女の人差し指

女の人差し指

631円 (税込)

3pt

表題のエッセイを「週刊文春」で連載中に、台湾上空で航空機事故に遭い、還らぬ人となった向田邦子。連載最後のエッセイとなった「クラシック」をはじめ、テレビドラマ脚本家デビューのきっかけを綴った話、妹と営んだ小料理屋「ままや」のてんやわんやの開店模様、大好きだった旅の思い出(ケニヤ、モロッコ、沖縄)など、未刊行の名エッセイをすべて収録した。日々の暮しを愛し、好奇心旺盛に生きた著者の溢れるような思いが、溌剌とした文章で紡がれている。

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女の人差し指 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    エッセイ集。エッセイ集を何冊か読みにつれ、向田邦子という人のものの見方や感じ方が、少しずつ伝わってくる。

    0
    2023年02月05日

    Posted by ブクログ

    現代には向田邦子エッセイが足りない。テレビドラマ脚本家として名を挙げ、独身生活を美食や旅行で謳歌。有名人との華麗な交友など、と成功版たられば娘というか、なんとも数十年早く生まれた人だなあ、と思う。とはいえ、やはり初期の素朴なのとか父親ネタの方が好みで、旅行ネタはそこまでかなあ…

    0
    2015年11月25日

    Posted by ブクログ

    うまい。面白い。さすが。今読んでも全く古臭くなく、感性豊かでウィットに富んでいる。自分のことをちょっと蔑んで、それを楽しんでいる感じがとっても素敵。

    0
    2012年02月08日

    Posted by ブクログ

    エッセイなんだけど、短編小説を読んでいるような感覚。

    小説でもそうだけど、背景の匂いが漂ってきそうで…聞いたことの無い向田邦子さんの笑い声とか聞こえてきそう。

    0
    2011年08月26日

    Posted by ブクログ

    テレビドラマの章は脚本家としての仕事の話が主で興味深く読んだ。特に「ホームドラマの嘘」は書いている時なにか思う所が余程あったのかなと想像するぐらい。脚本家として頭を抱えることや、視聴者に切実に訴える話が主で思わず笑ってしまった。驚いたのはこの時代でもテレビで使用してはいけない不適切な言葉があったこと

    0
    2024年12月21日

    Posted by ブクログ

    2024.08.02
    私の直感ですが、向田先生と阿川佐和子先生のエッセイの調子って似通ったところないですかねえ。両方とも良い意味で食いしん坊だからそう感じるだけで文体とかは違うのかなあ。

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    「霊長類」を先に読んでしまったからなのか、ほんの少し刺激が少なく感じたけれど、それでも若い金魚を水面真上から見ているような楽しい文章ばかり。
    「骨」の中で名前こそ出さないが三島由紀夫について語った箇所が印象的。4つ年上の彼のことを彼女は可哀想だと憐んでいたのか、空回りの演技が気に入らなかったのか、は

    0
    2023年10月03日

    Posted by ブクログ

    「向田邦子」のエッセイ集『女の人差し指』を読みました。

    『思い出トランプ』に続き「向田邦子」作品です。

    -----story-------------
    没後30年。
    達人の絶筆エッセイ。

    絶筆となった週刊文春連載他、放送作家として関わったテレビのこと、生前、関心のあった食べもの・旅などを纏めた

    0
    2022年07月02日

    Posted by ブクログ

    爆笑問題の太田さんが、「向田邦子のエッセイは面白い」と言ってたので購入。
    ちょうど没後30年記念で新装版が出た所みたい。
    そんなに昔の人とは知らなかったが、読んでいても全然文体が古くない。
    他の本も読んでみよう。

    0
    2011年10月15日

    Posted by ブクログ

    向田さんの作品は好きで何冊か読んでいるが、
    久しぶりに読んでみて、文章のリズムというか、言葉の旋律というか、
    これ見よがしでもなくサラッと書かれているけど、
    ものすごく上手だなぁ、
    それこそ名人芸、落語のようだと改めて感じ入った次第。

    文章を読んでいると、書き手の性格や人情が見えてくるように思うこ

    0
    2011年07月16日

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