【感想・ネタバレ】凍りのくじらのレビュー

あらすじ

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(講談社文庫)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ファイアドームが面白かったので、辻村作品の1番好きな作品を読んだ。やっぱりすごい面白くて、この人は人間が好きなんだなと思うくらい人間のことをよく見ていなきゃ書けない描写が沢山ある。この作品を読んでドラえもんを読まない訳にはいかない…
あとがきの「参考資料 ドラえもん全53巻 およびそこに流れる哲学のすべて」が好きすぎる。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「少し•不在」にとても共感してしまう自分がいた。
でも、りほこと同じくそれは「私もそうしたい」が心の奥にある。本当は全部をさらけ出して深く入り込みたい。だけど怖い。これ以上傷つきたくない。父の失踪に対する無意識な罪悪感が恐怖を作り出したのかなと思った。
別所さんが好きだった人はつまり、高校時代のりほこのお母さんのことだったのか、と私は思った。別所さん(お父さん)がお母さんを好きになったきっかけを考えると、やはり、りほこのお母さんは芯の強い女性だったんだなと思った。
りほこが自らを不在にしていただけで、みんなはいつも一緒にいてくれた。
りほこは孤独じゃなかった。
別所さんが出てきた時、所々違和感を感じるところがあったけど、お父さんの幽霊?的な存在だったんだと思うと、納得がいった。
最後の方でりほこが郁也に「そのままの自分を表現していい」というようなことを言いつつも、自分にその言葉を言っていて、
でも結果的に郁也の呪いも解けてよかった。
ずっと押し込めてた感情を出せるようになってよかった。
とても面白かった。ありがとうございました。

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2026年07月21日

Posted by ブクログ

わたしの中では、心に残った名作

器用すぎて
距離を大事にしすぎて
実は人が好きすぎて
それはもう、不器用の領域な女の子

人は自分を過信しているし
自分のことはわかったつもりでいるし
他人は自分を分かりきってないとおもう

だけど、自分が見えていないことほど
自分らしさを示していることはないのかもしれない

自分が1番自分でいられているのは
人といる時なのかもしれない

それくらい、
人は人とのつながりの中で生きている

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

作品自体は18年も前だけど、今の子に刺さる話だと思う
スコシナントカ
自分のSFはなんだろうと思いながら読み進めてた

りほこは自分のことを少し不在といってたけど、郁也がつけてくれたSFがなんとなくしっくりきた

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

500ページ超の作品なので読むのにだいぶ時間がかかってしまいました。
最初は少し・不在な主人公の理帆子の内面からはじまり、高慢で挫折を味わったことがない少し・腐敗したダメ男の若尾と拗れていく。
そんななか、少し・フラットな別所と出会い、彼をきっかけに複雑な家庭背景をもつ郁也と出会う。
読み進めていると、出会いをきっかけとする理帆子の成長過程を描いていくのかな、どういった結末になるのかな、と思っていましたが、最後に怒涛の展開、そしてSF的なドラえもんらしい伏線の回収に、流石だなと感じました。
少し・不在な彼女のような人は多いし、不器用なんだなと思うところもあり、名作のひとつだと思います。
確かにドラえもん、読みたくなるなぁー!

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2026年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1人の少女の成長をドラえもんの道具を通して描く、高校生・理帆子の父親は藤子フジオが大好きなカメラマンだったが5年前病気になって闘病で苦しむところを妻と娘に見せたくなくて失踪、母親は2年前から癌で入院、高校生・理帆子は両親の同郵政で有名なピアニスト松永の援助で生活している。
理帆子の元カレ 若尾ダイキはかわいそメダルをもっている。そしていくおは松永の不摘出子供、少し現実離れしたシチュエーションで展開するのが辻村深月らしい。

辻村深月さんの本は傲慢と善良がよかったのと、本やで辻村深月さんのハードカバーで出ていたので聞きたくなった。
りほこの人を少し◎◎と言ってしまう冷めたところがおもしろい、そして彼の「かわいそメダル」がおもしろい。

