【感想・ネタバレ】ソウルメイトのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月19日

どの子も本当に可愛くて愛おしくて、愛おしすぎて涙が出てくる。犬って最高の存在だね。
特にカータの話は涙がボロボロ流れた。

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Posted by ブクログ 2024年01月25日

共感できる。
本当にうまいなぁ、と思う。
犬に限らず、猫や他の動物を好きで買ったことある人には共感できるところが散りばめられていると思う。

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購入済み

ソウルメイト

2024年01月22日

私も犬が大好き。私が好きだよと声、表情、態度で表せば犬もまたありったけの表現で返してくる。信頼すれば決して裏切らない。健気。しかし寿命は短い。10〜18年。いつか別れの日が来る。分かっているはずなのに考えたく無い。失った後の喪失感を味わってしまうと犬を飼うことができなくなった。

#癒やされる #泣ける #切ない

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Posted by ブクログ 2023年11月22日

エピソード毎に涙腺崩壊。自分が犬に弱いのもあるが、ほんとーーーに馳さんが書く犬が愛おしい。そして作者の犬愛が溢れて止まらない。
読めば分かる。絶対犬好きの作者。

そして調べてみたら案の定バーニーズLoveのバーニーズ第一優先で生きてる人だった。笑
もうね、文章読んだだけで分かる。

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Posted by ブクログ 2023年08月28日

犬の魅力を引き出す描写がうますぎるのは無論のこと、作者の犬への愛が伝わる。今作で紹介されている、ポップで有名で人気種のわんちゃんたち。犬種に詳しい人なら、飼育難易度が高いと判断できるんだよな。それぞれ保たれてきた血統には性格とライフスタイルがあり、人間との向き合い方付き合い方がみーんな違う。唯一同じ...続きを読む点は、人間と犬は確固たる信頼関係のもと、魂間で付き合えること。これらの血統による犬種の違いが細かく描かれており、馳星周先生の研究熱心さ、犬への情熱に圧巻。

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Posted by ブクログ 2023年06月07日

7匹の犬と人間(飼い主やその家族など)との物語を描いた短編集。馳星周著「少年と犬 」を読み、同じ作者による他の犬と人間の物語を読んでみたくなり、「ソウルメイト」シリーズを見つけて読み始めた。
子供の頃、犬を飼っていたもののその後はペットを飼えない環境に暮らしてきた。今も管理規約でペット禁止のマンショ...続きを読むンに住んでいるが、内緒で3匹の猫を飼っている。猫を飼うのは初めての経験で最初は犬との違いに戸惑った。しかし、長年共に暮らす中で犬との共通性にも気付いた。今回『犬の十戒』を初めて読み、そのほとんどが猫に置き換え可能だと悟った。
7つの短編を読み進めるにつれて、犬と人間の心の交流に引き込まれていった。犬好きには(猫好きにも)涙や感動なくして読むことができない物語だ。

最後に「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」を読み、ただひたすらに寂しかった。私の愛犬は私が進学のため実家を離れている間に亡くなった。したがって愛犬や愛猫の最後に立ち会ったことはまだない。私は愛猫達が亡くなった時、はたして寂しさに耐えらるだろうか…

『犬の十戒』

【1】ぼくは10年から15年ぐらいしか生きられないんだよ。 だから、ちょっとでも 家族と離れているのは辛くてしょうがないんだ。 ぼくを飼う前に、そのこと、考えてみてよね。
【2】父ちゃんがなにをして欲しがってるのか、 ぼくがわかるようになるまでは忍耐が必要だよ。
【3】ぼくのこと信頼してよ。ぼくが幸せでいるためには、 みんなの信頼が必要なんだから。
【4】長い時間怒られたり、 罰だっていって閉じ込められたりするのはごめんだよ。みんなには仕事だとか遊びだとか友達がいるでしょ? でも、ぼくには家族しかいないんだよ。
【5】いっぱい話しかけてよ。人間の言葉はわからないけど、 話しかけられてるんだってことはわかるんだ。
【6】ぼくにどんなことしたか、ぼくはずっと覚えてるからね。
【7】ぼくをぶつ前に思い出してよ。 ぼくはみんなの骨を簡単に嚙み砕けるんだよ。 でも、ぼく、絶対にそんなことしないでしょ?
【8】言うことを聞かないとか、頑固になったとか、 最近怠けてばかりだとか言って叱る前に、 ちょっと考えてよ。 食事が合ってなかったのかも。 暑い中ずっと外にいて体調が悪くなったのかも。 年をとって心臓が弱くなってるのかも。 ぼくの変化にはなにかしら意味があるんだから。
【9】ぼくが年をとってもちゃんと面倒見てね。 みんなもいつか年をとるんだからさ。
【10】ぼくの嫌なところに行くときは、 お願いだから一緒にいてよ。 見てるのが辛いとか、 見えないところでやってとか、 そういうことは言わないでよ。 そばにいてくれるだけでいろんなこと、 頑張れるようになるんだ。愛してるよ。 それを忘れないでね。

