【感想・ネタバレ】凍りのくじらのレビュー

あらすじ

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(講談社文庫)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

高校生の時に読んで、また読んでみた。大人になってしまったかと思ったけれど、あの頃の私はこの本の中にいた。とても、嬉しかった。
人を見る目とは、どこで培えるのだろう。人生の課題かもしれない。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

フォローさせていただいている方のレビューを
読み、読みたい!と思いました。

大好きな辻村深月さんの作品です。
たのしみマックスで本を開きました。


白く凍った海の中に沈んでいく
くじらを見たことがあるだろうか。

苦しげに息をするくじらが、一頭、
また一頭と沈むのは、痛々しかった。

汚れ一つない真っ白な氷の間から覗く海の青は、
底なしに暗い。
それは、芹澤理帆子の好きな色だ。


物語は理帆子さんの尊敬する
藤子・F・不二雄先生の遺した言葉
「すこし・ふしぎ」

理帆子さんが自分につけた
「少し・不在」

この色彩の中で優しく限りなく優しく
優しさの中で 激しく心を揺さぶられながら
読み進む時間でした。

私にとっても ドラえもん はとても大切な
物語です。
子供の頃、最初に観た映画もそうですし
最初にみた漫画でもありました。
凄く印象に残っているのには、訳があって
友達はそれをみて ケタケタ笑っていたんですが、
私は友達の様子をみて笑わなくちゃと思い
笑っていた思い出があり、何故?って思って
いました。
優しさだけを感じている、可愛いくない子供、、、、

理帆子さんに共感しながら読み進める時間は
凄く・不思議 な優しい時間・・・・

この物語の素敵な言葉が沢山あって
本当に本当にかけがえのない物語になりました。

主な参考資料
「ドラえもん」全45巻
「大長編ドラえもん」
及び、そこに流れる哲学と優しさの全て。

参考資料で涙が溢れるなんて、、、、



私は
「すごく・フォルテ」に
憧れますが
「少し・   」    かな?



物語を読み終えて

目を閉じて優しい涙が溢れて

この本を胸にあて

優しく抱きしめて・・・・・




  ほんとうに ・ ありがとう




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2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人への評価を口にする人がいる。
あの人は優秀だ。あの人は頭が良い。あの人は仕事ができない。
自分もまた、どこかで評価される立場だというのに。
自分の尺度でしか物事を測れないから、慢心するし、心が醜くなる。
その醜さを、ひみつ道具で比喩してごまかした。

現実と向き合うのが怖くて、俯瞰的な人付き合いばかりしてきた主人公。

優しい心の持ち主は、きっと相手に興味がある。
人に興味を持ち続けることで、初めて本当の優しさに触れられる。
反対もあるかもしれない。
きっと、大人になるにつれて、少しずつそういう付き合いができるようになる。
それでも、誰かと生きていくって、そういうことだよね。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

現実の人間がもし、ひみつ道具を持っていて使えたら…と考えさせられる描写が多くあり、話しの作り込みが素晴らしかった。感動した。

作中に出てくる、辻村深月さんが思う「ストーカーの定義」が凄くしっくりきて今後胸に留めておこうと思えたり、

のび太くんが1話ごとにひとつ成長があるように、少しずつ内面の価値観や考え方が育っていく主人公を書く辻村深月さんに、藤子・F・不二雄先生の作品『ドラえもん』への強いリスペクトを感じました。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

前半は大分拗らせている主人公にあまり共感できず、雰囲気も暗いのでなかなか読み進められませんでしたが、後半になるにつれて伏線回収もあり、とても面白かったです。
ドラえもんの道具やエピソードもたくさん出てくるので、ドラえもんを読みたくなりました。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

辻村深月さんの本の中で1番好きです!
ドラえもんの道具の活用も構成も伏線回収もめちゃくちゃ上手です
電車の中なのに涙が止まらないのに、ページを捲る手も止められない
母親のシーンは大号泣です

