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Posted by ブクログ 2020年03月11日
ST5人と百合根.菊川の信頼関係が深まってきた。なかなか理解出来ない相手を 気に入らないとか嫌い というのでなく 苦手 という百合根、菊川の人の良さもいい感じ。
Posted by ブクログ 2018年10月12日
赤城と百合根だけのはずが、最終的にどうやってモスクワにメンバが集合するのか、
ちょっぴりわくわくしながら、読み進めた。
菊川さんの活躍はないが、ちょっとかわいい感じ。
相変わらず、メンバの個性に、リーダーとしてまとめるキャップの苦悩が垣間見れて、
やっぱり面白い。
Posted by ブクログ 2014年09月24日
STシリーズを全て読んだ友人にオススメを聞いたらこちらを勧められました。
STメンバーが日本を飛び出してモスクワに!というだけでまず可愛いです。
ストーリーにも大満足。ドラマを観終わってSTが足りない!と思っている方はぜひどうぞ。
Posted by ブクログ 2014年07月20日
三作目にして、舞台はワールドワイドにロシアはモスクワです。
STメンバーの一人である黒崎が、自身が体得している総合武術「美作竹上流」の支部立ち上げ式のために、休暇を取ってモスクワに飛びます。
時を同じくして、警察組織の交流と研修を目的に百合根と赤城もモスクワに、という具合にあれよあれよとお馴染みのメ...続きを読むンバーが異国の地で一堂に会し…
やや強引な展開ではあるものの、そんなことも気にならないくらいに一気に読ませられます。
舞台が変われど、STメンバーの活躍は止まりません。
ただ、今回、一番気に入ったのはホテルの部屋で、百合根と菊川がビールを飲み交わすシーンだったりします。
もはや、安定安心の面白さです。
Posted by ブクログ 2014年08月07日
ST、ついにモスクワ派遣??
ドッキドキな展開でSTシリーズ、モスクワに行っちゃうよ!編です☆
私は百合根キャップが好きで好きで…。
なにあの子、可愛い!!!!
頭いいのに、キャリアなのに。腰が低いよ!キャップ!!!
教会で謎の爆死事件とか。
ラスプーチンの財宝伝説とか。
ハラハラドキドキも満載...続きを読むです。
不謹慎にも「ぼく、ラスプーチン!!」と酔っ払った勢いでくまプーのぬいぐるみで遊んでたのを思い出しました(笑)
実際ラスプーチンがどんな人物なのかは謎のままなのですが…。
ひそりと菊川さんと翠さんのラブ??がうひひです♪
Posted by ブクログ 2023年11月17日
STの5人がモスクワに集結。
情報交換で行ったはずが、いつの間にか事件解決に関わっていた。
なぜモスクワなのかがわからず、最初はなかなか読み進められなかったが、事件が起き、ST達が活躍し始めてからは読む速度が速くなった。
終盤で、自分(キャップ)のことを好いていないと思っていた菊川が部屋を訪ねてきて...続きを読むビールを飲むシーンが良かった。
Posted by ブクログ 2021年09月05日
今野敏「ST警視庁科学特捜班シリーズ」第3作目(2000年12月単行本、2004年1月文庫本)。
今回の舞台はモスクワだ。ロシア連邦保安局(FSB)と科学捜査の情報交換を目的とした研修にSTから百合根友久キャップと赤城左門の2名が派遣されることになった。時を同じくして黒崎勇治が柔術の指導セミナーでモ...続きを読むスクワへ私的な渡航を予定していた。そして山吹才蔵もモスクワの在住の曹洞宗の檀家の集まりに呼ばれてと、取ってつけたような理由とタイミングでのモスクワ渡航で、偶然にも黒崎と同じ飛行機に乗っていた。
飛行機の中で黒崎は同じ柔術の指導者の芦辺正次郎29歳と二人だったが山吹が黒崎を見つけて声をかけたのだ。その会話を聞いてオカルト関係に精通しているフリージャーナリストの森田康治39歳が声をかけてきて、何やら科学特捜班のモスクワでの目的に探りを入れてくるのだ。モスクワでのラスプーチンゆかりの教会での爆発死亡事件に興味があるらしい。
先にモスクワに行っていた百合根と赤城はFSBが担当しているまさにその爆発事件の捜査に参加することになった。FSBの捜査官の名前は通称アレク、 KGB出身の爆弾テロの専門家だ。アレクは格闘技にも精通していて今は柔術を始めている。そしてそのアレクがFSBに柔術を取り入れようとして黒崎達を指導セミナーに招待した張本人でもあったのだ。
