あなたの言葉を

あなたの言葉を

小説・文芸
1,540円 (税込)

7pt

「辻村さんは大人なのに、どうして子どもの気持ちがわかるのですか?」

あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。
その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる。
これから大人になる人たちへ、辻村深月が一緒に考える。

学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと――
自らの体験を元にまっすぐに語りかけるエッセイ集。

【本文より】
大人になってよかった、と思うこともたくさんあります。そのひとつが、「自分の言葉」で気持ちが伝えられるようになったことです。
さあ、一緒に「あなたの言葉」を探しにいきましょう。

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あなたの言葉を のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まだ読んでる途中だけど、小学生向けに書かれている本なのに刺さる。人柄が出てる優しい文体も好き。40代なのに自分の言葉が分からないことがあるから、熟読したい!

    0
    2026年10月03日

    Posted by ブクログ

    この本を読みながら、なぜ辻村さんがこんなに中高生に人気があるのかがわかった気がする。「言い当てて妙」とは、まさしくこのことなのだとも。学生だった頃、言いたいことはあるのにどう伝えたらいいかわからない。会話の後に残るモヤモヤの原因てなんなんだろう。そう感じたことは少なからず誰しもが体験しているはず。子供だからという言葉で片付けられない思いがそこには残る。でも、辻村さんは言い当てているのだ。しかも的確に。どんなことも優しい目線で拾い上げる感覚も素敵だと思った。子供に向けた本だが、大人にこそ読んで欲しい。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    毎日小学生新聞に連載されたエッセイ的な。
    やさしい口調で語られて、なんだか自分が小学生の頃に戻ったような気持ちで読んでしまった。

    特に好きな話は、、とメモしようと思ったけれど、どれも好きな話過ぎて困る。

    あえて選ぶと、、
    「水泳の授業」
    普段生活する中で、皆さんは、うっすら、世の中には「こうすることが正解」「こう思うことが正解」という正解があるような感じを受けることはありませんか?
    プールの授業がなくなったらさみしい、再開されたらうれしいと思うことが正しい気がすると思います。学校のテストと違って、世の中には正解がないことがほとんどです。プールの授業がなくなったことを悲しむ気持ちも喜ぶ気持ちもどちらも同じ自然と心にうかぶまっすぐな気持ちです。

    あと、この話の次の「自分の気持ち」も好き。
    自分の気持ちを正直に明かすことも、それだけが正解ではない。その気持ちを大切に思うからこそ、気持ちを守るために口に出さない選択もきっとあります。

    「傷つけるのは誰」
    シンパシーが自分と立場や意見が近しい人への共感だとすれば、エンパシーは自分とは違う特にかわいそうとは思えない人に対し、その思いを想像して自分のものにしていく

    「運命でなくとも」
    大人になってから、何を読んでいた?と聞かれてぱっと思い浮かぶ書名以外にも普段は読んだことさえ忘れている本がたくさんあり、だけど、それらが私を大人にしてくれたと今は感じています。

    「好きと禁止」
    子どもの時は大人ってとても頼りになる存在だと思っていたのですが、今自分が親になると、大人もまた何がその子にとって一番いいか、正解を知っているわけではないし、そもそもこれという正解なんてないのかもしれないし、親も迷いながらだったんだなぁと思います。

    この著者の他のエッセイも読んでみようかな。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    辻村さんのエッセイは、初めて読んだけどとても読みやすくて、スラスラ読み進めることができた。
    子どもの時に感じていたことを再確認することができ
    あの時感じていたことは、こういうことだったんだ、
    と思った。
    他の小説とかもよんでみたいと思った。

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    辻村さんのエッセイは、初めてかな…

    子どもへ綴られた文章だと思うのですが、響きました。
    ジーンとしましたし、最後の言葉も良かったです。
    最初は、小学生の子どもをもつ母親の立場で読んでいたはずなのに。
    そして読書の良さが伝わってくる1冊でした。
    役に立たないけど好きをずっと続けられるのは、強いよね。子ども時代だとまわりからそう言われたり、自分でも役に立たないと思いがちだけど。この年になって気がついた…好きを大事にしたいな。
    多くの子どもたちが、このエッセイを読んで欲しいです。そして読書を楽しめたら良いなと思いました。

    0
    2026年07月27日

    Posted by ブクログ

    優しい語り口、同じ大人として共感できる話、「そういう考え方もあるのか」と気づかせてくれた部分………
    自分の言葉でこの本の魅力が全く伝えられないけど、私、この本大好きです!
    読んでよかった!私もこんな文章が書けるようになりたい
    各話の後に載っているイラストも最高!

    0
    2026年07月21日

    Posted by ブクログ

    子供に向けたエッセイだから、とても読みやすかった。子どもから届く疑問や質問に、丁寧に分かりやすく答えてくれる優しいお姉さんみたいな感じで紡がれた言葉たちが溢れてる本で好きです。
    本を読んでも忘れてしまうことへの認識の捉えかたとか、物事を柔らかく捉えられるお気に入りの1冊。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    とっても素敵な本!
    短編がたくさん入ってるので読みやすいし、
    小学生向けに書かれたものの総まとめだけど、
    だからこそ、大人が読んでハッとさせられる。
    また読みたい

    0
    2026年06月04日

    Posted by ブクログ

    愛読書は?という問いには「星の王子様」と答えています。
    冒頭、サン・テグジュペリは「大人はみな子供だった。しかし、それを覚えている大人は少ない」ということを書いています。この言葉が星の王子様の大きな魅力になっているとずっと思ってきました。
    ここに、かつて自分が子供だったことを大切にしている作家に会いました。
    これまで辻村さんの小説を読んできて、その根底にある人間を信じる気持ち、と言いましょうか、本当の優しさ、やはり信頼かな、そういうものを感じてきましたが、その基になっていることが書かれているのがこの本だと思います。
    もしも、この先、辻村美月という作家を研究する人が現れたとしたら、この本は第一級の資料となるはずです。
    小学生向けの新聞に連載されていた文章ですが、この大切な内容を心に持っている大人がどれほどいるかというと、そんなに多くはないことが考えられるでしょう。大人が読んだとき、ある意味での懐かしさを感じるとともに、書いてある内容の重大さ、気高さを新たに見つけるのではないかと思います。
    人の心の美しさ、優しさ、そして、大いなる可能性。
    また、言葉の持つ不思議、言霊の存在。そういうものがたくさん盛られた大皿料理です。
    私はイチゴにまつわる言霊のような言語が好きです
    読書感想文について書かれた先生とのやり取りが好きです
    ああ、小学生向けの本と、小学生相手に閉じ込めてしまうのは実にもったいない。自分が子供だったことを忘れている大人を中心に読んでもらいたい一冊でした。

    0
    2026年04月13日

    Posted by ブクログ

    辻村さんが大人であることを、疑うほど、彼女の言葉は、私に自然と染み込んできました。
    一見、無駄に思われがちな好みや、頑固さが実は、将来の私を形作ることも教えてくれました。ありのままの自分を大切にしようと思えます。作家になりたい人は特に、辻村さんの幼少期にどんな感性をもっていたのか知れるのでお薦めです。でも、本当に大切なことは身のまわりにある物の中で、はっとしたものがあれば、心に留めておいた方がいいということです。この本を読んで和んでみてください。

    0
    2026年03月07日

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