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阿修羅。三面六臂を有するインドの魔族。猜疑心強く互いに事実を曲げ、他人の悪口を言いあう……。妻子ある男を愛人に持つ長女、夫の浮気に悩む次女、オールドミスで潔癖性の三女、売れないボクサーと同棲中の四女。阿修羅のイメージにのせて、四人姉妹のそれぞれの人生を、繊細に、辛辣に、そして限りなく温く描き出す、悲しくも愛すべき物語。著者のシナリオにおける代表的作品。
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Posted by ブクログ
向田邦子の代表作とも言える作品。もとはテレビドラマのために書かれたもの。
正確には小説ではなく読み下しのための脚本、あるいはシナリオ集という方が正しいのかもしれない。少しのト書きを除けば、場面設定とセリフのみで構成されているので、はじめは面食らって読みづらかった。ただ、読み進めるうちにこれはこれで、新しい(わけでもないが)種類の文学の形と思えばなんら不自由は感じない。
巷にあふれる色褪せたホームドラマとは明らかに一線を画している。帯にあった、黒柳徹子の推薦が何よりも的を射ている。「向田さんの小説は、恋と人生を味わい尽くした大人の哀歓に満ちている。私は大好きだ。」
原作のテレビドラマや、リメイクの映画は観ていないけれど、映画ならとっつきやすいし観てみようかなと思った。
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