ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
2pt
望むことは、罪ですか? 誰もが顔見知りの小さな町で盗みを繰り返す友達のお母さん、結婚をせっつく田舎体質にうんざりしている女の周囲で続くボヤ、出会い系サイトで知り合ったDV男との逃避行──。普通の町に生きるありふれた人々に、ふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる五篇。現代の地方の閉塞感を背景に、五人の女がささやかな夢を叶える鍵を求めてもがく様を、時に突き放し、時にそっと寄り添い描き出す。著者の巧みな筆が光る傑作。第147回直木賞受賞作!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
昔感じたことのあるじっとりした感情が呼び起こされる気がする ・「石蕗南地区の放火」の笙子には地方で生きる女性達のプライドやコンプレックスみたいなものが詰まっていると感じた。辻村作品は地方で生きる人達の閉塞感をよく描きだしていると巻末の対談章で見て、過去作品で感じたこと含め納得。 ・「芹葉大学の夢...続きを読むと殺人」は大学時代に自分が周囲に感じていた違和感にも重なるし、当時の自分自身にも重なる気がして気が重くなった。けど没入感がすごくて一気読みしてしまう。 夢追い人でイケメンだけど自分の状況を客観視できず、それを指摘してくる人を頭がおかしいと断定してしまう雄大の危うさ。に気づいて未玖…と思いながら、大学時代に自分が未玖の立場だったとしたら気づけた自信がない。 雄大と家族や教授との関係への既視感が凄すぎる。 └留学やワーホリに行きたい大学生・新社会人とそれに反対する家族みたいな 雄大が「清潔な自分の世界しか知らない」状態で、世の中=平凡、俗物と決めつけていること 自分の夢が尊大すぎて全然近づけていない状況を棚上げして人の自分の世界は清潔だと信じ続けられることも一つのプライドだなあと思いつつ、昔の自分に重なるところがある。胃もたれ。
小説を読んでいると 「これはもしかして 私のことを書いているのか?」と思われて仕方がない、ということがよくある。この連作短編集5編のうち 「石蕗南地区の放火」に出てくる 大林、そして「芹葉大学の夢と殺人」の羽根木雄大 この二人が どうにも我が身のことに思えて、いたたまれない。この二人を 足し合わせ ...続きを読むそれを2で割らなくとも 私そのものだ。30代までの私は 雄大のように 「今の自分ではない何者か」になる 強迫的使命感に取り憑かれて現実を放り出していたし、40代になってからは その反動だったのだろうか?ことさらに 分別をふりかざす おじさんになった。おそろしいことに その両方とも 50代となった今でも完治しない。 ただし、5編のいずれにおいても そうであるように どんなにバランスを欠いた不完全な人間であっても 密かに気にかけてくれている人 心配してくれている人、許容し、 ときには擁護してくれる人、寄り添い 共に歩こうとまでしてくれる人も いるのだ。 私のような者を 許容し擁護し 理解し寄り添う人は 私が必然的にまとう孤独を あえて自分の身にまで 引き受けてくれるということだ。その自己犠牲の行く末にあるのは 感慨だったり失意だったり 絶望だったり 、死だったり、つまりそういうことなのだろう。
・仁志野町(にしのちょう)の泥棒 ・石蕗(つわぶき)南地区の放火 ・美弥谷(みやたに)団地の逃亡者 ・芹葉(せりば)大学の夢と殺人 ・君本家の誘拐 どれも展開が予測できなくてドキドキハラハラしながら読んだ。面白かった〜 辻村さんってやっぱりサイコー✨️
女性のぐちゃあとした感情を描くのが上手い。 5篇それぞれオチがあり読書苦手の私も読破できた。 主人公の女性皆ちょっとおかしい、歪んでいるけど共感できてしまう部分もあるのが不思議。 私もちょっとおかしいのかもしれない。
流石です。
流石に直木賞、読みごたえありました。でも重い、で意外と読後に残る物がない。人によるのでしょうけど…。
#エモい
短編だけれど、それぞれの話が深く読み込めて世界観に没入することが出来た作品でした。 君本家の誘拐は、私自身子供が1歳半になるまでママ友もおらず夫の帰りは遅い、狭いマンションで子供と二人きり孤独な育児をしていた経験があるので自分もこうなっていたのではないかとドキドキしてしまいました。
短編集なのに一つ一つのストーリーの登場人物の雰囲気がよく伝わってきた 特にあの育休のときの友達とのやりとりとか感じ方とかリアル
この短さで、ページをめくる手が止まらなくなるような面白い作品を書けるのはやっぱりすごいと思う。どの主人公たちもちょっとズレてるんだけど、でもそのちょっとのズレが怖い。そしてこんなふうになっちゃうなんてありえない!って言いたくなるような行動ばっかりだけど、自分に絶対ないとも言いきれないんじゃないかとも...続きを読む思う。「芹葉大学の夢と殺人」、どう考えてもフィクションなはずなのにもうすぐ社会人になる身として痛いくらいリアリティがあった。
ズレてる人の感じがもの凄く怖いのに文章が上手いからその辺りはスラ〜っと読ませてくれるところがすごい 消防団の話なんか、男も女もどっちも怖い というか、痛い
これで終わっちゃうのか…もっと続き読みたい!という気持ちにさせられる短編集。最初の泥棒の話に出てくる主人公の子が1番マシで、あとは本当に残念な女の子達ばかりでした。 人の振り見て我が振り直せではないですが、恋愛や出産のタイミングで大事な友達を無くさないようにしたいと思いました。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
鍵のない夢を見る
新刊情報をお知らせします。
辻村深月
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
小説・文芸
ファイア・ドーム 冒頭試し読み特別版
試し読み
ハケンアニメ!(上)
冷たい校舎の時は止まる(上)
凍りのくじら
スロウハイツの神様(上)
ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)
ユーレイ
島はぼくらと
「辻村深月」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲鍵のない夢を見る ページトップヘ