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Posted by ブクログ 2022年12月29日

犬にまつわる話。
自分も犬を飼ってるから、感情移入しすぎてずっと泣いてた。
柴とバーニーズが泣きすぎて…
犬は家族なんだよ。

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Posted by ブクログ 2022年09月29日

今年の初めに15年間癒してくれた愛犬を亡くした私には、この作品を小説としてどうこうと評価することは難しいです。

ただ、ただ、犬が好きな方、犬が側にいる方、犬が苦手な方、動物が好きな方に読んで欲しい一冊。

私が飼っていた犬種の章はありませんでしたが、どの犬の描写も私が大事に思っていた、かけがえのな...続きを読むい愛犬のそれと重なり、涙なしでは読めませんでした。

とても暖かい気持ちになれます。
改めて、愛犬に深い感謝と愛を感じました。

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Posted by ブクログ 2022年01月27日

現在、犬(それも柴犬)を飼っているからこそ、柴犬のエピソードは特に刺さった。

ウチはまだ幼犬だが、日々一緒に生活している中で見える仕草や表情など、共感できるものが多くどの話も最後は涙を堪えるのに必死で、通勤中に読むものではないなという感想。

犬は魂の伴侶(ソウルメイト)。一緒に暮らしているからこ...続きを読むそ心からそう思い、早く家に帰りたくなるような話でした。

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Posted by ブクログ 2021年04月12日

一気読みしました!
犬派の私としては犬を看取る話は泣きながら読んでました……いまの愛犬にとって私はきっと魂の伴侶と言えるような存在ではないでしょうが、あの子がくれる愛情以上のものを返せるようになりたいです。

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購入済み

共感

2021年03月03日

久々に素晴らしい小説に出逢えた。
最後は涙を我慢しながら読み終えた。
共感,共感,共感…。
世界で一番大切で,愛おしいかたまり。

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Posted by ブクログ 2020年08月01日

犬好きにはたまらない。
チワワ・ボルゾイ・柴・コーギー・シェパード・ラッセルテリア・バーニーズ
読みながら。ついついうちの柴ワンコを撫でてしまう。
可愛いワンコ、しっかり者の妻、しょーもない夫
のパターンが多くて笑える。

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Posted by ブクログ 2019年01月20日

ガッツリ!馳星周さんの犬ものにハマってます。すごーく、すごーく、優しい物語です。犬を飼うことで人間が何を教わり、何を感じて行かなければならないか。犬を飼ってる私としては反省すべき事がイッパイあります。馳さんのブログの中には、ワルテルや森や小説の中にあるものが現実として書かれているので、オススメです...続きを読む♪犬が居る居ないに限らず、読んで欲しい一冊です。

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Posted by ブクログ 2023年06月25日

私も犬を飼ってます。誕生日を迎え5歳になりました。犬を擬人化せずに犬として接する筆致でしかも感情がこもってる。忘れがちな優しさに触れられる良い機会になりました。

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Posted by ブクログ 2023年02月11日

犬を飼うのは喜びだけでなく、悲しみもあることを改めて感じた。あとがきにある「奪い去られることを定められた幸福」という言葉が印象的。そして馳星周の犬への愛情が伝わってくる作品でした。

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Posted by ブクログ 2022年12月14日

泣ける。
柴犬とバーニーズで泣きました。
昔から生き物と死が絡むと泣いてしまう方ですが、やっぱり堪えられなかったです。

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Posted by ブクログ 2022年11月13日

2015年出版。『少年と犬』で作者の筆致に驚愕して、気になる本はいくつかあるものの、読みやすそうな題材だからって手に取ったものの、誤算だった!

柴犬の動画なんかを観てて、かわいいなあ、犬ほしいなあなんて分別なく犬を飼おうとしている人、ぜったい読むべき名著!

これは小説なのか?十訓抄なのか?ってぐ...続きを読むらいに教訓が散りばめられている。ストーリーも面白いんすよ!馳星周の、簡潔ながらも脳裏に映像を浮かばせる秀逸な筆致も健在なんすよ!