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

圧巻の辻村深月ワールド。
伏線回収が魅力的すぎる。
序盤から中盤にかけてはリアリティ溢れる女子高生の話だが終盤にかけてはリアルからは少し離れた場面に打って変わる。
物語の細部にまで散りばめられた幾多の伏線を9.10章の緊迫感を持った場面で怒涛のように回収していく様子が見事だった。
中でも別所あきらと芦沢光は誰もが驚く関係性であるはずだ。
藤子先生がSFを「スコシ・フシギ」と言うように本作にも「スコシ・フシギ」な要素が含まれていたことが良かった。
この要素がなかったら混乱しそうな設定も「そうか、これはSFの話なんだ」と納得出来てしまう。
自分もドラえもんを読んでいたので作中に知っているドラえもんの話やひみつ道具が出てくると嬉しかった。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〜1周目〜
2023.06.15
ドラえもんの秘密道具がたくさん出てくる。
テキオー灯という道具は初めて聞いたけど、心に残りそう。
別所が理帆子の父とわかった時に今までの全ての言動(持ち物のバッグ、好きな道具はタイムマシン)などのことが繋がり、もう一度読みたくなった。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

先が知りたくて一気に読んでしまいました
お母さんの経緯には涙が出ました
理帆子にはわからなくてもお父さんとお母さんには深い絆があったんだね
最後はまさかの展開にびっくりしました
あきらの存在 肉親の死についてはこんなことが起きたらいいな…と夢のように思い巡らせてしまいました まさにSFの世界….ドラえもん私もその道具欲しいです
そして、幸せな結末にほっとしました
なんだか改めてドラえもんが観たくなりました

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

今まで多くの辻村作品を読んできたけど、私の中で全てを超えた過去一作品だった。言語化を遠回しにするような心の動きが言葉になって私の心にすんなりと入ってきて、今までどうしても宙ぶらりんになっていた気持ちたちが、ついに居場所を見つけたように落ち着いていくような感覚。あるべきSFがあり、あるべき言葉が並ぶ。フィクションの中でその場所をあるべき場所にさせてしまう辻村先生の天才さ‼️✨とにかくまず、読んで見てほしい

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

やばい、この本は。圧倒されたし、涙が出た。

主人公の芦沢理帆子は、天才カメラマン芦沢光を父に持つ。父の影響で、『ドラえもん』が大好きな彼女は、藤子・F・不二雄がSFを「少し・不思議」と解釈していたのを真似て、周囲の人々に「SF=スコシ・ナントカ」という個性を当てはめている。

理帆子は高校で不思議なオーラをまとう別所あきらに「写真のモデルになってほしい」と声をかけられ、彼と親しくなっていく。彼を通じて父の友人である松永の私生児、松永郁也と、彼の世話をしている多恵に出会う。

理帆子の元彼の若尾大紀は本当にどうしようもないやつで、言葉が通じない子供。読んでて本当にイライラするけど、辻村さんの人物設計が上手いからか、「こういう人実際にもいそうだな」という気持ちになる。本当に卑怯で弱い人間なので、しっかり悔い改めて生まれ変わってほしい。

理帆子の境遇には闇がたくさんある。けれど、別所や郁也、多恵の存在がそこに光を届けてくれるような、そんな印象を感じた。

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2025年11月23日

匿名

購入済み

何度読んでも感動します。
ずっと悲しくて切なかったけれど、最後は心が温まる。

#泣ける #切ない #感動する

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2023年06月15日

購入済み

凍りのクジラ

辻村さんの大好きな『ドラえもん』愛が詰まった作品です。道具にちなんだエピソードが最高!そして、登場人物の心理描写がすごい、一気に読み終えました。後半に感じる親の愛情とかに号泣しました。読み終えた時には『ドラえもん』こおを読みたくなりましたn

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2021年03月06日

ネタバレ 購入済み

大好きです!大切な本です!