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

とても感動しました。僕の中での傑作です。
小説の面白さを知れた1冊になりました。
主人公も少し不在で人間味があって好きです。
後半に家族愛の感動があります。
特に別所くんとのやり取りや後半のドタバタ劇にはこっちも感情移入できて、ドキドキしました。
最後にその展開になるとは予想も付かず、伏線回収も良かったです。面白かったです。
続きが気になって長いけどすぐに読めました。
辻村ワールドに浸れて幸せでした。
何より、ドラえもんを語る作品としても楽しめました。
違う作品も読みたいですね。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼い頃から本を読み、どこか達観して周囲を見下していた主人公。母親の病や元恋人が起こした事件を通して、自分の「覚めた個性」と向き合い、他者との繋がりの大切さを知っていく成長物語だった。
読み進めるうちに、新聞部の先輩とのやりとりは主人公自身の内面における葛藤だったのだと感じた。誰かを愛したい、誰かに愛されたいという思いと、それを認めきれない自分との対話。本当は人間愛に飢えていた少女が、少しずつ他者へ心を開いていく過程が丁寧に描かれていた。
ドラえもんのひみつ道具になぞらえたファンタジーのような装いだが、単純なSFではない。不思議な出来事そのものよりも、少女の心の動きを描くことに重きが置かれている。これまで読んできた「事件の始まりから結末までを追う」物語とは違い、人の心のあり方を辿っていく作品だった。
読み終えてスッキリするというより、「人はこうして少しずつ強く、優しく、愛情深くなっていくのだな」という静かな余韻が漂った。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

感情描写がうまく、何度も涙がでてきた。
最初はイヤな感じの主人公だと思っていたが、物語が進んでいくと不思議と感情移入してしまう。
思春期特有の穿ったものの見方におぼえがあるからかもしれない。
我慢しすぎず、周りに頼り、周りときちんと向き合って生きていかなければならないと思わされた。

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2026年06月19日

匿名

購入済み

何度読んでも感動します。
ずっと悲しくて切なかったけれど、最後は心が温まる。

#泣ける #切ない #感動する

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2023年06月15日

購入済み

凍りのクジラ

辻村さんの大好きな『ドラえもん』愛が詰まった作品です。道具にちなんだエピソードが最高!そして、登場人物の心理描写がすごい、一気に読み終えました。後半に感じる親の愛情とかに号泣しました。読み終えた時には『ドラえもん』こおを読みたくなりましたn

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2021年03月06日

ネタバレ 購入済み

大好きです!大切な本です!

凄い苦しくて、凄いキレイで、抱きしめるように愛してしまう物語です!!登場人物も全て素敵(若尾くんはダメすぎるけど、理帆子ちゃんがそれすらも愛するから、やはり尊い命に見えてしまう)

お母さんが編集した写真集の描写と、別所さん(お父さん)の最後のセリフ(最後の最後だけじゃなく、その一連のとこ)は、何度読んでも涙が出てきて熱くなります。

辻村さんの作品では、これと「ぼくのメジャースプーン」が私の中で殿堂入りです!

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2020年09月22日

Posted by ブクログ

登場人物や設定の解像度を上げるために前半を使い、後半で一気にストーリーを進めている印象だったので、前半は少し読みづらかったが、後半は一気に読めた。
悲しく、重い話ではあるが、心温まるストーリーだった。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラえもんのの道具の名前の各章のタイトルが
最後に回収された?って解釈をした。
最初から、主人公に感情移入しにくく
読みにくさを感じたけど、後半からページが止まらない、止まらない。
若尾のクズっぷりは圧巻。
別所の正体が!!!
と分かった時とドラえもんの引用が繋がった時は圧巻。元々はぼくのメジャースプーンを綺麗に回収したくて、順番はチグハグで読んでしまったのて、
スロウハイツの神様を読んだら、改めて名前探しの放課後を読むと決めました!

