ドナルド・キーンの作品一覧

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作品一覧

2024/04/10更新

ユーザーレビュー

  • 三島由紀夫を巡る旅―悼友紀行―(新潮文庫)
     三島由紀夫が絶筆となった四部作「豊饒の海」の翻訳を遺書で依頼したドナルド・キーン(1922~2019)。当日、市谷会館で檄文の写しを受領、その足で東方総監部に行きバルコニーの演説を聞いた徳岡孝夫(1930~)。この二人が三島由紀夫を語ります。「三島由紀夫を巡る旅」、2020.3発行。「悼友紀行」(...続きを読む
  • 二つの母国に生きて
    「むろんキーン氏は、両国の架け橋になろうなどという鯱張った公的使命感に衝き動かされて、研究や翻訳の仕事を行なってきたわけではない。(中略)要するに自分の生きたい人生を思うさま生きてきただけだ。そして、そういう人物であるがゆえに、人々は心を開いて彼を信頼し、その信頼がおのずと「橋」たらしめたのである。...続きを読む
  • 『ニューヨーク・タイムズ』のドナルド・キーン
    若き日のドナルドキーンさんのエッセイ書評集。
    1955年から1987年までの約30年間に、ニューヨークタイムズへ寄稿した27本のエッセイを収録している。 日本に関わる様々な本や文化に関する考察、苦労話、旅行記などを紹介しているが、面白かったのは日本文学の翻訳について。 日本語の微妙なニュアンスをど...続きを読む
  • ドナルド・キーン わたしの日本語修行
    少しだけ日本語教育に取り組んだ事がある。その時、キーン氏を知った。日本語を日本人を日本文学を、日本人以上に愛した人格者。
    戦争中の敵国語を、純粋に日本語として愛し、学んだキーン氏。ここまで日本を愛してくれ、素晴らしい文学を広めてくれてありがとうと言う気持ち。
    また、彼の純粋な姿勢って[好きこそ物の上...続きを読む
  • 日本の美徳
    面白かったし、所々で感動しました。
    今年読んで良かった本の一つです。

    石川啄木や、三島由紀夫の話も興味深かった。

    学校での古典の教え方についての瀬戸内寂聴さんとキーンさんのご意見にも共感。
    面白ければ、自分で文法を気にせずどんどん読んでいくから、文法偏重型の教え方よりも、楽しく読める授業にしてほ...続きを読む

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