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数々の結婚式やパーティー、この場所が見てきた百年の歴史。 社交の殿堂を舞台に描く感動小説。 大正十一年、社交の殿堂として丸の内に創業。 東京會舘は訪れる客や従業員に寄り添いつつ、その人の数だけ物語を紡いできた。 記憶に残る戦前のクラシック演奏会、戦中の結婚披露宴、戦後に誕生したオリジナルカクテル、クッキングスクールの開校――。 震災や空襲、GHQの接収などの荒波を経て、激動の昭和を見続けた建物の物語。
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Posted by ブクログ
とても感動できました。若い頃に読んでいたら、違う印象を持ったかも。読書、本との出会いも、タイミングって大事と改めて思います。 読み終わった後、東京會舘の前まで行ってみました。(中に入る勇気はなかった、、、)
日本の歴史がリアルに理解できる一冊だった。教科書の情報だけではわからない、日常の歴史。 東京會舘というひとつの建物にまつわる様々な人たちのお話。 静かに、けれど熱く生きている人たちのお話。 現代ではなかなか感じることのない幸せを本を読むことで感じることができた。 この幸せな気持ちのまま、すぐ下巻を手...続きを読むに取ることにする。
心温まるエピソードの数々。読んでいて思わず微笑んだり涙がこみあげたりしてしまうとても素敵な作品。 旧館、新館ともに大半は東京會舘で働くプロフェッショナルたちのエピソード。ホテル機能を持たない施設だけに猶更来客をもてなそうとする揺るぎなく継続されている精神を感じる。また越路吹雪のディナーショーや直木賞...続きを読む受賞作家などのエピソードもとても面白い。これらの話の中にも当然東京會舘のプロフェッショナルたちの気配りを知ることができる。 私は地方から東京へ出てきて30年以上経つが、残念なことにこれまで東京會舘へは行ったことがない。帝国劇場へも帝国ホテルにもパレスホテルにも行ったが、今まで東京會舘にはご縁がなかったことが本作を読んで非常に悔やまれる。旧館はともかく新館には行けたのに...と。ぜひ現在の東京會舘へ行って「プルニエ」か「ロッシニ」で食事をしてプティガトーを買って帰りたい。
東京會舘にこんな歴史があるのを恥ずかしながら知らなかった。東京で一番好きな丸の内エリアにある東京會舘とパレスホテル。マロンシャンテリーや舌平目のボンファム等、似てるメニューがあるけど、どっちが正式なのかなと思ってたけど、こんなバッグストーリーがあったなんて!早く東京會舘に行って會舘ジンフィズとサンド...続きを読むイッチをメインバーで楽しんだり、マロンシャンテリーを食べたくなった
東京會舘を巡る5人の物語。東京會舘は建物なのだけれど、そこで働く人々あるいは息づく理念というものが人を成長させるということがよく伝わってきた。飾りのない辻村さんの文章が戦前戦後の殺伐とした空気の中で燦然と輝く會舘をうまく描写していた。人は1人では進めない。次に繋げる、次に繋がることの大切さを学べた気...続きを読むがした。大好き度❤️❤️❤️
東京會舘の歴史が描かれていて面白かった。これを読んで訪れてみたくなり東京に行った際に東京會舘に行ってみました!敷居が高いのでbarやレストランには入れなかったが、お菓子は買えました!格別に美味しく感じ、こちらで描かれた世界を堪能できました。
改めてこれフィクション?と驚きました まるで、その時代を見てきたような物語が続きます 登場人物がみんな素晴らしい そしてきちんと繋がるのが さすが辻村深月さん!
東京會舘をまったく知らず、「この本に出てくるお菓子が買えるのよ」と小耳に挟んだ程度の知識だけで読み始めたけど、上巻を読んだだけで東京會舘が好きになってしまった。 長い歴史の中で地震に遭いGHQに接収され、想定外の憂き目にあってきた東京會舘だけれど、そのときそのときにこの建物を愛し守ってきた人たちがい...続きを読むたということを感じられてジーンとした。 強い想いをもって守ってきた人たちがいなければ、その建物も料理も菓子も、伝統も雰囲気も、今残っていなかっただろうということが小説という形だからこそ生々しく伝わってきた。 お客としてあるいは従業員として、立場のある人でもそうでなくても名前のつかない小さな出来事ひとつひとつにドラマが生まれるような特別な場所だったんだろう。 自分が生きているこの瞬間も、大それた意味なんて考えなくてよくて、どこかで誰かが作ってくれた小さな幸せに気づきながら過ごしていきたいなぁなんて思ったり。 今度、ガトーアナナとプティフールお取り寄せしよう。 パピヨンも食べたいなぁ。 グッドモーニングフィズも飲みたい。 レストランプルニエにも行ってみたい。 考えるとワクワクする。
東京會舘へ行きたい! 東京會舘への愛が溢れていて、素敵だった。 演奏会での忘れられない衝撃や、しあわせの味の記憶など愛おしい思い出が詰め込まれた宝箱のような物語だと思った。
全然知らない建物だったが、東京會舘に行ってみたくなった。章を跨いで登場人物が出てくるのもうれしく、東京會舘と人々の繋がりがとても感じられた。暖かい話が多く、上下巻ともよかった。どの話も好きだけどお土産菓子の章が好き
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東京會舘とわたし
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辻村深月
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