み重なっていき、STも活躍の場も増え、進化し、またSTの新しい魅力が見られるだろうと思う。どういう展開が待っているのか楽しみだ。

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2021年08月20日

ネタバレ 購入済み

科学特捜班の優秀で個性的過ぎる5人のスペシャリストが、生真面目で弱気なキャップの元、事件を解決に導いていく。

とにかく5人が個性的すぎて、リアリティにかけるなぁとか思いながら読み始めましたが、そんな思いはすぐに何処へやら、面白くてどんどん引き込まれていきました。
科学者がメインのせいか、専門用語や学者の名前など結構出て来ますが、それほど苦にはならず、むしろ「へぇー、そうなんだ」と妙に感心したり、納得したりしながら読んでいました。
個性的な5人に目が行くせいか、異色の警察小説との印象が強かったのですが、話の展開は王道の警察小説です。
とにかく、面白いので是非一度読んでみて下さい。

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2021年03月15日

Posted by ブクログ

前にドラマやってたなぁ。。っていう感じですが実際は見ていなかったので、先入観なく読めました。
なかなかキャラが立ってて面白いですね。
CSIみたいな話かなと思ってたら、全然科学捜査はやらないっていう意外な展開でしたw科捜研ものじゃないの?っていう・・。
入浴用リーダーで読んでたので時間がかかってしまったんですがw作品自体は短いですね。わき役というか敵役のパーティも後を引きそうな残り方なので、この後のシリーズを読んでみたくなりました。もう一冊後のシリーズを積んでいるんですが、初期作品も読んだ方がいいかなぁ。。と思ってます。

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2020年04月03日

購入済み

面白かったです

さほど知らずに読んでみました
読みやすく、サラサラと読めて面白かったです。
途中で携帯電話とか登場しないな?
と思いながら読んでいましたが、読み終わってから1998年の作品だと知って納得。
でも、十分に楽しめました。

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2020年02月23日

Posted by ブクログ

STシリーズは『為朝伝説殺人ファイル』から入った。STが捜査現場で初めて活躍する本書は、各キャラクターの特徴を読者に印象付けようという思いが伝わってくる。アメリカの巨大企業のボスが日本進出(支配)を狙って、日本国内の中国マフィア間の抗争をさせようとするが……青山のプロファイリングが最終的には解きほぐすが、もう少し早い段階で可能性の一つとして捜査本部で情報共有できるのでは? と思わないでもないが、司法警察官と警察行政職員との確執を考慮してのことなのだろう。

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2019年10月13日

Posted by ブクログ

有能であるがゆえに変わり者集団の「ST」。
書き込みは足りないけどエンターテイメントとしてテンポよく読めた。

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2018年12月22日

Posted by ブクログ

警視庁科学捜査班STシリーズの第一作だ。このSTシリーズの中でも、この第一作目は、内容が濃い。おそらく一番面白い。犯人像の分析で、青山が活躍するが、彼だけではなく、超聴力の翠や武術の達人の黒崎の活躍が凄すぎる。

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2018年09月08日

Posted by ブクログ

警視庁の科捜研において新しく発足した科学特捜班、通称STの活躍を描くシリーズの第1話。STのメンバーは、個性的な面々の天才科学者5名と天才ではないが若いながらも警部のキャリアである百合根キャップ。STは警察官ではないが、捜査本部に加わり、専門家として捜査に協力する。捜査本部の菊川警部補とは当初反発し合いながらも、徐々にお互いを認め合うようになっていく。ストーリーも申し分なく、とても面白かった。

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2018年04月28日

Posted by ブクログ

面白かった!スラスラ一気に読んでしまった〜!
唯一気になるといえば、青山早くプロファイリングしろもったいぶんなそのやりとり多すぎる。でしょうか(笑)

ドラマ版STを見ていたので懐かしくてシリーズを読むことに。
警視庁に新設された科学捜査班、通称ST。そんなSTに所属するメンバーは全員何かに特化して、何かに弱い。とにかくキャラが濃ゆくてキャラ読みもできるし、物語としてもすごく魅力的。

ちなみに、ドラマ化した時はメンバーでお送りしております。(STのメンバーって色なのよ)

