盲目的な恋と友情(新潮文庫)

盲目的な恋と友情(新潮文庫)

605円 (税込)

3pt

タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。

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盲目的な恋と友情(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった!最後は衝撃的な展開でした。
    前半は恋愛、恋人に依存する女性の視点、
    後半はその女性の友達の視点で描かれています。
    前半は、「まぁ、こういうこと、あるよね」、という恋愛の話でしたが、後半の友情の話は読んでいるのが苦しかったです。コンプレックスを持った女性はこうも、歪んでしまうのか。事実に対

    0
    2025年01月11日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    盲目的な恋と友情というタイトルの通り、恋に盲目な人間と友情に対して盲目な人間が出てくる。
    登場人物の中では1番美波が好きだった。
    周りに気を遣って明るく振る舞うところとか、友達が傷ついている時はずかずか行かずほっといてくれるところとか、絶対いいヤツなはずなのに留利絵は目の敵にして邪険に

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    同じ時間を過ごしながらも視点によっては一代事件が全く触れられてなかったりして、全く違うものを見てる2人はまさに盲目的だった。恋愛の盲目はよく題材になるけど友情の盲目は初めてで、でもるりえの思い込み激しくて自意識過剰でいたいたしい感じがどうしようもなくリアルできつかった。いるよねこういう子。同じ時間軸

    0
    2024年12月30日

    Posted by ブクログ

    すげえ…なんてものを…が率直な感想

    盲目的な恋と盲目的な友情のお話
    前半が恋パート、後半が友情パート

    どっちも狂ってるけどそのどっちも分かっちゃうんだよなあ
    結局のところ友情は恋に勝てないし、でも友情パートでの主人公の気持ちは分かってしまう
    彼女は主に外見コンプから男性や恋愛する女達を軽蔑してい

    0
    2024年12月26日

    Posted by ブクログ

    盲目的な恋 盲目的な友情 わかる〜となってしまった自分もいた 美しくて異様 初辻村さんのだったけどとてもすきだと思ったので他の作品も読みたい

    0
    2024年12月09日

    Posted by ブクログ

    恋ってこんなにも甘美で世界を綺麗に見せてくれて幸せをくれるのに、1歩違えば執着、嫉妬、毒々しいものに簡単に変わる怖さが凄く伝わります。
    それが男女関係でも友情でも、誰かを好きになる、自分を見て欲しいっていう願望がどこまで深くなるかでそれは好意とは違うものになってしまうんだなと両方から見えます。
    傲慢

    0
    2024年12月08日

    Posted by ブクログ


    辻村深月さん初めて読んだ。

    全体的に文章の構成とか
    雰囲気とか表現とか好きでした。


    自己肯定感は低いのに
    プライドだけ高い女はつらいな。

    0
    2025年01月30日

    Posted by ブクログ

    最後を読んで、えええー!となった作品。同時に人って、怖いと感じたお話でした。
    タイトル通りというお話でしたね。女の友情と、恋愛…。盲目的になると、みんなが憧れるような素敵な関係になる人達もいれば、盲目的に恋していたから、大切に思っていたからこそ歪んでしまうものもあるのかもしれないと思います。歪まない

    0
    2025年01月15日

    Posted by ブクログ

    なんとなく目についたハードカバーの単行本を手にとって、閲覧室で読んでいると、気がつけば閉館時間が迫っていた。辻村深月の『盲目的な恋と友情』。表紙が綺麗だと思って軽い気持ちで読んでみたらすごい面白くて、読み終えた後にもう一度読み返していたら、こんな時間になっていた。
    ・宮田愛萌『きらきらし』 「坂道の

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    恋は盲目という言葉は当たり前に存在するが、友情に対してそのように考えたことはなく、新鮮だった。
    投資や環境に異なる人間の思考回路はここまで違うのか、というのを痛感させられる一冊になった。

    0
    2025年01月10日

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