青空と逃げる

青空と逃げる

880円 (税込)

4pt

深夜、夫が交通事故に遭った。病院に駆けつけた早苗と息子の力は、そこで彼が誰の運転する車に乗っていたかを知らされる……。夫は何も語らぬまま、知らぬ間に退院し失踪。残された早苗と力に悪意と追及が押し寄せ、追い詰められた二人は東京を飛び出した。高知、兵庫、大分、仙台――。壊れてしまった家族がたどりつく場所は。<解説>早見和真

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

青空と逃げる のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    夏に読みたくなる本。
    小学5年生の力君が可愛い。
    小さいながらも一生懸命考えて,,,
    彼らが出会った温かい人々とまた会えて欲しい。
    この物語の続きをもっと読みたくなった本。

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    立ち向かうことだけが正解じゃない
    逃げなきゃいけないときもある
    いつか、ちゃんと向き合える日が来ればそれでいいんじゃないか

    0
    2025年05月20日

    Posted by ブクログ

    そばにいる人にこそ、真っ直ぐに向き合うこと。自分と相手が生きているからこそ、向き合うことができる。どんな関係になったとしても、自分と相手が生きて、前を向いて進めたらそれが幸せなのだと、強い心を持つようになった主人公がすごくかっこよかった。
    最後は涙で字が読めなくなるほど感動して泣いた。
    私も守りたい

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    深夜、夫が交通事故に遭った。病院に駆けつけた早苗と息子の力は、そこで彼が誰の運転する車に乗っていたかを知らされる……。夫は何も語らぬまま、知らぬ間に退院し失踪。残された早苗と力に悪意と追及が押し寄せ、追い詰められた二人は東京を飛び出した。

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    逃げることへの肯定のメッセージを単純に伝えるだけではなく、不穏な要素やミステリの要素など、ストーリーとしての面白みも十二分にあって、それが違和感が全くなく両立してるのが凄いなと思いました。
    小学5年生という、周りからは子供として見られることが多い一方で、内面は大人に向けての変化をしていくあの微妙な時

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    傲慢と善良から来ました。

    早苗がおばあちゃんに歌を歌ってあげて、その後感謝をされるシーンでは涙が出そうになりました。

    すごく続きが気になるって感じではないけど、とても読みやすいです。

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    父親が起こした事故が理由で自宅を離れ、高知、家島、別府、仙台と転々とする早苗と力。
    二人はただ逃げるだけではなく、出会った人たちにも助けられ、生きていくために強くなっていく。
    二人が、周りからの目と父親を追う人たちから逃れるだけだった状態からその地でよりよく生きていくようになっていくのを温かい目で見

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    「傲慢と善良」のあとがきで存在を知ったこの作品。普段殺人事件を扱うミステリーしか読まないが、かなり面白かった。傲慢と善良に登場する真実が本の数行、当作品に存在していたことを確認できて嬉しくなりました。辻村深月さんの作品は他にも「朝が来る」を読んだことがあるのですが、傲慢と善良に続いて読んでいて心がジ

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    早苗と力の、逃避行旅を見て、勇気と覚悟を感じられた。

    p231でも、やるしかない。
    p232負けられない、と、目を開けて、天井を眺めながら、噛みしめるように思う。

    縁もゆかりも無い場所で、仕事を頑張る早苗の勇気と覚悟を見て、自分も今のバイトをうつ状態で休んでいたが、頑張っていきたいなと思わされた

    0
    2025年10月16日

    Posted by ブクログ

    早苗さんが四季の唄を歌い。親になると捉え方、目線が変わるところに納得。私自身は障害を持つ子の親として岩を砕く波のような父になれているのか自問自答しました。私の母親が死んだ時も、男の子は強くないと駄目だと、息子の前では泣かなかったが四季の唄のくだりはやられてしまいました(泣いた)

    0
    2025年10月14日

青空と逃げる の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

辻村深月 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す