百合根:岡田将生
赤城:藤原竜也
青山:志田未来
結城翠:芦名星
黒崎:窪田正孝
山吹:三宅弘城
菊川:田中哲治
三枝:渡部篤郎

外国人の女性が連続して殺される事件が起きる。立ち上げられた捜査班では、連続殺人にしては全ての殺人手法がバラバラで、殺された女性が各国のマフィアの愛人だったことから、マフィアの抗争では?と判断された。それに意を唱えたのが、科学捜査班STでプロファイリングのプロとされている青山(美少年)

秩序恐怖症の青山は、殺人手法の無秩序さの中に整然とした秩序を感じたことから、犯人像をプロファイリングしていって違和感から犯人を見つけ出していく。

赤城だけ活躍が薄いのでは‥?とも思ったけど、プロファイリングで犯人を導き出した青山。自慢の耳で証拠を逃さなかった翠。寺と神社への考え方から違和感を感じ取った山吹。そして警察でも捕まえられなかった犯人を捕まえた黒崎。そんなメンバーに振り回されながら頼もしさを感じるキャップ百合根。
嫌々言いながらも一緒に頑張ってくれた刑事菊川。頭の中では映像化されながら読めた! 


あと、物語の中で、日本人の国民性の話が結構出てきて、それがとても面白かった。ミステリとか単なる推理小説以前に、人間とか社会的背景も描かれていてハッとさせられた。

日本人は政治に無関心で、全て政治家の思うままだ〜とか、日本人は無宗教な割に祟りを恐れる心とあの世を信じる心は今でも日本人の心を強く支配してるとか。
確かに無意識だったけど私は神様を信じてるし祟りは怖いと思ってる。でも別に特定の宗教は信じてないしなぁと。そんなこと考えたこともなかった。

シリーズものなので続き全部読むのが楽しみ。

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多様化する現代犯罪に対応するため新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇殺人、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、STの青山は1人これに異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。痛快無比エンタテインメントの真骨頂

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

ドラマが好きだったので相違点の興味も含めて原作にも触れてみようと思いシリーズ第一弾を手に取りました。
私あるあると言いますか、やっぱりミステリものは後半で読むペースにスピードが出るのですが、この作品はまさにその典型でした。笑
ドラマのスピード感に慣れていたせいか青山のプロファイリングの全容がなかなか聞けず百合根に似た気持ちを覚えていましたが、典型然り、ラストスパートは一気に読み進められました。

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2025年02月19日

Posted by ブクログ

捜査陣が典型的な淫乱殺人と断定した事件に対し
新設された警視庁科学特捜班 (ST) は、異を唱える。
それぞれの特性を生かして集められた5人の班員。
プロファイリング担当の青山が現場に感じた「違和感」
それが何なのかわからないままに
第二、第三の事件が起きた。
刑事たちに煙たがられつつ捜査に同行する中で
STのメンバーが少しずつ真実に近づいていく…。

作者が戦隊もののイメージで考えただけあって
5人ともキャラがいいですなぁ。
特に今回のスポットライトさん(古い)青山君は
潔癖性が高じて乱雑なところが落ち着くというヘンな美形。
決め台詞は「ねぇ、もう帰っていい?」( ^∀^)
そして、もうひとり、ソナー手並みの聴力の持ち主
ナイスバディの翠さん(←名前が戦隊ものらしく色つき)
こんなメンバーをまとめる班長は、だいたい苦労人。
若いキャリア組にしては、気のやさしい警部。
まだまだ部下の能力を掌握しきれてない感じですが
彼らからは好感を持たれているらしきところ。

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2024年12月13日

Posted by ブクログ

警視庁科学捜査研究所に新設された警視庁科学特捜班に所属するスペシャリスト達の活躍を描く。シリーズ第一作。
メンバー5人は、一般職員で強制執行や逮捕の権限はないが、常識を超えたスキルで、現場の刑事達と軋轢を起こしながらも、事件を解決に導く。
さっくりと読める。