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

どこにいても自分が不在の感覚、家庭環境が少し拗れていてひねくれた性格。自身に照らしあせて所々共感した。
中盤から後半にかけての畳み掛けがシリアス強めでドキドキした。ファンタジー要素もあったけど、心情の揺らぎや空気感がリアルで惹き込まれた。

環境次第で考え方の視野は変化し続けるし適応していく。登場人物、前半後半で印象はがらりと変わった。人の痛みを知って、優しくなれる世界は、光だ。

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2026年07月20日

Posted by ブクログ

作中、ドラえもんの秘密道具がでてくるとのことでもっと心温まる作品かと思っていたけど、題名、そして辻村さん。そーはいかなかった…
高校生の理帆子は複雑な家庭環境、頭がいいがゆえに友人から距離をとり冷静に物事をみて上手に立ち回っている。
でも元彼の若尾。出会うべくして出会った郁也によって自分を見つめ直し変わっていく…
クジラの話。お父さんの写真に対するお母さんのコメントには涙がでた…

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三宅香帆さんのおすすめだったので読んでみました。

思っていたようなストーリーではなかったけど、長編ながらもさくさくと読み進められました。

別所さんについての描写や現れ方から、なんとなくの予想はしていたけれど、それでも驚きもありました。

立川さんの好きな先輩がまるで彼であるかのようなミスリードがあったものの、その先に踏み込んだ描写がなかったので…ね。


理帆子のように頭が良くて全てを俯瞰するような冷めた高校生はいると思うけど、彼女の場合はただ冷めているといるより”若いのに老け込んでいる”ように見えてしまいました。

最後の、郁也くんについての「すこし・〇〇」は何だったのかな?

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

(記録用 つながりのある登場人物と発見)
・松永郁也 他作品にも出てくるピアニスト

・ふみちゃん このときは声が出なくなってた時

・芦沢光 ゲーム能力持ち?「ぼく」とどんな関係が?

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

いろんなSFとひみつ道具が出てくる少し不思議なおはなし。

凍った海の『孤独なくじら』のような心は、自らの弱さを認め、助けてと自ら手を伸ばすことで救われる。

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思春期の孤独や痛み、人との距離感を繊細に描いた青春小説。ドラえもんのひみつ道具をモチーフに物語が進み、現実と「少し不思議」が交差していく世界観に引き込まれた。読み応えはあるけれど、その先には心を動かされる物語が待っている。

主人公理帆子の繊細さや傲慢さそして冷淡さを自覚しながらもどうにもできずにもがく姿が痛々しくて胸が締めつけられた。誰かと生きたい。必要とされたい。そして誰かを必要としたい。誰もが心の奥に抱えている本音が真っすぐ過ぎてその愛おしさに思わず涙した。

「凍りのくじら」は、孤独や絶望の中で心を閉ざし氷の底に閉じ込められた理帆子そのもの。私的にこの作品の「SF」は「スコシ・ファジー」。現実と不思議の境界が曖昧だからこそ人の心の変化がより鮮やかに映る。読み終えたあと心の中の氷が少し溶ける。そんな優しい余韻が残る一冊だった。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

柵中、終始 若尾にイライラ。 それを断ち切れない、理帆子にモヤモヤ。
 でも、いい友達と周りに恵まれているからほっこりできたし、ドラえもんになぞらえてストーリーが進んでいく構成も面白かった。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

中盤少し中弛みしたけど、終盤近づくにつれてぐいぐい引き込まれた。

別所が何者なのかには終盤気づいていたんだけど、もはやその種明かしは最重要事項じゃないかもしれない。最後のテキオー灯が出てくるくだり、映画のワンシーンのようにバチっと脳に焼きついた感じがする。

