無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
これはかなり面白かった。
初期の辻村深月お得意の、地方が舞台の学生ミステリー。自殺する同級生を探して止めるって、「冷たい校舎の時は止まる」に設定が似過ぎてる。しかも、またもや400ページ超えの上下と、かなり長い。
正直、読む前はやや辟易した。だがそれはすぐに裏切られた。
3ヶ月前にタイムスリップって、短過ぎて斬新。
仲間に打ち明けるシーンの、主人公いつかの描き方がとてもリアル。
他の人物も、スクールカーストの各層の人々の解像度が相変わらず高くて舌を巻く。
何より、じわじわと判明していくストーリー展開が無理なく自然で(少しだけ急展開だけど、ドラマチックと言える範囲)、ページをめくる手がとまらなかった。
ただ、「いつか」って名前はあまり好きじゃなかった。
浅葱の時も思ったけど、変わった名前が好きなのかな。
Posted by ブクログ
辻村ワールドすごろく7マス目の上巻。
著者の最新作『ファイア・ドーム』の評判がすごくて、めっちゃ気になるところだけど、我が道を行きます!
本作は、いわゆるタイムリープもの。
主人公の依田いつかは、ある日突然3ヶ月前の過去に戻っていることに気がつく。その3ヶ月の間に同級生の誰かが自殺してしまうが、誰かが分からない。友人たちと協力して、その真相と誰かを探し始める物語。
相変わらず、辻村先生の描く中高生たちの日常がどこまでも瑞々しい。読んでいて思わず、自分まで学生時代にタイムリープしてしまった感覚に陥る。作中の3ヶ月どころか、遡行幅を大幅に上回っちゃうけどw
引きの強い展開にグイグイ引き込まれ一気に読み込んだ。
上巻では、下巻に向けて伏線を仕込んでいる感じかな。嵐の前の静けさか。下巻から始まるであろう怒涛の展開にワクワクが止まらない!前回の『ぼくのメジャースプーン』とのリンクも気になるところ。
さぁ、どんな結末が待っているのやら。楽しみ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。