凄い苦しくて、凄いキレイで、抱きしめるように愛してしまう物語です!!登場人物も全て素敵(若尾くんはダメすぎるけど、理帆子ちゃんがそれすらも愛するから、やはり尊い命に見えてしまう)

お母さんが編集した写真集の描写と、別所さん(お父さん)の最後のセリフ(最後の最後だけじゃなく、その一連のとこ)は、何度読んでも涙が出てきて熱くなります。

辻村さんの作品では、これと「ぼくのメジャースプーン」が私の中で殿堂入りです!

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2020年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読む前にこの本のジャンルを調べたら「ミステリー」と出てきたのでちょっと身構えてたけど、ミステリー要素はほんの少しで、ほとんどは家族や自分を取り巻く人たちの中に自分の存在を認める、というお話。

主人公は年齢の割には達観した思想を持ち、周囲を見下していたものの、疎外されないために八方美人的な行動をとって、その結果手に負えない自体に発展したりもしている。
家庭環境に起因するものでもあるが中二病みたいなものだと私は解釈している。上記のようにそれが原因で他者に危害が加えられたりしてるからそんな簡単に片づけていいもんでもないけども……

各章はそのときの状況に当てはまるドラえもんのひみつ道具の名前をタイトルにしていて、必ずしもポジティブなものとして捉えられているわけではない。
道具は使い方次第ということだろうが、ドラえもんの物語とは違い、救いのないオチを迎えていたりするのが対照的で、なんだかひみつ道具の闇に迫った新しい視点なんじゃないかと感じた。

私自身ドラえもんが好きなので、その良い面も悪い面も満遍なく取り込んでいるこの作品を、義務教育を終えたあたりの若い人たちに是非読んでもらいたいなと思う。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて小説で泣いた。

タイムカプセルからは、ものすごく感情の起伏が激しかった。予想できない展開が何度も起きて、すぐに読み終えてしまった。

この本を通して、ドラえもんがどれだけ自分の身に染み込んでいたのかを知った。幼少期に読んでいたドラえもん。歳をとって頭の隅にもなかったのに、この小説を読んで全て蘇ってきた。大切なことはドラえもんから学んでいたのだと気付かされた。そして、大人になった今もう一度ドラえもんを読んでみたいと思った。

理帆子が頭の良し悪しやS・Fの遊びで人物の特徴を定めて、それのミスリードに自分で引っかかってしまうのが面白いと感じた。

若尾に関する部分は本当にこの物語の中の暗闇の部分だった。読んでいるだけで心が曇るし、物語を追うごとに表現力が高まっていってまるで若尾が実在しているぐらい嫌な気持ちになった。若尾が理帆子に会わずに狂っていなかった世界線では、ちゃんと司法試験に合格していたのかなと思う。

美也とカオリは本当に友達思い。彼女らは理帆子が頭がよく自分たちのことを内心では見下していると分かっていたと思う。

立川と加世は犬猿の仲だが、その仲は切れないと思う。加世の自分の信じたものが正義といった傲慢さが、弱い立川をいじめる立場でなくていじめられる立川を救う立場であったなら、それはいい関係になりそう。

自分が最後の郁也に送るS・Fは
『スコシ・full(満たされた)』

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

うちはドラえもんを見たことないねんけど、この作品読んでアニメ見てみよっておもった! 
ぞわっと恐怖したと思ったらやるせなくて涙して
感情ぐっちゃぐちゃにさせられたなぁ
他作品のキャラクターが出てきて嬉しかった

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

主人公と元カレが現実味のある嫌な奴で脱落しそうになった。見下し癖と他責って重さはあれど割と自分含め誰にでも当てはまるから地獄。

終盤ある秘密道具に準える展開落涙。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

ドラえもんと絡めて登場人物をカテゴライズしていくとはびっくり!!ドラえもんは意外と深いとわかりました!主人公の母親からの写真集でのメッセージ、一個上の先輩について分かった時涙を流さずにはいられませんでした!素敵な小説でした!