理帆子が呪いを書き換えてあげれてよかった。彼女自身の呪いも、きっとこの時とけたよね。

好きなところ、もう一つあげるとしたら誰一人として完璧じゃないことかもしれない。
若尾は言わずもがなだけど、なんでそうなるかな…という不器用ぶり。でもそれは俯瞰で見てるから思えることで、人間てのは脈絡のない、理屈で説明できない、不合理な生き物なんだろうなと思える。
子どもを置いて死ぬ母親って殊更美化されがちなんだけど、今作ではそう言うのはあまりなかった。芯が強いけど、吝嗇家だったり、理帆子とは感性があわなかったり。
こういう人間のいいとこも悪いとこも素直に表現されているとこが魅力的なのかもしれないな。

子ども時代、「ドラえもんひみつ道具全百科」的な本が大好きだったことを思い出して、改めて買い戻したくなった。ドラえもんっていくつになっても夢を見させてくれてほんと大好き。

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2026年07月06日

Posted by ブクログ

面白かった。
これ主人公があの芦澤さんである必要はあるのかなとずっと思いながら読んでしまって読み終わったあともそう思う。 いっその事見ず知らずの女の子が主人公の方が変に勘ぐりせずに読めたかなと思う。

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2026年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公理帆子は
お父さんの失踪とお母さんが入院してからの
2年間でどこか壊れてしまってるんだろうなって
印象

別所あきらという不思議な魅力の持ち主が出てきたり
若尾というなにもかもぶっ壊れてる元彼が出てきて
理帆子ちゃん大丈夫かな?とひやひやする場面が結構あった

終盤に行くまで結構地味ではあるんだけど
なぜか読んじゃう魅力はあった
別所さんとの会話なんて高校生じゃできないような
頭のいい会話をされておるなーと思った

終盤は多恵さんと郁也くんが出てきて
急に明るくなったのもあり読むテンポも早くなり
ラスト付近で起こる事件からは
展開の先行きに釘付けで流れるように
読み進めてしまった

現実的な話だったのに
最後の最後で少しファンタジー
一夏の少し不思議な出来事で理帆子の時間が動き出す

プロローグで光に照らされた事があるって言ってたけど
まさか物理的にも照らされてたなんて

ドラえもんの秘密道具も
ちゃんと物語とリンクしててすげーってなった
今後ドラえもん映画が公開されるたびに
今年のドラえもん映画にはしゃいでるのかなと想像しちゃう

この本ではどこか不安定な少女の現実味のない
フワフワしてる、少し不思議で心に刻まれるような
ひと夏を体験できた気がする

時間が経てば経つほどいい本だなって思えそう

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2026年06月18日

Posted by ブクログ

少し、ファンタジー。そう思って読んでいなかったので面食らう部分があったが、最後は泣かされてしまう。この本面白かったよと、人に薦められる小説ではなかったかなと思う。

上に書いたように最後は泣かされるが、途中は読んでいてイライラするし、焦ったい。

理帆子の喪失と存在の物語。

解説には逆のことが書いてあったが、誰もが自分を理帆子に重ねられるのではないか。他人を下に見て、どこにいても楽しくない。それは自分を守るためで、真っ直ぐにぶつかっていって傷つくのが怖い。

「それでも、私は、あんたが死なないで良かったと思ってやる」(p.495)はどういう意味なのか、なぜこれが呪いの言葉なのか。若尾は呪われて欲しいが。

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2026年06月17日

購入済み

泣けます。

ちょっと引っかかってた描写も、後に伏線として綺麗に回収された。クズ男の現実に対する価値観が私と似ていて途中読むのが辛かった。

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2020年06月24日

Posted by ブクログ

自称、周りを冷笑し俯瞰している女子高生の表現がよかった。多分中高生が読むと感情移入できそうで、大人が読むと若くてすこし、面倒な主人公。
前半のくだりが長かったので、立川さんの好きな人に手を出したとかで主人公の危うい人間関係が崩壊するのだろうかとしばらく無粋なことを思っていましたが、読み終わってみると最初から最後まで「ドラえもん」だな、と思う本でした。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

