あらすじ
携帯のワンクリック詐欺に遭った役者志望の男が、チャイニーズマフィアの名を騙り、悪徳業者に逆襲を謀る。そのマフィアのボスは、歌舞伎町の覇権を巡り別組織と暗闘を繰り広げていた。そして歌舞伎町での連続放火事件に出動したST――絡まる謎に“沈黙の男”黒崎が動く! 「色シリーズ」、堂々のラスト。
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色シリーズのラストを飾るのは、「黒の調査ファイル」黒崎勇治です。
今回の事の発端はワンクリック詐欺。
被害者の茂太が友人の一平と共に、詐欺グループに報復を決意するのですが、そこはやはり素人。
報復に成功したと思ったのも束の間、まんまと敵の罠にはまり絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。
そのピンチを救ったのはもちろん黒崎。
正義のヒーロー黒崎が悪を退治して、事件を解決に導きます。
ジュール熱にアンダーソン局在と難しい話も出てきましたが、わかりやすく書かれていて面白かったですし、しっかりお勉強もさせていただきました。
今回も満足して読み終えましたが、一言だけ言わせて下さい。
黒崎もう少しだけでいいから喋ってくれ〜‼︎
ST 黒の調査ファイル
スマホのクリック詐欺からの歌舞伎町の中国マフィアと発展する話は事実有り得そうで恐怖感があった。詐欺にあった人は恐怖心から金を振り込んでしまう。が、なぜ金を振り込む前に警察に相談しないのか?後ろめたさからなのか?金を取り返すという危険な考えを実行に移せるのは、、若さか浅はかさか?翠さんの知識と黒崎さんの武術がカッコ良い
Posted by ブクログ
黒崎さんかっけー。
黄では消化不良ぎみだった能力をいかしての「理系ミステリ」が面白かったのと、素人詐欺団にハラハラしたりスッキリしたり、楽しくサクサク読めた。
Posted by ブクログ
2015/5/17
安定の。
小説内でもパソコンとか一般的になってまいりました。
ドラマの黒崎友情物語みたいな部分がドラマオリジナルでやはりなって感じです。
でも黒崎は影の努力家ってとことか素敵。
Posted by ブクログ
STシリーズ、黒崎編。
色シリーズもこれで最後。頑なに無口な黒崎さん。武道も極めてるし、確かに潜入捜査にはうってつけなのかもしれない。最後の赤城さんが話した黒崎さんに対する人物評が良かった。無口だけに他人をよく見ていて、事前調査も怠らず、綿密な戦略を立てる。武道の達人は、戦略家でもあるわけですね、さすが空手道を極めてらっしゃる著者さんならではの言葉です。
警察側の人間以外のキャラが総じてしょぼい感じを受けたのは残念なところだけど、STの特性を生かしたトリックの看破、プロファイリングはさすが。黒崎さんの潜入捜査がどう事件と絡んでくるのかしらと思っていたが、なるほど別件逮捕に使われたのか。組対との確執も絡み、刑事課とSTのチームワークの良さがよく出ていた捜査だったと思う。面白かった。
Posted by ブクログ
一平が裏切るんじゃないかと冷や冷やして読んだがそんなことはなかった。
黒崎がいるので安心読むことが出来た。
アンダーソン局在についてはさっぱり分からなかった。
Posted by ブクログ
いつも寡黙すぎる黒崎さんの巻。下調べがすごすぎて驚いた。STのメンバーとはもう少し話してもいいような気がするけれど。若者たちの暴走に呆れた事件でした。無事で良かったね、とは思うけれど、もうちょっと危ない&痛い目に遭っが方が良かったんじゃないの?とも思います。
Posted by ブクログ
シリーズ8作目らしい。色シリーズはいくつか飛ばしてしまったと、巻末解説を読んで気づく(苦笑)。
ま、いいか。順不同でしょ(笑)。
連ドラ版との、黒崎のキャラの違いが興味深かった。
この話を連ドラではああいう風にアレンジしたのね♪
・・・が、感想の全てかな。
しかし、竜崎さんの物語との、この作風(雰囲気)の違い…。作家さんって、凄いねぇ。としみじみ思う。
★3つ、7ポイント。
2019.12.19.古。
※↑なんか評価低めにしちゃってはいるけれど、好きなシリーズなのは間違いない。既巻は逐次読んでいく予定。
※色シリーズの既読と未読が定かでない…(苦笑)。
赤と青は確かに読んだ記憶があるのだが……
調べてみねば。