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

加害者と被害者のくだりから別所あきらが父であることに気づきながら読んでいたけれど、登場人物の思いを追いながら見る結末はやっぱり号泣。別所が父なのだと理帆子が気付くのが、他の誰かとの会話の齟齬からではなく父本人との会話からというのが良かったなぁと思う。

そして別所と過ごす時間が、父と母が過ごした日々の追体験になっているのがSugoku Fukai(すごく深い)。父と母の直接のやりとりは作中ほとんどないが、別所と理帆子のやりとりから両親の絆を窺い知れた。

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2025年11月09日

Posted by ブクログ

ドラえもんがっつり。3作品目でいよいよ我を出してきたんだろうか、辻村さん。

理帆子の地頭よくて物事を斜に構え、周囲を馬鹿な人たちだと見下し、そんな自分に気づいている描写がとてもうまい。
嫌われがちなキャラなのに没入させられるストーリーと描写。特に終盤はあっという間に10ページ20ページと読ませられた。すごい。さすがです。
長いけどほとんどストレスなく読めました。

オチがあまり好きじゃなかったのと、過去文章の引用によるフラッシュバック効果の多用が少し読んでて引っかかった。理帆子の心理描写がわからないところも。
あと、いろんなSF表現はSukoshi Fukaiでした。

書き方として、一人称なのにおじさんや友達を呼び捨てにしてるの変に感じた。
若尾のキャラクターはその後の「鍵のない夢を見る」の男に生かされてるのかな。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

深くて難しくてでも正直で、はっきり言って読みづらいと思ったけど、でもやっぱり読んでしまった。
理帆子が人を観察する中でどうしても高みから心の中で馬鹿にしてしまうところ、それでもバカにする相手のどこにも入っていけない「少し不在」な状態。解説では「理帆子には読者は簡単に共感できない」って書かれてたけど、理帆子の性質がどうしても私すぎた。
母親のこともバカにしてた?深く関わることを避けてたけど、結局1人になった時に母親を思って大泣きする姿は少し違ったけど、、

別所あきらは最初から謎の存在だったけど、結局お父さんだったとわ、、そしたら立川さんはどうなる?

とりあえず若尾はキモかった。けどこの人の性質も持ってしまっている自分に引く、、

難しかったけど人間の汚さを色々見れる作品だった。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドラえもんの道具そんなに詳しくないのが残念だけど、それでも全然読める面白かった。最後、霊的な?SFな感じなのはあんまり好きじゃなかった。
自分は少しナントカにあてはめたらなんだろうな?

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホラーではない小説で登場人物が「幻だった!」とか「幽霊でした」とかはあまり好きじゃないので、すこし、不満でした

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

辻村ワールドすごろく4マス目。
『スロウハイツの神様』の帯に掲載されていたこの企画、出版社の魂胆にまんまと乗せられてる感ハンパないけど、どうせ読むなら作品間の繋がりを楽しみたいし、著者の作品は温かい気持ちになれるから結果オーライ、、と思いたい。
っていうか、すごろくとはいえ賽の目はいつだって『1』なんだけどw

著者のドラえもん愛が溢れるSF(すこしふしぎ)な物語。

主人公・理帆子が周囲の人に対して壁を作っちゃうところは、何となく自分と共通していて感情移入できたけど、若尾に対する接し方はちょっとどうだろう。理解を超えていた。本心と思っているところのギャップにもヒヤヒヤさせられる。それにしても若尾の自己中なキャラ!一挙手一投足に気持ちがザワザワする。

複雑な家族関係を抱える理帆子の感情が揺れ動くシーンでは、胸を締め付けられる。10代後半という多感な時期で、自分の居場所に悩む日々を送っている。
そして、中盤から何だか不穏さを纏い始め、ハラハラドキドキな展開に移り変わる。闇がどんどん深くなっていく中、終盤での一筋の光が眩しい。ファンタジー要素もあり、ここでもすこしふしぎ。
いや、すごくふしぎ。