教会の地下室での爆発事件で死んだのはその教会を買い取ったマフィアのヴィクトル・ヴォルコフ。そしてその事件を調べようとその教会に忍び込んだ森田も死んだ。爆発の現場には爆薬の痕跡はなく、その教会では度々ポルターガイスト現象が起きていたという。事故なのか殺人事件なのか、日本人も死んだということでSTの残りのメンバー、青山翔と結城翠が菊川警部補と共に急遽モスクワへ派遣されることになった。
モスクワにSTの5人と百合根、菊川のいつものメンバーが揃い、ロシアが誇るFSBもSTの能力に兜を脱ぐことになるのである。赤城が森田の司法解剖をして、殺人事件と断定し、結城がポルターガイスト現象の謎を解明し、青山が犯人のプロファイリングをしたところで、今回は何と百合根キャップが犯人を推理、特定し、更にアレクもその真相を知っているはずというところまで突き止めていた。
いつもと違う百合根を見た意外性に戸惑ってしまった。またSTに苦労ばかり強いられていた百合根の心の中に、いつのまにかSTが居着いている言動に戸惑いながらもほっとするのである。
ST初の海外出張。
モスクワで、殺人事件の捜査にあたる。
舞台はモスクワ、とうとうSTの海外進出。もちろん菊川も一緒です。
今回も、粉塵爆発だのポルターガイストだのと、怪しげな問題を次々に解決していきましたが、ちょっとした科学のお勉強の様でもあり、面白く・興味深く読みました。
それと、事...続きを読む件とは別ですが、菊川の別の一面が見えてビックリ‼︎
飛行機が怖い翠の手を握っていてあげたり、思い悩む百合根を飲みながら励ましたりと、皮肉屋で横柄な態度は何処へやら、良いオジさんのポイントアップです。
菊川好きかも。
Posted by ブクログ 2020年12月03日
STシリーズ3作目。なんとなく今までのものよりまとまりがあるというか、テンポもよいなと感じました。ちょうど300ページ程度ですし、舞台が海外へ移ったり、途中でSTの面々が合流してきたり、美作竹上流の話しが織り込まれていたりと、小気味よい場面転換があったおかげで前の2作にくらべ読みやすかった印象です。...続きを読む
そして今回は珍しく百合根が事件の真相を解明する役を担うという、これも前作からの流れとはちょっと毛色が違う展開で楽しめました。
3作目になり著者としてもだんだんとシリーズとしてのテンポや作風がより確立してきたのかしら、そんな風にも見えました。4作目からは色シリーズでST一人ひとりにスポットをあてた内容になるようでこちらも楽しみです。
Posted by ブクログ 2019年11月29日
黒崎が主役だと思っていた。モスクワに武術指導に行く黒崎が、偶然事件に巻き込まれ……とはならなかった。ロシアのFSBと日本警察との交流研修で関わった事件が、STメンバーをモスクワに終結させ、怪事件を解決する。FSB捜査官が、正義感から上司を逮捕するという場面にはリアリティを感じないが、それでも物語の展...続きを読む開は面白い。まあ、相変わらず「すいません」なのだが、本書はそれ以外で気になる表記はなかった。
Posted by ブクログ 2019年01月13日
特殊技能を持った科学特捜班の楽しい話。
この作家さんのシリーズは他にも面白くて読んでるが、このシリーズも負けずに面白い。
文章が読みやすいのと、異次元の能力を持つ人達を部下に持つキャップの普通の人間さがまた楽しい。
まだまだシリーズも出ているようなのでゆっくり読んでいきたいと思います。
Posted by ブクログ 2018年12月22日
シリーズ三作目。
粉じん爆発による殺傷事件が、ラスプーチンゆかりの修道院で起きた。
それは彼の秘宝を狙ってのことか?
モスクワにSTチームが結集。
個人的にはシャンバラや「ベロボディアの輪」の話が取り上げられていて興味深かった。
Posted by ブクログ 2017年10月31日
STシリーズ第3弾
そろそろ自分がこのシリーズにはまってきたのがわかる。
ここへきて、まさかのモスクワ?とも思ったけど、全然問題なく面白かった。
現実的でない話が苦手な私ですが、STの面々がきちんと解き明かしてくれるのが爽快でした。
しかし、なんと言っても普通の感覚を持った百合根さんが良い。
普通よ...続きを読むりももっと人が良いかな?
