無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
目次が「恋」と「友情」の2つ
「恋」は、一瀬蘭花目線
結婚式のシーンから始まりそこに至るまでの一瀬蘭花の恋物語が描かれている
「友情」は、傘沼留利絵目線
留利絵の過去から始まり「恋」と同じ時系列で物語が進む
盲目になれる人と出会えることはとても素敵なことだとは思うけど
幸せとは真逆で苦しい物語だと思った
特に、同性の友情に盲目になってしまう留利絵はとても見てはいられない
私の1番苦手なタイプ
同性愛者で恋愛として見てるならまだ理解できるが、
同性愛者ではないと描かれているので、、、
友情は愛には勝てないと私も思っている派なので
留利絵の蘭花にとっての1番になりたいという気持ちが怖いなと思った
そして、ミステリー要素が入ってたのも面白い物語でした
最後の最後で茂実の死についての真実が分かる
Posted by ブクログ
辻村深月さんの作品を読むのはこれで三冊目。
傲慢と善良、かがみの孤城
今までに読んだ彼女の作品の中で一番好きだった。
恋編を読んでいるとき、自分が友達にそんな人諦めた方がいいよ、もっと素敵な人いるよと言われたことを思い出し、ああ、自分って相談してる相手からしたらこういうふうに見られて、こんなことを思われているんだろうなっていうのを感じた。
私は蘭花の恋愛は美しいと思った。
もっともこういう恋愛が理想だとも、こんなに嫌悪感を抱く恋愛なんて絶対にしたくないだろうとも思い、複雑な感情になった。
友情編では留利絵に対して、すごいなこの子という感情になった。私は彼女のようにはなれない。
読みながら自分の大好きな二人の女の子の友達のことを思い出していた。
私もその友達が誰かと自分より仲が良さそうにしていたり、自分の知らない話になった時に嫉妬というか喪失感を覚えることはあるが、ここまでの狂気というか深すぎる愛で友達に向き合えないと思うし、どこかで向き合いたいと思っているけど、この感情を向けることで線引きをされて嫌われてしまうんだろうな、と思った。自分なりに友達のことを大事にして、その気持ちを伝えてはいるが、結局行きすぎた愛なんて面倒なだけなんだろうなと思い、勝手に悲しくなった。
解説も読んでいてすごく納得したし、面白かった。
この物語は自分に重ねることもできるし、ものすごく俯瞰視して、色々な考えを持ちながら読むことができるとても奥深い話だなと思った。
読書好きの友達に勧めようと思う!
素敵な本に出会うことができてよかった。
機会があればファイヤドームも是非読みたい。
Posted by ブクログ
話の進め方と、全ての結末にあっぱれである
蘭花と留利絵
それぞれの視点からみて初めて見える景色
最後の最後まで目が離せないとはこういうこと
全ての結末に向かって
全てが描かれていたのだと
スッキリともどんでん返しとも違う
なんとも言えないこの気持ち
腹の底から湧き上がる
えぇ、、、、!!!という気持ち
今まで脳内で再生されていた全てが
事実によって現実に塗り替えられていく
そして、素晴らしいタイトルの回収である
盲目的な恋と友情
なにが恋で、なにが友情で
それぞれがそれぞれに盲目的であるこの作品
でもきっとそれは
決して本当の恋ではなくて
そして、きっとそれも
本当の友情ではないのだろう
でないと
この結末にはならないはず
そして、私はハッとさせられた
留利絵の言葉に
"恋の前に友情は蔑ろにされても良いのだろうか"
(意訳)
実は私もそう思うたちである
彼氏彼女がいない間(都合のいい時には)
寄ってきて、友だちのふりをして(これは少し言葉が強いが)
でも、意中の相手を手に入れて順風満帆な生活の時には、私のことなんてどこ吹く風
そんな人、あなたの周りにもいないだろうか
そして
恋や、恋愛は、ふたりで向き合ってこそ
のものであるから
私の思いの方が重い、だったり相手が自分のことをあんま考えてくれないだったり
思い、想い、さして言えば、重い、
と気持ちの重さを話題にできるが
なかなか友情に関して
"私はあなたのことこんなに大切に思ってるのに、なんであなたは、、っっ!!!"
だなんて、友だちには言えないのである
さすれば
今の時代、ただの重い友だちになってしまう
ここがむずかしい所だよなと思うのである
私も友だちへの愛がわりかし重いタイプなので
気をつけようと思った笑
そして
あの留利絵の選択は
どんだけ蘭花のことを思ってたことが
それまでにこちらに伝わっていたとしても
(それが留利絵の異様な執着であったとしても)
最後の選択によって
彼女の蘭花への友情の気持ちは、ただの友情だけではなかったことが露呈する
(結局、自分自身と蘭花と比較や他の友だちとの関係値も含めた、妬み嫉みの1種??)
でも、そこで彼女自身もハッとする
"私も連れて行って"と
あの2人は
それぞれがそれぞれで
少しずつおかしかったんだと思う
おかしい、なんて言葉に勝手にしてもいいのかとも思うが、このおかしさを誰もがもっているものでも
あるとも思う
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。