無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで202万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
今野敏『任侠楽団』中公文庫。
『任侠』シリーズ第6弾。
安心安定の面白さ。何と今回は『アキハバラ』『パラレル』などでお馴染みの刑事、碓氷弘一も登場し、さらに面白いストーリーに仕上がっている。
今回はオーケストラが舞台ということで、クラシックの基本知識も散りばめられている。そればかりかジャズとクラシックの音楽性の相違についても記述されており、ジャズ好きにはたまらない内容となっている。
そして何時もながら、親分の阿岐本雄蔵の無理難題に右往左往する代貸の日村誠司が可哀想になって来るのだが、今回ばかりは阿岐本と刑事の碓氷がほぼほぼ問題を解決してしまう。
義理と人情と任侠は、殺伐とした今の世の中にこそ遺しておきたい古き善き時代の日本の思想だろう。
義理人情に厚いヤクザの親分の阿岐本雄蔵のもとには、毎度毎度一風変わった経営再建の話が次々舞い込んで来るのだが、今回は公演まで2週間というオーケストラの内紛処理の依頼が舞い込んで来た。何時ものように代貸の日村誠司が阿岐本の命を受け、コンサルティング会社の社員を装い、オーケストラを建て直そうと奔走する。
そんな中、オーケストラのマエストロが何者かに襲撃され、警視庁捜査一課の変り者の刑事、碓氷弘一が捜査のためにやって来る。ヤクザと刑事の水と油がオーケストラ内で起きた紛争と事件を解決するために手を組むが……
本体価格760円
★★★★★
Posted by ブクログ
任侠シリーズ第6弾
やっと文庫化や!
速攻、購入してしまった(^◇^;)
今回の立て直し案件は、楽団!オーケストラ!
でも、今までの赤字なのを立て直していくのとは毛色は違うな。
今回は、楽団内部のいざこざ。
良くありそうな若手とベテランの!
更に公演の日付が近づいて…
コンサルティング会社の社員として、潜入して解決。
指揮者が襲撃されたこともあって、刑事とタッグを組む!
こんな事件もあるんで、犯人探しもあって、ミステリー要素もあるんやな。まぁ、大した事件やないけどね。
ほんまに一流の人って、自分だけのカテゴリーやなく、他のも吸収して自分を高めていくんやな。
クラッシック、ジャズやなく、音楽として。
今回は、他のシリーズの刑事さんも出てて(名前は内緒)、このシリーズもコラボしていくんかな?
ヤクザの親分と竜崎さんのコンビで!とかなったら面白いかも?
義理人情と合理主義!これからのお楽しみ!
一気読み!楽しめました!
Posted by ブクログ
秋は多くのオーケストラがシーズン開幕を迎える時期だ。私の職場の近くにもオーケストラがやってくるホールがあって、色とりどりのフラッグが飾られていて演奏シーズンの幕開けを教えてくれている。クラシック音楽の世界はどこか敷居が高い印象があるが、実際には多くの人間が集まるひとつの組織であり、そこには会社や学校と同じような悩みが存在するのだろう。そんなオーケストラの世界を舞台にした、人気シリーズの最新作を読んでみた。
今野敏さんが書かれた「任侠楽団 (中公文庫)」は、昔気質のヤクザたちが問題を抱えた組織の再建に挑む「任侠シリーズ」の第6作だ。今回の舞台はオーケストラ。公演を目前に控えながら楽団員同士の対立が深まり、さらに指揮者が襲撃される事件まで発生する。また、ヤクザという正体を隠しながら楽団の立て直しに奔走する日村たちの姿が描かれている。
物語は、阿岐本組がイースト・トウキョウ管弦楽団のトラブル解決を依頼されるところから始まる。新任指揮者の改革路線に反発するベテラン団員と、それを支持する若手団員の対立によって楽団は混乱状態にあった。そんな中で指揮者襲撃事件が起こり、警視庁捜査一課の刑事まで登場する騒ぎとなり、若頭の日村たちは楽団の再建と事件の真相解明という二つの難題に向き合うことになる。
これまでのシリーズ同様にテンポよく読み進められる作品だが、今回はオーケストラという馴染みの薄い世界の内幕が次々と描かれているのが印象的だった。ただし、クラシック音楽に詳しくなくても、人間関係や組織運営の難しさは誰にでも理解できる内容になっているうえに、事件の謎を追うミステリー要素も加わり、シリーズの持つユーモアと緊張感がうまく両立していた。
そして何よりも、このシリーズの魅力である「義理人情」が今回も存分に発揮されている。立場や肩書きが違っても、人を思いやり、組織を良くしようとする気持ちが大切なのだと改めて感じさせられる一冊だった。クラシック音楽が好きな人はもちろん、普段あまり縁のない人でも十分に楽しめる作品だと思う。
Posted by ブクログ
4.5
面白かった〜 普段とはちょっと違うテイスト。
阿木本組にあらたな依頼。
楽団員同士で対立が生まれたオーケストラが舞台。2週間後の演奏会が危ぶまれておりそれを解決してほしいという内容。
途中で指揮者が殴られるという事件が発生。
事件を解決する為に警視庁捜査一課から刑事がやってくる。 お互いの利害が一致し、阿木本一行は刑事とタッグを組むことに。 これも意外。 普段の泥臭く汗臭くという感じでもなく阿木本組が解決していく流れではないがこれはこれで楽しめた。 ミステリー色が強い作品。
この刑事、今野さんの別の人気シリーズの主人公とのこと。 こんどこのシリーズも読んでみたい。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