鈴木涼美の作品一覧
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Posted by ブクログ
5,6畳の部屋での初めての一人暮らし、
ばあばの営んでいたスナックやその後移り住んだアパート、団地、最期を過ごしたホスピスの想い出、
バイト先でのカオスな恋愛模様、
家族で住んでいた昔の家のベッド、
もう連絡先もわからない友だち
小さい頃の習い事、
何者かになりたかった10代の頃、
全てが自分の昔をちくちく想起させてきて、
胸がギュッとなった。
今となっては戻れないあの頃を思い出したくてこの本を買ったから、とても満足。
けど最期に鈴木涼美がAVデビューした話しを持ってくるところで、この本の帯に書かれていた
「私が女としての自分をどう引き受けるに至ったか」を書きました。
をきれいに伏線
Posted by ブクログ
凄かった。エッセイというものをほぼ読んだことがなかった私にとって強烈な読書体験だった。
ほんタメというYouTubeチャンネルで紹介されており興味を持って読んでみた。これは、映像化はきっと難しい、本という媒体のみを通して伝えられる感覚だと思った。
共感できる部分も多く、一方で共感できなかったあの子の振る舞いはこんな感覚にルーツがあったのではと思い至るところもあって、強烈に胸に響いた。私の感じたもやもやを言語化してもらったようで嬉しさもあった。自身も女性性を元とした経験はポジティブ面、ネガティブ面ともにあり、同じような経験をした作家がそれをどう捉えるかを聞けたことが嬉しかった。
性に関する体験を
Posted by ブクログ
「私の身体」を「生きる」とは何だろう。いや、「私の身体」とは何だろう。そもそも、「私」とは何だろう。
各作家たちの切り口は様々だが、みな共通しているのが、己という存在を不可欠に構築するこの肉体というものの生物的な役割にも社会からの眼差しにもかなり戸惑い、苦しみ、受け入れたり受け入れられなかったりしながらどうにか生きている点で、強く連帯感を持ちながら読んだ。
痛ましさを感じたのが、執筆陣の女性たちはほぼほぼみな性被害の経験がある点。私にもあるし、私の友人たちもほとんどあると思う(学生の頃、痴漢が話題になったとき、その場にいた10人ぐらいのなかで痴漢に遭ったことがない子は1人しかいなかったことを