あらすじ
「まだ0時前、夜は長い」ーーコネ入社の会社で広報の仕事をしながら、潔く自由な「生(性)」の日々を過ごしているOLカスミ。ある日、何か始まりそうな出会いが!? 著者初の長編小説!
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Posted by ブクログ
多くの男性と肉体関係を結びながら、男に騙され続ける20代女性
その女性の姉御的な存在の人の言葉から的を得ている
30代になって気づいたのは男は3種類いて、
気持ち悪い男、嫌な男、既婚だけ
Posted by ブクログ
鈴木涼美さん初長編作品とのことだけど、彼女の筆致と完璧にマッチしてて最高の小説だった。
主人公のカスミは27歳。歌舞伎町で身につけた水商売スキルを、今は昼の世界で自分が仕事をしやすくするための処世術として応用し、上司や取引先などと軽率に寝まくって安穏と暮らしている。
それぞれの相手とのベッドシーンが用意されているが、百戦錬磨のカスミ視点ではいずれも湿っぽい情感はほぼ無くドライで辛辣なので、男性読者はショックを受けないようどうか注意してほしい。
カスミをはじめ登場人物が皆わりと打算的で、浅はかで、滑稽で、それでいてクレバーだったりもするので、全員のことが好きになった。ゲスの百鬼夜行って感じ。
カスミが、処女だと決めつけ侮っていた先輩社員が時折のぞかせる達観した恋愛観や的確に本質を突いてくる見解に戸惑い、呼称が処女風非処女になったり、ただの非処女になったり、不倫略奪女子社員になったりと、化けの皮がはがれてレベルアップしていくのがおもろかった。
やがてカスミは同じマンションの住人・小宮さんと知り合い、なんと恋に落ちてしまう。
めずらしく乙女な一面を覗かせまくるカスミに、カスミの所業を知っている読者としては苦虫を噛み潰したような表情にならざるを得なかったのだけれど、オチが最高だった。
正直想像はできてたけど、それでも不意打ちのボディーブローをくらうような天晴れな展開で、極上のエンタメだった。因果応報というかなんというか。
ここのところ「これなら映画でいい」と思うような読書が続く気がしてたけど、本作はあえて活字で読みたい作品だった。
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて手に取ったら、なかなかすごい本だった。恐るべし、キャバ嬢。キャバ嬢でこれほど語彙が豊富で、観察眼が鋭くて、考察して言語化する人はそうそういないだろう。カスミが信頼して打ち明け話をする相手、ランと非処女の言葉がとても世慣れた感じでよくできていて、自分語りの私小説に深みと重層性を与えている。男性はまず手に取ることはない本だろうが、一度読んでみるといい。男という生き物に絶望したり、男であることをやめたくなったり、舐めきっている女の真の姿に戦慄したりするだろう。
Posted by ブクログ
初めての鈴木涼美さんの作品。
まずはバイブスがめちゃくちゃ合うというのと、1ページあたりの文字数が多いのと夜の街やら性描写やら、あとはワードセンスとかもそうなんだけど、文中でシニカルな例えのようなもので度々脱線してしまうのその思考の寄り道的な部分での例えとかがとても面白くて解像度がめちゃくちゃ上がるような感じ。
自己正当化しない自己開示であったり被害と加害、純粋と不純、正しいと間違い、そういう二項対立を信用していない感じであったり、清潔であることへの不信のような核みたいな部分が金原ひとみさんととても似ているというか、共通した何かがあるなぁって思いました。
金原ひとみさんにハマっている最中なので偶然読んだタイミングとしては最高でしたね。
いつか読みたいと思ってた作家さんの本を読むタイミング、それは新刊の棚で邂逅出来た時。今後もそういうペースで良さそうですね。
読書初心者なので、どんどん自分の趣味が見えてきて嬉しい。
読み方とか考え方がりすぎないようにも新刊の棚のディグは続けていきます。
読書の感想ではないですね。
Posted by ブクログ
破天荒で、いつも小ネタ持ってる女友達と、
飲んで、まずまず酔っ払ってる時に聞くような話!笑
わたしはカスミみたいな奔放な女の子、好き。
でも、これ…どうやって最後〆るのかな?と思って読み進めて、最後までダルダルと女友達の
性近況聞いて終わった感だった。
描写は面白いけども、スッキリもモヤモヤもない。