ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
面白かった!最後は衝撃的な展開でした。 前半は恋愛、恋人に依存する女性の視点、 後半はその女性の友達の視点で描かれています。 前半は、「まぁ、こういうこと、あるよね」、という恋愛の話でしたが、後半の友情の話は読んでいるのが苦しかったです。コンプレックスを持った女性はこうも、歪んでしまうのか。事実に対...続きを読むして、普通では考えられない解釈をしているのが、恐ろしかったです。
面白かった。 盲目的な恋と友情というタイトルの通り、恋に盲目な人間と友情に対して盲目な人間が出てくる。 登場人物の中では1番美波が好きだった。 周りに気を遣って明るく振る舞うところとか、友達が傷ついている時はずかずか行かずほっといてくれるところとか、絶対いいヤツなはずなのに留利絵は目の敵にして邪険に...続きを読むしすぎでしょ。。 昔自分を笑った男子の周りにいた女子と美波は何の関係もないのに、上辺だけを見て勝手に混同している上に「こいつは文化的な素養無し」って自分の得意分野でだけその人を見下して、、 恋愛エピソードも虚言から来てるのがドン引きだけど、それをあえて指摘して周りに広めない美波は超素敵!!(ここまでひん曲がってしまった留利絵は可哀想) 蘭花、初めてちゃんと好きになった人に沼る気持ちこれ全人類分かるでしょ。。 でもはたから見たらほんとやめた方がいいわ。 もっといい人いる!って周りの言葉信じた方がいい。笑
同じ時間を過ごしながらも視点によっては一代事件が全く触れられてなかったりして、全く違うものを見てる2人はまさに盲目的だった。恋愛の盲目はよく題材になるけど友情の盲目は初めてで、でもるりえの思い込み激しくて自意識過剰でいたいたしい感じがどうしようもなくリアルできつかった。いるよねこういう子。同じ時間軸...続きを読むを別視点で読む構成好きです。湊かなえ味ある
すげえ…なんてものを…が率直な感想 盲目的な恋と盲目的な友情のお話 前半が恋パート、後半が友情パート どっちも狂ってるけどそのどっちも分かっちゃうんだよなあ 結局のところ友情は恋に勝てないし、でも友情パートでの主人公の気持ちは分かってしまう 彼女は主に外見コンプから男性や恋愛する女達を軽蔑してい...続きを読むて、同じことを思っていた時期が私にもあったから色々経験して良かっな〜と思うよね、そういう時期も恋愛も両方経験したから両方の気持ちが分かる るりえの蘭花に対する想いに対して、蘭花にとってるりえは最後まで友達の1人でしかなかったのが切ない…
盲目的な恋 盲目的な友情 わかる〜となってしまった自分もいた 美しくて異様 初辻村さんのだったけどとてもすきだと思ったので他の作品も読みたい
恋ってこんなにも甘美で世界を綺麗に見せてくれて幸せをくれるのに、1歩違えば執着、嫉妬、毒々しいものに簡単に変わる怖さが凄く伝わります。 それが男女関係でも友情でも、誰かを好きになる、自分を見て欲しいっていう願望がどこまで深くなるかでそれは好意とは違うものになってしまうんだなと両方から見えます。 傲慢...続きを読むと善良もですが、ほんとに感情を表す言葉の中毒さが素晴らしいと思います。
辻村深月さん初めて読んだ。 全体的に文章の構成とか 雰囲気とか表現とか好きでした。 自己肯定感は低いのに プライドだけ高い女はつらいな。
最後を読んで、えええー!となった作品。同時に人って、怖いと感じたお話でした。 タイトル通りというお話でしたね。女の友情と、恋愛…。盲目的になると、みんなが憧れるような素敵な関係になる人達もいれば、盲目的に恋していたから、大切に思っていたからこそ歪んでしまうものもあるのかもしれないと思います。歪まない...続きを読むようにするには、相手ばかりを思い、自分に見返りを求めるようにならないよう自分自身が自分を大切にすることなのかもしれません。
なんとなく目についたハードカバーの単行本を手にとって、閲覧室で読んでいると、気がつけば閉館時間が迫っていた。辻村深月の『盲目的な恋と友情』。表紙が綺麗だと思って軽い気持ちで読んでみたらすごい面白くて、読み終えた後にもう一度読み返していたら、こんな時間になっていた。 ・宮田愛萌『きらきらし』 「坂道の...続きを読む約束」より。 表紙が綺麗だと思って軽い気持ちで読んでみたら面白くて、読み切った後でパラパラと読み返してみたら、時間があっという間に過ぎてました。 まなもんの物語のとおりでした。 人に依存しないこと。自分のことは自分で何とかすること。 自分を律すること、そういう姿勢や態度を若いうちに身につけておかないとこんなことになる。。と思った。 ドロドロっとした濃ゆい夜ドラを一気に観させられた気分になりました。 そういうのが読みたくなる夜も、ある。
恋は盲目という言葉は当たり前に存在するが、友情に対してそのように考えたことはなく、新鮮だった。 投資や環境に異なる人間の思考回路はここまで違うのか、というのを痛感させられる一冊になった。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
盲目的な恋と友情(新潮文庫)
新刊情報をお知らせします。
辻村深月
フォロー機能について
「新潮文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
傲慢と善良
冷たい校舎の時は止まる(1)
かがみの孤城 1
かがみの孤城
冷たい校舎の時は止まる(上)
青空と逃げる
朝が来る
あなたの言葉を
「辻村深月」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲盲目的な恋と友情(新潮文庫) ページトップヘ