盲目的な恋と友情(新潮文庫)

盲目的な恋と友情(新潮文庫)

小説・文芸
693円 (税込)

3pt

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タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    盲目的な恋と友情(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    453909
  • 電子版発売日
    :
    2017年07月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

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盲目的な恋と友情(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    目次が「恋」と「友情」の2つ

    「恋」は、一瀬蘭花目線
    結婚式のシーンから始まりそこに至るまでの一瀬蘭花の恋物語が描かれている

    「友情」は、傘沼留利絵目線
    留利絵の過去から始まり「恋」と同じ時系列で物語が進む

    盲目になれる人と出会えることはとても素敵なことだとは思うけど
    幸せとは真逆で苦しい物語だと思った

    特に、同性の友情に盲目になってしまう留利絵はとても見てはいられない
    私の1番苦手なタイプ
    同性愛者で恋愛として見てるならまだ理解できるが、
    同性愛者ではないと描かれているので、、、

    友情は愛には勝てないと私も思っている派なので
    留利絵の蘭花にとっての1番になりたいという気持ちが怖いなと思った

    そして、ミステリー要素が入ってたのも面白い物語でした
    最後の最後で茂実の死についての真実が分かる

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    恋愛小説(本作は友情についても語られているが)で面白いと思うことはあまりないけれどこれは本当に面白かった。
    蘭花の心情も恋の盲目さも独占欲の愚かさも全てリアルで美しかった。

    ストーリーも辻村深月なだけあってミステリーチックなのも飽きずに読めてよかった。

    私はすごく蘭花に共感したが、蘭花に共感する者と留利絵に共感する者で大きく別れるだろうなと思った。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    女子の恋愛、友情がここまで深く描かれている本は初めてで、男の私にとってすごく興味深く、面白かったです。恋愛って男女2人で完結するものではないんだなと改めて感じたし、親友とは何かもすごく大事だなと思いました。

    0
    2026年09月24日

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんの作品を読むのはこれで三冊目。
    傲慢と善良、かがみの孤城

    今までに読んだ彼女の作品の中で一番好きだった。
    恋編を読んでいるとき、自分が友達にそんな人諦めた方がいいよ、もっと素敵な人いるよと言われたことを思い出し、ああ、自分って相談してる相手からしたらこういうふうに見られて、こんなことを思われているんだろうなっていうのを感じた。
    私は蘭花の恋愛は美しいと思った。
    もっともこういう恋愛が理想だとも、こんなに嫌悪感を抱く恋愛なんて絶対にしたくないだろうとも思い、複雑な感情になった。

    友情編では留利絵に対して、すごいなこの子という感情になった。私は彼女のようにはなれない。
    読みながら自分の大好きな二人の女の子の友達のことを思い出していた。
    私もその友達が誰かと自分より仲が良さそうにしていたり、自分の知らない話になった時に嫉妬というか喪失感を覚えることはあるが、ここまでの狂気というか深すぎる愛で友達に向き合えないと思うし、どこかで向き合いたいと思っているけど、この感情を向けることで線引きをされて嫌われてしまうんだろうな、と思った。自分なりに友達のことを大事にして、その気持ちを伝えてはいるが、結局行きすぎた愛なんて面倒なだけなんだろうなと思い、勝手に悲しくなった。

    解説も読んでいてすごく納得したし、面白かった。

    この物語は自分に重ねることもできるし、ものすごく俯瞰視して、色々な考えを持ちながら読むことができるとても奥深い話だなと思った。

    読書好きの友達に勧めようと思う!
    素敵な本に出会うことができてよかった。
    機会があればファイヤドームも是非読みたい。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    とっても面白かった!最初は茂実がクソ野郎すぎて、蘭花ちゃーん!早く別れて!幸せになって!って友達目線で思っていましたが笑、雲行きが怪しくなって友情パートを読んで、ああ…ってなりました。
    わたしは留利絵側の気持ちが多少わかるなと思いましたが、お互いの気持ちがすれ違うほど執着しちゃうのってなんでなんだろう笑
    失うくらいなら自らの手で壊したいと思ってしまう気持ちはとてもよくわかる。絶対あとで後悔する。でもやっちゃうんだよね。ポイントになる登場人物がみんなどこか狂っててとても愛おしいなと思った作品でした。

    0
    2026年09月20日

    Posted by ブクログ

    恋の視点から見た物語と友情の視点から見た物語でおもしろかった。
    親友でいたいし必要とされたいし、感謝してほしいし、いろんな感情で相手を支配したくなってしまう。最後の結末は予想外だった。

    0
    2026年09月18日

    Posted by ブクログ

    はじめて辻村深月さんの作品を読みました。面白い!!!

