島はぼくらと

島はぼくらと

作者名 :
770円 (税込)

3pt

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作品内容

この島の別れの言葉は「行ってきます」。きっと「おかえり」が待っているから。 瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。

島はぼくらと のユーザーレビュー

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月21日

    とても良かった。
    中盤辺りからかなり面白くなってきた。
    最初はただのお嬢様かなと思っていた衣花の強い心と友達を想う気持ちが分かってきて、一番好きな人物になっていた。
    終わりもとても良くて、うるっときた。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月20日

    中学生の時に一度読んだことがあったけどなんとなくまた読み返したくなった。
    瀬戸内海にある「冴島」が舞台のお話。
    島で暮らすことに憧れとかは全くなかったけどこの本を読んで島暮らしに少し興味が湧いた。将来的に島で暮らすことは絶対ないと思うけど。
    自分が田舎育ちで閉鎖的な空間に対して嫌悪感しかないから島で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月10日

    島に暮らす4人の高校生と大人たちの物語
    島だからこその人間関係の濃さだったり、Iターンの人との距離感だったりなんか大変そうだなと思いながら読んでいましたが、最後には島暮らしも良いなと思いました。
    読み終わって、心があたたかくなりました。

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    Posted by ブクログ 2023年07月24日

    本当に良かった。

    4人それぞれの葛藤や苦悩がありながらも最後には全て納得のいく、ほっこりとしたお話だった。

    冴島という、小さい島での出来事。
    シングルマザーなどIターンでくる人々と、島で生まれた人たちとの関係や、小さい島だから学校がなく、高校大学に行くには島から出ていかなければいけない。

    兄弟...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月23日

    傲慢と善良→青空と逃げるから辿りつきました。
    爽快な読み応えでした。
    夏に読むのがいいかも。
    辻村さんの作品が好きなのかもしれないと気づいた。
    瀬戸内海に浮かぶ火山島?
    どこをイメージして良いか戸惑ったw

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    Posted by ブクログ 2023年07月22日

    10年ぶりに読んでみて、他の辻村作品も読んでみてさまざまに新たに気付かされる部分もあり、
    もともと好きな作品だったけども、更に好きになりました。
    人間関係の濃さと その良さ、ドロドロ うまくあらわされている。

    最後の一文、ヨシノさんのモデルだろうなと思ってた人がまさにその人で驚きました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月21日

    1つの物語に、社会問題や登場人物の視点が沢山盛り込まれているのに、くどくなく涙さえしてしまう。作者の物語の構成力に驚愕しつつ、衣花ちゃんのエピソードで号泣してしまった、、。
    こんなにもひとりひとりが主人公になれる本なかなかないと思います。
    また大好きな本が増えました!!

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    Posted by ブクログ 2023年06月22日

    ほんわかするようで、離島へのIターンやUターン者、在来島民の複雑な思い、感情とか。良い知見になる。

    学生に夏休みに読んで欲しい本。

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    購入済み

    最高評価

    大庭葉蔵 2023年04月04日

    星が5までしかないのが残念と思うほど、素敵な作品に出会えました。オチは行き過ぎかもしれませんが…好みの問題でしょうか

    #深い #泣ける #感動する

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    Posted by ブクログ 2023年09月22日

     辻村深月さんの本は好きです。この本みたいに島で暮らす高校生のお話も好きです。こんな環境で青春時代を過ごすのもいいかなと感じます。辻村深月さんは一人一人の、それも異なる世代の人々の心の揺れ動きを表すのがすごく上手いと思います。
     ただ、この本で残念に感じたのは、話があちこちに飛び過ぎたのと、ラストは...続きを読む

    0

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