彩瀬まるの一覧

「彩瀬まる」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

配信予定・最新刊

作品一覧

2020/07/24更新

ユーザーレビュー

  • くちなし
    人の形をしたものたちが、今の人と言われるものと同じ生活をしたり、全く起こり得ないことが起きたりするけど、根本に人とは何か、人の感情とは何か(この本においては恋や愛のことだったりする)を訴えかける小説でした。

    初めて彩瀬先生を読みましたがとても好きです。
    幻想的でいて、覚えのある感覚をリアルな手触り...続きを読む
  • まだ温かい鍋を抱いておやすみ
    後半の「ミックスミックスピザ」
    「ポタージュスープの海を越えて」
    「シュークリームタワーで待ち合わせ」
    「大きな鍋の歌」の4編が秀逸。

    普段、忙しさに埋もれてしまう
    大事なのに見過ごしてしまう
    いろんな感情たちを思い出させてくれた。

    食べることにもっと興味を持たなくては。
  • くちなし
    「くちなし」「花虫」「愛のスカート」「けだものたち」「薄布」「茄子とゴーヤ」「山の同窓会」短編7編収録。とても好みな短編でした。幻想的な作風の中に揺曳している死の匂いや愛憎の影があやしい彩りを添えている。「くちなし」は川端康成の「片腕」のオマージュ作品。「片腕」が大好きな私としては読んでいてとても楽...続きを読む
  • まだ温かい鍋を抱いておやすみ
    初出 2013〜20年祥伝社WEBマガジン「コフレ」の6短編

    帯には「心に染み入る極上の食べものがたり」とあるが、食べ物をとおして、自分の生き方、他者との関わりかた、に気づき、考えていく物語。

    印象深いのは最後の「大きな鍋の歌」の、他人に興味にない中年の松ちゃん。調理師学校の同級生だった釣りや山...続きを読む
  • まだ温かい鍋を抱いておやすみ
    1人の人に焦点を当てて、その心のゆらぎを描いた短編集。

    読み始め、んー…刺激が足りないなぁ。と思っていたが、読んでいくうちにその描かれた個人の重みにお腹がいっぱいになっていく。大きな物語ではなく、個人レベルの小さな物語だけどどれもずっしりと重い。その重みを癒すのが食べ物。それでプラマイゼロになる感...続きを読む