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向田邦子2冊目の随筆集。「荒城の月」の「めぐる盃かげさして」の一節を「眠る盃」と覚えてしまった少女時代の回想に、戦前のサラリーマン家庭の暮らしをいきいきと甦らせる表題作をはじめ、なにげない日常から鮮やかな人生を切りとる珠玉の随筆集。知的なユーモアと鋭い感性、美意識を内に包んだ温かで魅力的な人柄が偲ばれるファン必読の書。文字が大きく読みやすくなった新組版。
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Posted by ブクログ
向田邦子の何がすごいかというと、つかみの文章がうまいというのもあるけれど、この人間観察力と独特な自己分析だろう。 普段小説などはあまり読まないが、読んだとしてもSFか歴史小説が多いので、こういう人の心の機微をとらえた文章をたまに読むと新鮮だ。
『父の詫び状』に続くエッセイ集。涙を誘うような話、ビックリするような逸話、観察眼に感心するような話など、様々な文章が綴られている。
向田邦子さん、改めて素敵な女性であると認識しました。リズム感のある文章だから、さらっと読めてしまうのだけど、はっとすることが随所にありました。
大好きな向田邦子さんの「眠る盃」を久しぶりに手に取る。 冒頭に「潰れた鶴」という話がある。ずいぶん若い頃に初めて読んで以降、頭の片隅にずっと残っている。仕事中ふと蘇っては、自分のことだと戒めになるのだ。
なんでもないような日常の一コマや、記憶の片隅に残っていたことを丁寧に掬い上げて、細部まで観察し、優しい視点とユーモアで包みながら、鮮やかに書き(描き)きる軽妙な筆致。スゴい。 もっと若い頃に読んでおきたかった。 読めて良かった。
向田邦子エッセイ集。今読んでいても全然色あせることがない。向田邦子さんの人となりも、すけてみえてきて、ますます向田邦子ファンになってしまいます。 今の日本人は変わってしまったのだろうか。この一冊の中には、よく言われる古き良き日本人が詰まっています。
なつかしい!
学生時代に向田邦子さんの作品を楽しんでいました。この短編集の中のあるエピソードが気になって、この度久々に再読しました。向田さんって、ほんとにユニークな人なんだな、と再確認しました。短編集なので、暇なときにパラパラと気に入ったエピソードを読むことができます。
#ほのぼの #エモい
とても、面白かった〜! 時々、難しい表現や漢字(自分の勉強不足ですが)があったりしますが。 真っ当な感覚をもちながら、思いがけない出来事をユーモアたっぷりに捉えることのできる素敵な方だなぁと思いました。 その対比がとても面白かったです。 「今」のエッセイがよみたかったなぁと心から思いました。
絵本『字のないはがき』がどうも私の中でしっくり来なくて、あらためて向田邦子さんの原作が読みたくなり購入した本です。 なにげない日常が文章によってかけがえのない日常になっている気がしました。 祖父のことを書いた文章の最後の一文が、祖父の名前で締めくくられているところが好き。 他にもたくさん好きな...続きを読む部分があって、思わず書き留めたものも。 以前読んだ『父の詫び状』でも、この本でも飛行機についての記述があることに少しドキリとしてしまう。 全て私が生まれる前に書かれた文章。 ちょっと時代を感じる表現はあるけれど、古くさくない感性、ユーモア、そして謙虚な姿勢。 うまく言えないけど、読んで良かった。そう思える一冊。
『父の詫び状』に続く、二冊目のエッセイ集。 非の打ちどころのない名作エッセイ集である『父の詫び状』に比べると、古い文章や雑誌向けに書かれた男性批評シリーズみたいのも載っており、クオリティはいささか落ちる。 しかしそれでも研ぎ澄まされた文章と、あくまで謙虚な姿勢で自分の経験を鮮やかに語る語り口は見...続きを読む事である。
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新装版 眠る盃
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