月山・鳥海山

月山・鳥海山

896円 (税込)

4pt

4.3

いまも読み継がれる、芥川賞史上最高作と名高い小説

出羽の霊山・月山の山ふところにある破れ寺に、ひとりの男がたどりつく。炉ばたでひたすら割り箸を作り続ける寺の男、女たちによる念仏のあつまり、庭を見せようと豪雪にもかかわらず雪かきにはげむ老人……。雪に閉ざされた山間のむらで、不思議な村人たちと暮しをともにするこの男が知った此の世ならぬ幽明の世界。芥川賞受賞作「月山」と、その姉妹篇ともいうべき「天沼」、著者の〈月山への道〉が浮き彫りにされる短篇集「鳥海山」を収録。

【目次】
月山
月山
天沼

鳥海山
初真桑

光陰
かての花
天上の眺め

解説 小島信夫

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月山・鳥海山 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「食って、寝て、起きそして食べる」

    森敦(1912-1989)の『月山』は1974年に第70回芥川賞を受賞した作品で、
    森は62歳、黒田夏子が75歳で受賞するまでは最年長記録だったそうです。
    この度文春文庫で新装版が出たので手にとってみました。
    そして驚愕で身が震えるほど感動しました。

    月山の麓

    0
    2017年08月03日

    Posted by ブクログ

    森敦さんといえば最高齢(62歳)で芥川賞を受賞したという印象、
    それは1974年のことで
    のちに(2013年)黒田夏子さんが75歳で受賞なさって記録が塗り替えられた
    そのことも話題になった

    すなわち、世に知られるのが遅いということである
    そのような作家の作品は奥深いかもしれない

    という

    0
    2019年03月10日

    Posted by ブクログ

    東北の雪深い山の雰囲気に染まれる。芥川賞受賞の月山が特に人間模様などがあるので面白い。庄内セミナーの下調べに。

    0
    2018年09月02日

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