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Posted by ブクログ
母親という地位は、産みの親か育ての親か。
重く歪な内容に見えて物語の進行は、ドラマを見ているようにトントン拍子に進む。
13年間血の繋がらない子供2人を育てた朋子。
そして子供を産んで家を出た垣子。
この2人の母親や女としてのプライドをかけた水面下の争いを描きつつ、家族の在り方を説いている物語。
物語で様々なことが起こる。
まさに「一難去ってまた一難」の言葉がピッタリだ。
その中で織り成す愛憎劇やスレ違いから起こる誤解や真実、登場人物たちの心模様やテンポ良い会話など、ドラマを見ているようで楽しく読めた物語。
この物語を読んで感じたことは、家族という1つの形を継続していくためには、みな一人一人が良い意味で犠牲にならなくてはならない。ということ。
全員が全員、我を通してばかりでは家族というものは成立しない。協力しなくてはならない。
読みながら切にそう感じてしまった。
Posted by ブクログ
「向田邦子」の脚本で1970年台後半にテレビドラマ化された、、、
『家族熱』の文庫本を読みました。
愛憎とエゴをむき出しにした心理描写はお見事。
「向田邦子」って人は、人の心を見透かしていたんじゃないか… と感じさせるような描写です。(読みながらココロに痛みを感じちゃいます)
読んでいると、少しずつ感情移入してしまい、リアルな心理描写に不快感を感じるのですが、、、
先を読みたい欲求を抑えられない… って、感じの作品でしたね。
男女間、家族間の人間模様の描写は、背筋が冷たくなるような… ホントに文書に迫力を感じましたね。
エンディングは、好みの分かれるところですけど。
ちなみに、、、
ドロドロした人間模様の描写が好みでない方は、不快感を感じるだけなので、オススメしません。
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