でもそれ以上に、犬を飼うことに対する戒め、軽々しく飼ってはいけない警鐘のような作者の強いメッセージがグイグイくる。

それでいてやっぱり、犬いいなあと思わせる犬愛に満ちた稀有な物語の数々に心を打たれた。久々に、人に勧めたいと思わせる小説を読んだ気がした。

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Posted by ブクログ 2022年07月14日

家族の中でなにかしら問題を抱える主人公と、その愛犬たちの物語7話を収めた短編集。タイトルが犬種名になっていて、その中に我が家の愛犬コーギーも名を連ねていたので衝動買いしてしまいました。
犬の表情や動きの描写がとてもリアルで、姿が目に浮かぶようです。作者の馳星周さんは軽井沢在住とのことですが、この短編...続きを読む集の舞台の多くが長野県で、その自然の描写もとても素晴らしく、引き込まれます。
個人的には、「ボルゾイ」「ジャーマン・シェパード・ドッグ」「ジャック・ラッセル・テリア」の3話が優しいお話で好きでした。

愛犬が10歳を過ぎ、これまでこの子と過ごした月日より、これから一緒にいられる時間のほうがずっと短いだろうことをよく考えるようになりました。その時のことや、その時に向かってだんだん弱っていく愛犬の姿を想像して、ときどきいたたまれなくなったりもします。
でも、人と犬が心を通わせて一緒にいる物語を読んでいると、今この子と一緒にいられる贅沢をもっと楽しまないと!と思えました。
これからも「大好きだよ~」の気持ちを手のひらから大放出しながら毎日愛犬をなでて過ごそう。

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Posted by ブクログ 2021年09月22日

犬と人間との暮らしを綴った七編の短編集。
時に支え支えられ、人間と犬とが寄り添って生きる姿に感情を揺さぶられ、じんわりと心に響いてきます。
子供の頃、実家で飼っていた犬との日々を思い出し懐かしさでいっぱいになった。

言葉は交わせないけど、人間の言葉や感情を理解しているとしか思えないときが確かにある...続きを読む
優しくて、頼もしくて、愛しくて、守るべきかけがえのない家族♪

犬と人間の絆に心温まる場面もあれば、人間の身勝手さに読んでいて胸が痛くなる場面もありました。
動物と暮らす悲喜こもごもを感じる作品。
特に動物と暮らした経験のある人は、涙なしに読めないと思います。

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Posted by ブクログ 2021年06月09日

馳星周は以前よく読んでいた。「不夜城」から始まる、いわゆるノワール小説、ジェイムズ・エルロイ的なテイストがあり、好きな小説家だった。
昨年、馳星周が直木賞を受賞したのを知った時も、ノワール小説で受賞したのだと思っていたが、「少年と犬」という小説で受賞したのだと聞き、ノワール小説以外の分野も書くように...続きを読むなったのだな、と知った。
本書「ソウルメイト」も、犬を題材にした短編小説集。馳星周は犬が好きなのだろう。犬への愛情を強く感じられる小説集だ。
昨年の秋くらいから、家の近所をよく散歩をするようになった。よく散歩するようになって気がついたのは、犬を飼っている人がとても多いことだ。朝も昼も夜も、散歩に出かけると、犬を散歩させている人たちとすれ違うことが多い。ウィキで調べてみると、2018年の日本の飼育されている犬の頭数は、890万頭ということであった。日本の人口が1.2億人だとすれば、人間約13人に犬が1頭という計算になる。であれば、散歩の際に、これだけ犬に出会うのもうなずける。
犬はソウルメイトとイギリスでは呼ばれているという記述が本書の中にある。文中では、ソウルメイトは、「魂の伴侶」と訳されている。人類の長い歴史の中で、犬は人間にとってとても良い相棒だったのであろう。それがうなずける飼い主と犬の散歩に出会うこともある。
短編小説集としては面白かった。続編もあるようで読んでみたいし、「少年と犬」も読んでみたくなった。

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Posted by ブクログ 2021年02月20日

ソウルメイトⅡを先に読んで面白く遡り読む。
犬種毎に飼い主との繋がりを綴った短編集で其れの内容が犬との繋がりを描き幸せな気分を味わえた。

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Posted by ブクログ 2020年01月21日

映画「わんだふる・ライフ」
映画「わんだふる・ジャーニー」
が 
お好きな人は 必読
この「ソウル・メイト」
が 
お好きな人は 上記の映画は 必見

馳星周さんは初読でしたが
いやいや 何度も ぐっ
と させられてしまいました

最後の一編「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」
を読んだ後、
...続きを読むしみじみと 
表紙の写真を眺めてしまいました

