凍りのくじら

凍りのくじら

990円 (税込)

4pt

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(講談社文庫)

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凍りのくじら のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    藤子先生がSFをsukoshi fushigiな物語。と言った事が印象に残った。スラスラ読めて心あったまる晴々させてくれる作品でした。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月12日

    とても良かった。1章ずつ大事に読みました。自分だけの神様がいることは、とても良いことだと思う。少し、不思議な物語。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月10日

    感動。
    ドラえもん好きにはたまらない。
    想像していなかった展開と、また読み直したくなる結末だった。
    最後のひみつ道具の効果が泣ける。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月09日

    読んでる途中で少し違和感を覚える瞬間が幾度かあり、その違和感が最後に回収された時に今までのシーンがフラッシュバックして、また最初から読み返したくなった。
    とても良い作品。

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    Posted by ブクログ 2024年02月14日

    面白かった。終盤までたいした事件は起きないが、退屈せず読ませる文章はさすがです。ラストに来て一気に盛り上がる。
    ドラえもんを通しての父との交流はなかなか斬新な設定でした。

    0

    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    名作。後半は涙が止まらなかった。


     主人公(理帆子)が、自分を「少し、不在」と思っているところに共感できた。

     彼女の様に優秀ではないけれど、人の中に居て、ちょっとした孤独を感じてしまう時がある。自分には本当の居場所があるのかな。と思うことがある。

     彼女が確かな人間関係を掴んでいく過程が嬉...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月26日

    読みはじめは淡い恋愛を含む青春ストーリーかな?と想像しながら読み始めると、途中からファンタジーやサスペンス、友情の話かな?となる。
    そんな色んな側面を持った不思議な魅力を持った一冊。
    主人公は、最初は斜に構えた周囲に溶け込みきらない高校生だけと、ストーリーが展開していく中で感情の幅が広がってどんどん...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    好き。今まで読まずにいた事を悔やんでしまう程に。特にお誕生日会のところがお気に入り。あったかくて泣いてしまいました。主人公と自分の考え方が似ているのも、好きな理由。

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月18日

    「少し・不在」
    自分の居場所を探す理帆子に共感する物語。

    "私は一人が怖い。誰かと生きていきたい。必要とされたいし、必要としたい。”人との別れ、出会いを通して理帆子が自分自身の本当の感情に気づくまでのストーリーに引き込まれた。

    「少し・Family」
    理帆子と郁也の関係性。
    とても素敵...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月16日

    これ、ほんとうにこれ、
    私の心情を見透かされたようで悔しい。

    人の心情が読めるなんて傲慢なことは言えないけど、わたしは人の気持ちを察するのが多分得意。
    あー、いまこれを言われて嫌がってるなとか嬉しそうだなとか、人一番察しが良くて、それはつまり自分が嫌われてるのも察してしまう。だから傷つきやすい。
    ...続きを読む

    0

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