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「辻村さんは大人なのに、どうして子どもの気持ちがわかるのですか?」
あの時、のみこんだひと言。いま感じている気持ち。
その言葉はいつか必ず、あなたを助けてくれる。
これから大人になる人たちへ、辻村深月が一緒に考える。
学校生活、出会いと別れ、読むこと、書くこと――
自らの体験を元にまっすぐに語りかけるエッセイ集。
【本文より】
大人になってよかった、と思うこともたくさんあります。そのひとつが、「自分の言葉」で気持ちが伝えられるようになったことです。
さあ、一緒に「あなたの言葉」を探しにいきましょう。
Posted by ブクログ 2024年04月28日
私が大好きな作家さん、辻村深月さんのエッセイ。子供向け新聞で連載されていたものだが、成人を過ぎてしまった私でも共感できる内容だった。ところどころ、自分が感じてきたこと・考えて実践してきたことを言語化してもらえた感覚があって嬉しかった。
自分の中から生まれてきた自分だけの言葉を大切にしてもいい。
私は...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月19日
辻村先生の言葉は、かつて子どもだった私にそっと寄り添って固まった心を解きほぐしてくれるあたたかな感覚があって不思議に思っていた。あのときのみこんだ言葉や感じていた気持ちをどうしてこんなに鮮やかに思い出させてくれるんだろうって。
それは「私も昔、子どもだったから」。子どもの私の気持ちを載せたまま大人と...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月06日
今月から大学生の私が読むには少し遅かった気もしますが、読みました。
この本は、毎日小学生新聞の連載記事をまとめたものです。短いエッセイが40以上収録されていてとても読みやすかったです。
この本を読んで、人の意見=自分もそうであるという前提でしか今まで考えてこなかったことに気づきました。「自分の言葉で...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月02日
辻村深月さんが毎小新聞で連載しているエッセイをまとめた一冊。小学生を対象に書かれたものですが、年齢に関係なく理解できる•感じられる何かがたくさんあると思います。
丁寧な言葉のひとつひとつが、するりと胸の内に入りこみ、暖かな気持ちになれました。著者の小説ではいつも緻密な心理描写に驚かされ、「どうすれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月21日
辻村深月さんの『図書室で暮らしたい』には、日本経済新聞の週刊エッセイが収められていました。本書は、毎日小学生新聞に約4年間毎月連載した記事をまとめたもの。その新聞のコーナー名をそのまま本書のタイトルにしたのだそうです。
4章立てで全43編。平易な文章で読みやすく、いつでもどこからでも紐解けます。...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月16日
辻村さんの言葉が子どもへの愛情にあふれていて、読んでいてすごく癒された。子どもに向けてのメッセージなのだけれど、自分の子ども時代にまでさかのぼって、過去の傷やモヤモヤしたことを優しく包み込んでくれる。
また、辻村作品の小話や、本を書くこと、本を読むことについても語られているのも魅力的だった。
『こ...続きを読む
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