    盲目的な恋はなんとなくイメージできたり、経験(ここまで壮絶ではないが…)と重なるところもありましたが、盲目的な友情はもう怖すぎた。
    特に、友人の恋愛話をまるで自分が経験したかのように受け止めてしまうところがゾッとした。
    個人的な感想ではありますが、女の友情は恋愛の前ではなす術がないことがリアルにジクジクと書かれた作品だと思いました。

    他にもどんな本を書かれているのか、早速次の本を探してみたいと思える作品でした^^

    0
    2026年09月15日

    Posted by ブクログ

    話の進め方と、全ての結末にあっぱれである

    蘭花と留利絵
    それぞれの視点からみて初めて見える景色

    最後の最後まで目が離せないとはこういうこと
    全ての結末に向かって
    全てが描かれていたのだと

    スッキリともどんでん返しとも違う
    なんとも言えないこの気持ち
    腹の底から湧き上がる
    えぇ、、、、!!!という気持ち

    今まで脳内で再生されていた全てが
    事実によって現実に塗り替えられていく

    そして、素晴らしいタイトルの回収である
    盲目的な恋と友情

    なにが恋で、なにが友情で
    それぞれがそれぞれに盲目的であるこの作品

    でもきっとそれは
    決して本当の恋ではなくて
    そして、きっとそれも
    本当の友情ではないのだろう

    でないと
    この結末にはならないはず

    そして、私はハッとさせられた

    留利絵の言葉に
    "恋の前に友情は蔑ろにされても良いのだろうか"
    (意訳)

    実は私もそう思うたちである

    彼氏彼女がいない間(都合のいい時には)
    寄ってきて、友だちのふりをして(これは少し言葉が強いが)
    でも、意中の相手を手に入れて順風満帆な生活の時には、私のことなんてどこ吹く風
    そんな人、あなたの周りにもいないだろうか

    そして
    恋や、恋愛は、ふたりで向き合ってこそ
    のものであるから
    私の思いの方が重い、だったり相手が自分のことをあんま考えてくれないだったり
    思い、想い、さして言えば、重い、
    と気持ちの重さを話題にできるが

    なかなか友情に関して
    "私はあなたのことこんなに大切に思ってるのに、なんであなたは、、っっ!!!"
    だなんて、友だちには言えないのである

    さすれば
    今の時代、ただの重い友だちになってしまう

    ここがむずかしい所だよなと思うのである
    私も友だちへの愛がわりかし重いタイプなので
    気をつけようと思った笑

    そして
    あの留利絵の選択は
    どんだけ蘭花のことを思ってたことが
    それまでにこちらに伝わっていたとしても
    (それが留利絵の異様な執着であったとしても)
    最後の選択によって
    彼女の蘭花への友情の気持ちは、ただの友情だけではなかったことが露呈する
    (結局、自分自身と蘭花と比較や他の友だちとの関係値も含めた、妬み嫉みの1種??)

    でも、そこで彼女自身もハッとする
    "私も連れて行って"と

    あの2人は
    それぞれがそれぞれで
    少しずつおかしかったんだと思う

    おかしい、なんて言葉に勝手にしてもいいのかとも思うが、このおかしさを誰もがもっているものでも
    あるとも思う


    0
    2026年09月09日

    Posted by ブクログ

    多分誰もが一度は経験したことある盲目的な恋愛と執着
    内容がすごいリアルで本当に読んでよかった。
    友人関係ものめり込むと盲目になることもあるんだなと

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    はい、こういう執着とか依存とか大好物なのでね。
    ここ最近読んだ本で確実に一番早く読めた。
    周りからあの男はやめとけと釘を刺されてもどうしようもなく好きだったり、私があの子の一番になりたいという独占欲だったり、全ては共感できなくてもどうしてもその感情に心当たりがあって心を掠めてしまう。コンプレックスで悩んでいたり人間関係苦手な人程ブッ刺さる作品(かも)。少し解釈違いがあって評価迷ったけどここは自分の心に素直になって。万人受けはしないだろうけど私の好みど真ん中な作品でした。表紙と題名も好みです。

    0
    2026年09月07日

盲目的な恋と友情(新潮文庫) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫
  • タイトル
    :
    盲目的な恋と友情(新潮文庫)
  • タイトルID
    :
    453909
  • 電子版発売日
    :
    2017年07月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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