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Posted by ブクログ 2018年11月30日

犬の十戒も含め、ペットを飼う前に、その動物の性格などを勉強するのが飼い主の務めであるとしみじみ感じた。

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Posted by ブクログ 2018年04月11日

内容(「BOOK」データベースより)
人間は犬と言葉を交わせない。けれど、人は犬をよく理解し、犬も人をよく理解する。本当の家族以上に心を交わし合うことができるのだ。余命わずかだと知らされ、その最期の時間を大切に過ごす「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」、母の遺した犬を被災地福島まで捜しに行く「柴」など...続きを読む。じんわりと心に響く、犬と人間を巡る七つの物語。愛犬と生きる喜びも、失う哀しさも包み込む著者渾身の家族小説。

失う悲しみを込みで犬を愛し、共に生きていく事を選択した人々にはどれもこれもキラキラして切なくて胸に突き上げるものがある物語の数々です。犬と共に過ごした人にしか分からない事ですが、無償の愛を注がれているという実感が感じられるのは間違いなく犬だと自信を持って言えます。飼い主の姿を求めて切なく鳴く犬を見ていると、こんなにも誰かを痛切に求める事が自分にあるだろうかと思います。打算の無い愛情が自分に向けられているという充足感には替え難いものがあります。
さまざまな犬と飼い主の魂の触れ合いは、本当に犬が好きでないと書けない愛に満ち溢れています。
何しろ最終話の「バーニーズマウンテンドッグ」は絶対に泣くので人がいる所では読まない方がいいです。現在進行形で犬を飼っている人だと涙腺崩壊してしばらく号泣から立ち直れないかもしれません。
馳さんこんな本書いていたんですね。ノワールしか書かない人だとばかり思っていました。

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Posted by ブクログ 2023年12月24日

犬を飼いたいと思いこの小説を購入。
短編なので読みやすいです。
犬の尊さだけでなく、飼い主の責任感と喪失感がよく分かりました。
最後のバーニーズの話は泣ける

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Posted by ブクログ 2023年09月21日

ジャーマンシェパードドッグ のお話が特に好き。 犬にしろ猫にしろ虐待される動物がこの世から1匹もいなくなる世の中になって欲しい

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年07月08日

7匹とその家族を描いた短編集。どうしても犬が最後を迎える話が中心になってしまうので、つらい。同作者の受賞作「少年と犬」に繋がっているのがよく分かる。また作者が無類のイヌ好きであることも十分納得できる。

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Posted by ブクログ 2023年06月19日

この作品は、初めに書かれていた
「犬の十戒」を読んだだけで、
こみ上げてくるものがありました。

犬との信頼関係が生まれていく様子は
読んでいて温かな気持ちになります。
でも、失う哀しさの話に気持ちが引きずられて
読み終えた時は、切なさが強かったです。

☆3は、長編好きなので、ちょっと辛め。

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Posted by ブクログ 2022年11月03日

犬と人間を巡る7つの短編小説。登場する犬はチワワ、ボルゾイ、柴、コーギー、シェパード、ジャックラッセル、バーニーズ。
バーニーズの章は組織球性肉腫になったバーニーズとその飼い主の最後の数ヶ月が描かれており、泣きながら読んだが良い過ごし方だと思った。まさに犬と人がソウルメイトとして絆を持つとこうなのか...続きを読むな、と思った。

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Posted by ブクログ 2022年01月21日

犬を飼っている方にぜひ読んでほしいと思った一冊。
犬を飼っている母に勧められて読んだ。

この話を読んでからわんちゃん動画、ネコ動画を見まくってしまう。
うーん!犬と一緒に暮らしたくなる!!

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Posted by ブクログ 2021年10月30日

犬好きの人にお勧めの一冊。
個人的には、陽だまりの天使たちのほうが心に刺さったのだが、本書の方が内容が薄いとか、そういう事ではなさそうだ…短編集なので慣れてきたのか?

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Posted by ブクログ 2021年02月27日

犬って笑うんだねぇ

子どもの頃、何種類かの犬を飼っていたけれど
あれは笑っていたのかな

この本は犬と人の絆を描く7つの物語だ

それぞれ
様々な悩みのある人たちが犬の存在に支えられている
ペットじゃなくて家族なんだね

震災で取り残された犬の話は特に泣けた

世の中いろいろな人が居るけれど
家族...続きを読むとして迎えた命
大事に育てたいね

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