オーディブルにて。

いつもみんなを俯瞰して見てしまう主人公。
みんなと仲良くできるけど、大事なことは話せない。
私もそうなのかも、と思う。
自己開示や愚痴は話せるけど、本当に弱いところは見せられない。

話の本筋は全然違うけど、総評としては期待しすぎたのかもしれない。

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2026年07月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラえもんの道具とリンクしながら物語が進む。
こんな俯瞰した特別だと思ってる高校生おるよねー
別所が意味不明な存在すぎたけど最後に回収。
そこでファンタジー要素入ってきてビビった。こりゃ映像化出来ひんわ,

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ドラえもんの秘密道具が出てくると聞いてファンタジーのような世界観を想像しましたが、現代の人間関係をリアルに描いた物語でした。他の作品に比べて主人公に共感できない部分はあったものの、終盤の怒涛の展開には引き込まれました。Sukoshi Fushigi

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

辻村作品2作目。

1番共感したのは、頭の良さ故に物事を俯瞰して見れる女子高生の内言を捉えまくり、人や出来事に対して一歩引いた目で見ている性格をしていること。
その中でも、元彼に対して引いた目と裏腹に思いを寄せるシーンや、同じ状況化の場面緘黙?な子どもに対して優しさを問う人間性たっぷりある主人公がたまらなく良かった。

しかし、期待していた分、物語が進まず中弛みしてしまう部分もあり作品としてはやはりSF(すこし、ふしぎ)だった。

この本をきっかけにドラえもん観てみようと思う気持ちになったのは事実。幼心を思い出させる一方で、さらに人生経験を積んだらこの作品の良さを更に感じるのではないかと思う作品であった。

これも辻村ワールドなのか。

それを経験できて感無量。繰り返し読みたい作品である。現在この作品を読んだ自分の感想のSFは(すこし、不完全)

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

評論家の三宅香帆さんが激推ししていたので読んでみました。彼女のYouTubeは、選書の参考にさせてもらっています。
この作品の感想として、全体を通して、登場人物たちの心の動きに触れられずに、透明な幕で隔たっているような感じを受けました。世代観と性別の差で、物語が見えるんだけど、ボケてしまってる感じで、感触はあるんだけど、直接触れられていないような感じを受けました。
仕掛けや作りなど、すごい作品ではないかと感じることはできるんだけど、なかなか心根の奥に沁みてこない感じでした。

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2026年07月02日

Posted by ブクログ

辻村作品の中で珍しく入り込みにくかった作品。
理帆子のSF(少し・不在)的なところがリンクしてわかる分読んでてしんどさがあった。
けれど、ドラえもんのひみつ道具になぞらえて語られるエピソードは確かにこういう道具があった、と懐かしく読み終わると「少し・不思議」な話だったなと思える

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最終的に理帆子は別所と結ばれるのかな〜なんて全く見当違いなことを考えていたくらい、予想外の展開
読み終えて「じゃああれはどう言う事やったんや…??」と疑問が残り只今、2周目
たまたま『神さまのビオトープ』を読んだばかりだけど、小説だと割とあるあるなのかな…

大好きな父親が失踪、母親も余命宣告を受け、家族の思い出が詰まった家に高2でひとりで暮らすなんて耐えれない
そりゃやさぐれもするよね

次から辻村ワールドすごろくに沿って読んでみようかな

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2026年06月10日

Posted by 読むコレ

そう。大事な事は全て「ドラえもん」が教えてくれた。
それは揺るぎようのない事実。
ボクも胸をはって「ドラえもん、大好き!」って言える。

面白かったし、凄く染みるいい本だったとは思います。
でも、こういった女性の視点で描かれる世界感や
空気感に対して、反応できない年齢に
自分がなってしまったんだな...
と痛感してしまいました。
素直に反応できない自分...。悲しいことだが、
仕方ないことなのか?

でも凄く良い本だなーって思います。

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2013年01月30日

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