菊川さんとのビールは読んでる私も嬉しかった。
また次の本が楽しみです。
Posted by ブクログ 2015年08月09日
舞台をモスクワに移し、ロシアとの研修という名目で合同捜査。始めは百合根と赤城だけの研修のはずが、黒崎と山吹が私用でモスクワ行で、かつ百合根たちと合流。事件が進むにつれ、残りのメンバーもモスクワへ。SATとの対比といい、ロシアの警部にも認められていく様子は良かった。
Posted by ブクログ 2015年04月27日
シリーズ第3作!
ロシアの捜査当局との情報交換のために出張でモスクワにやってきた、百合根と赤城。そこで起こったラスプーチンゆかりのロシア正教会で起きたマフィア怪死事件にSTが挑む!
百合根と赤城だけだったはずが、なんだかんだ全員揃っちゃうという…(笑)
翠さんと青山を引き連れて飛行機に乗った菊川さ...続きを読むんの苦労人っぷりが笑えます。
百合根とビールを飲みかわす場面もよかったです。菊川さんの厳しさと優しさ、いいなぁ。
今回はキャップがいつもより活躍していて嬉しいです。
メンバーにも認められてきたようだし、百合根自身もSTのメンバーのことを信頼する様子が見られて安心して読めました。
黒崎が警察を辞めるかもしれないということを知った時の言葉が戦隊っぽくていいなぁと思いました。
「5人そろって初めてSTじゃないですか」
熱いぜキャップ…!
キャップの魅力を語ってくださった解説が素敵でした。
ロシアの情勢や文化など知らないことも勉強になったし、相変わらずメンバーの能力のうまいバトンタッチで謎が解けていくのが気持ちよく、ぐいぐい読めました。
色シリーズも楽しみです。
Posted by ブクログ 2015年03月04日
2015/3/4
そつなく面白い。
これはドラマ化の中になかったから是非スペシャルで。
でもドラマのキャップ異動しちゃったから無理か。
ロシアロケとか厳しそうやしな。
終わり方が爽やか。
翠を気遣う菊川さんがかわいい。
Posted by ブクログ 2014年12月01日
ST、ついに海外かあ。
今回は全員そろわないのかなあと思っていたら、やっぱり一緒になっちゃうST笑。良かったです。
ポルターガイストとか、オカルト的なものが出たけど、科学的に解決できてホッ。
Posted by ブクログ 2020年10月04日
序盤、つかみが少し読みにくい。
真犯人が誰なのか序盤から自ずと見当がつく。
登場人物一人一人のキャラの個性が尊重されていて面白い。
超人達の思考や意見を引き出して最後に推理するキャップの活躍も良かった。
Posted by ブクログ 2019年01月09日
モスクワでの事件を現地の警察、ではなく特殊捜査員といっしょに解決していくー
的な。
可もなく不可もなく。でもキャラの個性はより一層でてきたなぁ、という印象。
2018.1.8
7
Posted by ブクログ 2018年06月12日
ロシアの捜査当局と情報交換のために急遽出張せよー。モスクワに到着した警視庁科学特捜班、通称STの百合根と赤城を待ち構えていたのは、ロシア正教会で起きたマフィア怪死事件だった。さらに、日本人フリーライターも変死して…。
Posted by ブクログ 2017年10月15日
ロシアやジャンバラやポルターガイストについての記述があまり興味持てず 途中何度もうとうとしたけど STの面々が揃ってからは 一気に読めた。
武道家としての芦部の心境が 刻々と変わっていくのがいい。
Posted by ブクログ 2017年03月20日
舞台は異国の地モスクワ。
百合根と赤城は科学捜査についての情報交換のための研修でモスクワに。
黒崎は美作竹上流のモスクワ支部発会式を兼ねたセミナー開催の講師としてモスクワに。
山吹はモスクワ在住の日本人に依頼されて、宗派の集まりで経をあげるためにモスクワに。
はからずもSTのメンバー4人が同時期にモ...続きを読むスクワ入りしたのだ。
到着早々に百合根たちはラスプーチンゆかりのロシア正教会で起きた変死事件を捜査することになる。
ロシア捜査当局のアレクと共に事件現場に向かう二人。
一方黒崎や山吹と同じ飛行機に乗り合わせたフリーの記者は、警視庁関係者だと知り黒崎たちに張り付こうとする。