で、冒頭の作品間の繋がりだけど、分からなかったので調べてみると、主人公は『スロウハイツの神様』にも登場してた。あぁ、そういえば確かに(汗)。なので、スロウハイツの前に本作を読むのもアリだと思う。5マス目との繋がりは、まだ分からないけど。。

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2025年12月06日

購入済み

泣けます。

ちょっと引っかかってた描写も、後に伏線として綺麗に回収された。クズ男の現実に対する価値観が私と似ていて途中読むのが辛かった。

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2020年06月24日

Posted by ブクログ

SF(少し不思議)なストーリー
相変わらず情景や登場人物の心情、個性が汲み取りやすくて読みやすかったかな。

主人公の様な悩みを抱えていれば
より深く刺さる一冊だと思う。

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2025年12月03日

Posted by ブクログ

ドラえもんと辻村さんなんて最高じゃん!!と思い読んでみました。
ひみつ道具のチョイスが良い上に、本編とドラえもんの話との混ぜ合いが個人的にすごく好きでした。
後半の伏線回収も良かったですが、少し物足りなさを感じたので星3つです。
しかし500ページ超で読むのに気が進まないという方がいたら迷わず背中を押せるような素敵な作品です。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

愛ですね。
ま、みんなそれぞれ身勝手なんですが。
人間そんなもんですかね。

もう少し、どろっと。生身な人間関係も感じたかった。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

理帆子の周りを見下して冷めている感じは共感できたけど、馬鹿な男と付き合ってるところで冷めた。顔で付き合って、顔がいいから関係を切れないでストーカーされてる中身のない女だった。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

理帆子が周りを見下し、心の距離を置いている事に共感は出来なくても理解はできる様な気がします。
しかし若尾と関わりを持ち続ける彼女の心情には全く理解できませんでした。彼には嫌悪感しかありません(。-_-。)
両親やその他の人たちへの理帆子の心の変化の描写はとても良かったです(*´ー`*)

でも、若尾‥許せん!!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

物語のオチまで読み、改めてテーマがSF(Sukoshi Fushigi)であることを認識。途中出てくる「あきら」をてっきり芦沢父だと思って読み進めてたのは間違いじゃなかったみたい。
りほこの思考は自分と少し重なるところはありつつも言動にはあまり共感できず、読んでいて少し痛々しいまでに感じた。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

前半は読み進めるのに苦労したが後半はのめり込んで読破しました
賛否分かれる作品か
自分は星3つ
時を少し経ってからもう一度読んだら今とはまた違う感じが生まれそうとの期待もあり

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

ドラえもんも好きだし、著者のことも好きなのに、最初は物語に入り込めなくて、読むのに時間がかかってしまった。でも若尾が壊れ始めたところから、一気に読めました。

若尾はやばすぎるやつだ。ほんと嫌いだけど、そういう人いるよねって思う。プライドだけ高くて何も出来ない、それでいて人のことを見下したり馬鹿にする人。壊れてからの若尾がやばすぎて鳥肌ものだった。ほんと関わりたくない人だ。

主人公もどこか俯瞰で見ていて、冷めてるけど、ちゃんと周りの人達からは大切にされていました。特に両親の愛を感じられるところは良かった。

最後はドラえもんの様にファンタジーが織り交ざる不思議なお話でした。

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2025年10月30日

Posted by 読むコレ

そう。大事な事は全て「ドラえもん」が教えてくれた。
それは揺るぎようのない事実。
ボクも胸をはって「ドラえもん、大好き!」って言える。

面白かったし、凄く染みるいい本だったとは思います。
でも、こういった女性の視点で描かれる世界感や
空気感に対して、反応できない年齢に
自分がなってしまったんだな...
と痛感してしまいました。
素直に反応できない自分...。悲しいことだが、
仕方ないことなのか?

でも凄く良い本だなーって思います。

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2013年01月30日

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