噛みあわない会話と、ある過去について

噛みあわない会話と、ある過去について

704円 (税込)

3pt

あなたの「過去」は、大丈夫?

美しい「思い出」として記憶された日々――。
その裏側に触れたとき、見ていた世界は豹変する。
無自覚な心の内をあぶりだす「鳥肌」必至の傑作短編集!

大学の部活で仲のよかった男友達のナベちゃんが結婚するという。だが、紹介された婚約者はどこかズレていて――。
「ナベちゃんのヨメ」

国民的アイドルになったかつての教え子がやってくる。小学校教諭の美穂は、ある特別な思い出を胸に再会を喜ぶが……。「パッとしない子」

人の心裏を鋭くあばく傑作短編集!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

噛みあわない会話と、ある過去について のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読んでる途中にぞわっと嫌な感覚がある本だった。語り手である私の追い詰められた立場がまるで自分の過去であるかのように感じた。そして人の恨みは買うもんじゃないな、と。
    女の子と友達のように話すが本当は誰よりも彼女が欲しくて狙っているナベちゃん、実際いる。ナベちゃんなりにも辛いのだろうし、その残酷さをこち

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    面白かったのは『パッとしない子』と『早穂とゆかり』
    でもこれが本当にあった話だったら…怖すぎです。
    もし、自分が責められている方だったら…
    多分震えて立ち直れないです…。

    0
    2025年02月26日

    Posted by ブクログ

    辻村美月さんの本は、あまり開きたくない感情の蓋を開けていく怖さがある。ある種の怖いもの見たさのような、ページを捲る手が止まらない。好きです。

    これまで女子の多い部活やサークルにいた私にも、ナベちゃんのような子はいた。人を人として思わず、無自覚に人を傷つけていた自分もいただろう。復讐こそ受けたことは

    0
    2025年02月23日

    Posted by ブクログ

    日常生活の中で遭遇するかもしれないホラー。
    どの話も背筋がぞっとした。

    自分ではそんなつもりで言ったはずじゃないのに、相手を傷つけるつもりじゃなかったのに、相手は何年もその傷を引きずっていて。そして数年越しに何倍にも膨れ上がった負の感情をぶつけられる。
    もしかすると自分にも起こり得る世にも恐ろしい

    0
    2025年02月10日

    Posted by ブクログ

    4つの短編集で全部人間模様が細く描かれて面白かったが、非常に重たく、早く読めるけど疲れる小説だった。解説でこの本はホラーでそれぞれの話に幽霊がでてくると書いてあったことに納得した。
    「パッとしない子」と「早穂とゆかり」は多分自分も学生の時似たような行動をとっていた気がするから、自分の心が八つ裂きにさ

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    これを読んで辻村深月再熱した。すごくリアルで全部分からなくもない感情がすごく意地悪に書かれていて、傲慢と善良を読んだ時に感じたような、もういいって...わかったって…ってなるほど、追い込んでくる(笑)それが癖になる。

    0
    2024年12月17日

    Posted by ブクログ

    職場で知り合った年下のふんわりとした可愛らしい女の子に薦めた1冊。
    本にあまり親しみがなくて、女という性別に薦めるならこれだろう、という、なんとも言えない偏見からきたお薦めの1冊。
    少なくとも私はすごく共感したし、すごくゾッとした。だから目が離せなくて1冊があっという間に終わってしまった。
    女の目線

    0
    2024年12月15日

    匿名

    購入済み

    噛み合わない会話と過去、自分にも沢山あった事を思いだし、悲しくなったり自分に腹が立ったり色んな感情を思い起こさせてくれる作品でした。

    0
    2023年09月15日

    購入済み

    面白い

    とにかくなんかゾワゾワする。ひとつひとつの話がすべて自分にももしかしたらと思い当たるところが少しずつある。
    是非みなさんにも読んでもらいたい。
    ちょっと怖いくらいどちらの立場もわかるので辻村深月先生はすごいなと思った。他の作品も読んでみたくなった

    0
    2022年03月22日

    Posted by ブクログ

    短編集ってあんまり好きではないんだけど、面白かった。
    最後の解説を読んだら余計に面白かったと思えた。
    辻村深月さんはすきだわ。

    0
    2025年03月02日

噛みあわない会話と、ある過去について の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

辻村深月 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す