角地幸男の一覧

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作品一覧

2022/10/31更新

ユーザーレビュー

  • 『ニューヨーク・タイムズ』のドナルド・キーン
    若き日のドナルドキーンさんのエッセイ書評集。
    1955年から1987年までの約30年間に、ニューヨークタイムズへ寄稿した27本のエッセイを収録している。 日本に関わる様々な本や文化に関する考察、苦労話、旅行記などを紹介しているが、面白かったのは日本文学の翻訳について。 日本語の微妙なニュアンスをど...続きを読む
  • 日本文学史 近代・現代篇六
    取り上げているテーマは戦後文学、女流の復活、そして三島由紀夫。キーン氏の三島由紀夫に対するあたたかなまなざしも感じる。
  • ケンブリッジ帰りの文士 吉田健一
    「序にかえて」を一読すれば分かるように、著者の吉田健一に寄せる思いは、単なる作家論の対象であることをはるかに超えている。初めてその文章に出会った時から実際にその謦咳に接するまで、まるで道なき広野を行く旅人が辿る先人の足跡のように、著者は吉田がその著書でふれた内外の書物を取り寄せては読み漁っている。そ...続きを読む
  • 日本人の戦争 作家の日記を読む
    「山田風太郎の日記を読んでわかったのは、それまで人は読んだ本によって自分の性格や信念を形成すると思っていたわたしの考えが間違いであるということだった。」
     著者は冒頭近くでこのように述べている。本書は、タイトルこそ「日本人の戦争」とされているが、副題の「作家の日記を読む」の通り、戦争についての著作と...続きを読む
  • ドナルド・キーン自伝 増補新版
    キーンさんが、アメリカに生まれ育ちながら、どのように日本に惹かれていったかがよくわかる。コロンビア大学時代、ケンブリッジ大学時代、そして日本でいろんな人と会い、交友を深めてゆく。有名人が多い。バートランド・ラッセル、ウェイリー、マリア・カラス、グレタ・ガルボ、三島由紀夫、川端康成、大江健三郎、安倍公...続きを読む

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