ツナグ(新潮文庫)

ツナグ(新潮文庫)

880円 (税込)

4pt

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

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ツナグ(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死んでしまったらどうなるんだろう。
    きっと一度は考えたことがある疑問。
    けれど聞いたところで
    「さあ…」と困った顔を見せるか、「ワタシが思うには…」と自分の意見を話すのかの二択になる
    だが誰しも避けて通れない道なのは間違いない

    今まで地球で生きてきた動物、人間、植物 すべてが経験しているのに
    どう

    0
    2025年12月16日

    Posted by ブクログ

    死者と生きる人を繋ぐ役割である使者(ツナグ)
    自分は死んだ人と再会したいと思ったことはあるだろうか。
    今はないが、死んだ人とまた会いたいと思ったことはあると思う。
    一生のお願いとよく子供の時に言っていたが、本当に一生のお願いを使うことで、叶うのならどんなにいいだろう。
    フィクションの中でも表現が難し

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ


    亡くなった大切な人に一度だけ会える 
    依頼した人たちの目線と使者(つなぐ)の目線で描かれてて
    涙なしで読めやんかった、、、 
    うちにはまだたった1回を使おうと思える人はおらんけど 
    今会えるうちに後悔しないように大切にしていきたいって思えた

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    死と生、というより、自分の人生を深く考えさせられる。
    もし自分の大切な人のうちの1人が亡くなったら、会いに行くのか。自分にとって「一番」大切な人って誰なのか。自分が死んだ後、会いに来てくれる人がいるような生き方をしているのか。

    誰しもが持つであろう後悔や懺悔、不安、感謝。明日何があるか分からないの

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    死者との面会をさせてくれる使者(ツナグ)の話が5話収録された。連作短編集。
    最後がツナグ視点の話で、そこまでの4話を受けての見事な構成。圧巻でした。

    一人称小説のお手本のように、主人公ごとに言葉遣いやものの見方がガラッと変わる。

    デビュー作から順に読んできて、久しぶりにわりと最近のを読んだら、文

    0
    2025年11月20日

    Posted by ブクログ

    亡くなった人に会うことで、生きる希望を見いだせた人、一生大きな十字架を背負いつつづけることになった人、恋人が亡くなったことを受け入れなければいけなくなった人。
    会いたかった人に会っても幸せになれるとは限らない
    私はこの先の人生で誰に会いたいと思うのだろう。
    私が死んだあとは会いに来てくれる人がいるの

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    死者は生きている人の心の中にある。それがネガティブなものであれ、ポジティブなものであれ死者を抱えながら人は生きている。
    著者はやはり人の心理を生々しく描く天才。

    0
    2025年10月29日

    Posted by ブクログ

    毎日後悔のないように生きること。
    ツナグ、使者、のめり込むように終わってしまった。
    久々、素晴らしい本に出会えた。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    映画は2回くらいみたことがあって、原作は初めて読んだ。
    とっっても良かった。
    汚い部分も含めて、生きていくしかない。
    そっと背中を押してくれるようなほっこり系の小説とは違って、甘ったれんな!どかーーーん!と背中を吹っ飛ばしてくれるくらいの力強い小説だった。

    0
    2025年10月20日

    購入済み

    つなぐ使者

    亡くなった人に会ってその声を聞きたい悩める依頼人と死んだ人間と生きた人間を会わせる窓口の使者、そのツナグ物語には引き込まれるものを感じる。

    #切ない #感動する #深い

    0
    2022年12月19日

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