凍りのくじら

凍りのくじら

990円 (税込)

4pt

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(講談社文庫)

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凍りのくじら のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ドラえもんの道具が登場するので、小説を読んでいるはずなのに、所々でドラえもんの絵が頭を過る。

    今まで読んだ作品は、主人公に感情移入しやすかったと記憶しているが、この作品は少し違った。

    色んな意味で初めての感覚を味わった作品。

    0
    2025年02月02日

    Posted by ブクログ

    ざらっとした不快感と理帆子が壊れてしまいそうな痛々しさ。読むのが重いのに止めることができず引き込まれた。
    後半は気がつけば泣いていました。
    涙が自然と流れていた。

    0
    2025年01月25日

    Posted by ブクログ

    すごい本を読んだ時って色んな感情が動かされるなあ。
    まさにこの話はS・F(少し不思議)な話。ドラえもんがとてつもなく読みたい気持ち。
    最初は、ドライな性格のりほこに対してあまり感情移入出来なくて淡々と読み進めてたけどまわりのキャラクターが濃いのと、状況と環境が深刻すぎてどんどん読み進めてしまった。人

    0
    2025年01月07日

    Posted by ブクログ

    前半は読み進まなかったけど後半はどんどん進んだ!最後、今までのストーリーが繋がってはっとさせられてずっとそばにいたんだととってもほっこりした。またいつか読みたい本!

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    大好きなドラえもんと小説が絡まっているところがいちばんのワクワクポイント。SFが藤子先生に染まっているところがとっても魅力的。最後に怒涛のミステリー感が詰め込まれていて、やっぱり辻村美月さんの本には没頭してしまう。自分にとって大事にしたいもの、現実味を帯びているものはなんなのか、わたしはSFだと何を

    0
    2024年12月11日

    Posted by ブクログ

    やはい、この本は。圧倒されたし、涙が出た。

    主人公の芦沢理帆子は、天才カメラマン芦沢光を父に持つ。父の影響で、『ドラえもん』が大好きな彼女は、藤子・F・不二雄がSFを「少し・不思議」と解釈していたのを真似て、周囲の人々に「SF=スコシ・ナントカ」という個性を当てはめている。

    理帆子は高校で不思議

    0
    2024年12月07日

    Posted by ブクログ

    現実から一歩引いて、人間関係はただの人間観察。
    友達も、先輩も、元彼も、家族も、少しナントカの個性の名前をつけたらそれで終わり。
    冷めていて、現実には熱がなくて、周りにはバカしかいなくて。

    フィクションを通して自分の頭や心の中で感じた想いを誰かに話したくても、誰でもいいのに誰もいない孤独。

    「誰

    0
    2024年12月02日

    Posted by ブクログ

    辻村ワールド とっぷり浸れてよかった。

    作品を新しいものから読んでいたので、リンクする箇所が出てくるとサワサワして読み返したい症状におそわれます。
    辻村ワールド、幸せにぐるぐる回ってます。

    SFの解釈 すこし・・・。

    0
    2024年11月20日

    Posted by ブクログ

    最初はちょっと共感できない主人公だなと思ったが、読み進めるうちに過去や内面、成長が描かれ、いつしかどっぷりと辻村ワールドに沈み、最後は涙が止まらなかった
    ドラえもんの道具を巧みに絡める手腕はさすが。

    0
    2024年11月14日

    Posted by ブクログ

    独特な主人公
    主人公の成長
    不思議な出来事
    人との繋がり
    人との別れ
    人との出会い

    この物語 SatisFaction

    0
    2024年11月04日

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