辻村深月の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:辻村深月(ツジムラミヅキ)
  • 性別:女性
  • 生年月日:1980年02月29日
  • 出身地:日本 / 山梨県
  • 職業:作家

千葉大学教育学部卒。2004年『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』、『本日は大安なり』、『オーダーメイド殺人クラブ』など各賞候補作となる作品を次々と手がける。『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞受賞。同作品は映画化もされ、好評を博した。『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞している。

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配信予定・最新刊

文藝春秋2024年4月号
NEW
1100円(税込)

作品一覧

2024/03/15更新

ユーザーレビュー

  • 傲慢と善良
    少し前に感じでいた気持ちを思い出して、とても懐かしかった。

    小説を読んでいて、感動したとか自分の考え方に影響を与えたとかは今までもあったけど、自分の過去を思い出してすごく心揺さぶられたのはこの作品が初めてかもしれない。

    きっともっと若い時に読んでいたら苦しすぎて読むのを辞めていたかもしれないし、...続きを読む
  • 傲慢と善良
    朝井リョウさんの解説の通り
    人間の灰色っぽい感情に対する「解像度の高さ」圧巻でした……秒で読み終わった。
    これって本当に恋愛だけじゃなくて、自分が気付かないうちに他人を見下していたという傲慢な自分が見えてきてゾッとしてしまう。

    「親の期待に応えたい」だけで真面目に生きてきたがゆえの善良さが足手纏い...続きを読む
  • 傲慢と善良
    誰にでも傲慢な部分と善良な部分があり、それを自分自身が認めることと他人にもそういった部分があるということを認知し、尊重することが大切だと思った。
    途中の架のように自分を客観視することで分かることもあると思うので、自分も冷静に自分自身を見つめる時間が必要だと思った。なんでも他人に求めるのではなく、自分...続きを読む
  • 名前探しの放課後(下)
    タイムスリップによって自殺してしまう『誰か』を見つけた主人公とその友人たちが、なんとか回避するように全力で動く。その誰かを見つけて守る話だと思っていたら、さらにその続きがあったとは。本当はイジメられている誰かではなく、別の人の死を回避するために本人を巻き込んでいたこと。最後の章で一気に話が変わり、驚...続きを読む
  • かがみの孤城
    終わりにかけてとてもよかった。
    人とのつながり、信じる力で人は強くなれる。

    それにしても、思春期の悩みはこんなに繊細だったか。
    傷つきやすく、傷つけやすい。
    そんな世代に寄り添うのは難しい。
    こころの母の寄り添い方、母として、自分にできるだろうか。
    自分の思春期が遠すぎて、思い出せない。
    たくさん...続きを読む

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