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2023年08月02日

Posted by ブクログ

STシリーズの第一弾
先にドラマを見ちゃったのでキャストが俳優さん達で再現されてしまう
中国人ホステスが殺され、数日後にまた中国人ホステスが殺された。二人は敵対する組織のボスの愛人であり報復殺人かと思われたが。
まぁそうじゃないんですけど。今回赤城さんはあまり出ませんでしたが 百合根警部殿が赤城さんを形容するとき必ず「なんともいえない男の色気を感じ」てて笑う。タイプなだけなのでは。黒崎さんがしぶくてよかったですね。翠さんも大活躍。
しかしなんといっても菊川さん。彼がメンツとかでなく「犯人を間違えることなく逮捕する」ことを第一とした正しい警官でよかった。彼がいたからこそ百合根=STは活動の場を与えられたわけです。ミステリーとかではなくエンターテインメント作品ですね。ストーリーそのものは容易に想像できたので。ドラマに向いた作品かと。
これはシリーズで追います。

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2023年02月13日

Posted by ブクログ

STはScientific Taskforceの略らしい。直訳すると科学特捜班だが、ウルトラマンを思い浮かべていたら、本文に同様のやり取りが出てきて、微笑んだ。
科学特捜班は刑事とは異なり、科学的操作により刑事と力を合わせて犯人を見つけ出す。

メンバーはキャリア警視庁警部の百合根友久が頼りなくも強者のメンバーをまとめていく。
対人恐怖症で法医の赤城左門、プロファイラーであり文書鑑定担当の青山翔、先端恐怖症でありながら武道に長け臭覚が極めて高い黒崎勇治、宗教全般に強く僧侶の山吹才蔵、絶対音感と超人的な聴覚を持ちセクシーな結城翠の5人の活躍が面白い。それぞれの氏名に色が入っているので、ゴレンジャーを思い浮かべてしまう。
特別な能力を持つ代わりに弱点もあるのもストーリーに幅をもたらしている。
もう1人、捜査一課とSTを結ぶ役割を果たしていく菊川吾郎も重要な登場人物である。

シリーズの1回目は、2件の女性の変死体の犯人を追いかける。STのメンバーは各自の能力を活かし、真犯人に迫る。特に結城翠の聴覚は、サイボーグ003を想起させられた。

最終的には青山のプロファイルにより3件目の事件も起こり、そのプロファイリングの過程で他の4名の能力や知力が大きな役割を果たしている。
そして真犯人は・・・。
構成もストーリー性も登場人物のキャラクターもわかりやすく、読みやすかった。
少しもどかしさを感じる作品である。

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2023年01月28日

Posted by ブクログ

癖だらけの天才メンバーが事件を解決する感じ、よくあるけどやっぱりおもしろいし引き込まれる。
キャラが濃すぎて感情移入はしづらい。

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2022年02月09日

Posted by ブクログ

さてさてST班のメンバーが事件の解決をしていくシリーズの今のところの最後の作品
3人の女性が殺された
さてこれをどう解決していくかがみものです。

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2020年12月06日

Posted by ブクログ

おもしろいけど、漫画読んでるみたいな軽さ。
パワーバランスに偏りがある戦隊ヒーローものって感じ。
気楽に読める感じは好きです。
中国人の、料亭経営してるドンみたいな人(名前忘れた)が語った日本人観にギクッとしましたが、刊行の年は1998年。いつの時代も日本人は日本人なんだなあ、笑

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2019年06月07日

Posted by ブクログ

多様化する現代犯罪に対応するため新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、STの青山は一人これに異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。痛快無比エンタテインメントの真骨頂。

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2018年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は3.

内容(BOOKデーターベース)
多様化する現代犯罪に対応するため、新設された警視庁科学特捜班、略称ST。繰り返される猟奇事件、捜査陣は典型的な淫楽殺人と断定したが、ST青山は一人、異を唱える。プロファイリングで浮かび上がった犯人像の矛盾、追い詰められた犯罪者の取った行動とは。最強チーム警察小説シリーズ第1作、

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2017年12月08日

Posted by ブクログ

隠蔽捜査シリーズが好きすぎて、他の今野さん作品も読んでみようと自分で買った本。
ラストの勢いはさすがという感じで一気に読めて面白かった。

基本的に現実味が無さすぎるとついていけなくなるというか、ワクワク感が半減するというか、メンバーがスーパーマン過ぎて、最初は少し違うかも?と思ってしまいました。

でもさすがの今野さん。結局は引き込まれました。
一番長いシリーズだそうですが、楽しみに読み進めてみようと思います。

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2017年10月25日

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