正教会での変死事件を知っていた彼は、ひとり闇に紛れて正教会に忍び込むが・・・。
翌日死体となって発見された遺体を解剖した赤城は、所見から他殺と断定。
東京から青山と翠も呼ばれて、モスクワでST揃い踏みの捜査が開始される。
黒崎にとって武術とは生きるそのものなのかもしれない。
様々な流派を渡り歩き、修行を重ねてきた彼はけっして持って生まれた才能だけで強くなったのではない。
強さの裏には人知れない努力もあったのだ。
アレクにモスクワ支部の指導者就任を請われた黒埼は、「考える」と返答する。
しかしそれを聞いた百合根は、驚き動揺し、思わず黒崎を責めてしまう。
とっさの反応は、百合根にとってSTそのものが、STのメンバーたちが、どれほど大きな存在なのかを教えてくれる。
自分が動揺していることに困惑する百合根。
彼はキャリアであり、いずれSTとも離れなければならない立場にある。
それでもSTは、彼にとっては大切な仲間であり、居場所であり、警察での存在意義そのものなのだ。
巻末に細谷正充によるそれぞれのメンバーの紹介が掲載されている。
その部分を引用してみる。
【百合根友久】
キャリアの警部。
特捜班のまとめ役。
個性的すぎる部下と、やる気満々の上司に挟まれ、さまざまな苦労を背負い込む。
【赤城左門】
法医学担当。女性恐怖症。
本人は一匹狼を気取るが、人を惹き寄せる魅力をもっている。
メンバーのリーダー格。
【青山翔】
臨床心理士で文章鑑定担当。
恐ろしいほどの美貌の持ち主。
秩序恐怖症で、自分の周囲をちらかしておかないと落ち着かない。
【結城翠】
物理担当。特捜班の紅一点。
常人離れした可聴音域と絶対音感をもつ。
閉所恐怖症もあって、いつも解放的な服を着ている。
【山吹才蔵】
第二化学担当。
薬学などの専門家で、麻薬・覚醒剤・毒物に詳しい。
曹洞宗の僧籍をもっている。
【黒崎勇治】
第一化学担当。
化学事故やガス爆発の鑑定の専門家。
嗅覚が優れている。無口。尖端恐怖症。
武術家で、サムライ風格を感じさせる。
Posted by ブクログ 2015年11月19日
そして舞台はモスクワへ!ってなんか劇場版みたい。
STメンバーが能力をいかんなく発揮してを解決に導くという点では少々物足りなかったし、真犯人もかなり早い段階で目星がついてしまっていたから、事件解決そのものはまあまあ。
無口な黒崎の活躍っぷりを見ることができたのはとても楽しかった。
菊川と翠、けっ...続きを読むこう相性いいんじゃん?
赤城と青山の通常運転っぷり、山吹の面倒見の良さには安定感がある。
キャップのおろおろっぷりもよかったけれど、事件捜査の方はけっこう板についてきたのでは。
限りなくキャラクター小説だなあ。
Posted by ブクログ 2014年09月02日
シリーズ三冊目。
やはり普通に面白いけど、それ以上のものはない…というかあっさりというか…なんだろう。
なんとなく空いた時間に読むにはちょうどいい感じ。
ロシアが舞台ですが、あまり深くはつっこんでないなぁと思った。
ラスプーチン、シャンバラ、ポルターガイストなど面白そうな要素は詰め込まれてるんで...続きを読むすが、意外性にはかける。
ポルターガイスト現象の現実的な理由とか、どうやって爆発したかとかはそのまま過ぎて読んですぐわかってしまうし、犯人の動機とかもふぅん…という感じ。
決してつまらなくはないんですが、せっかくこれだけの要素を盛り込んだならもっと膨らませられたんじゃないかなぁとか思ってしまいます。
Posted by ブクログ 2014年08月25日
なぜ「ヨールキー・パールキー」?!(しかも、そこにしか行かない)。
翠の服装を評して、ロシア人が ”あれじゃ、まるで娼婦”的な発言をするが、嘘だろ。初夏、白夜の季節、ロシア人女性のほうがよほど露出度、イケイケ度は高い(15年前のロシアであっても)。 仮に高くなくても、女性が女性らしさを強調した服...続きを読む装にロシア人男性がクレームしないよ。
武道の指導者として何度もモスクワを訪れているという作者にしては土地勘を活かした記述とか、ロシア人描写が少ない(というか、ありきたり)という気がした。
プーチン政権後、オリガルヒ弾圧のタイミングを盛り込んだのは面白いところかな。