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手が好きなので、あなたの手を見せてください――不思議なノリで盛り上がる、深夜の掲示板。そこに集う人々は、日々積み重なっていく小さな違和感に、窮屈さを覚えていた……。静かに心を揺さぶる連作短篇集。
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Posted by ブクログ
どのお話もんんんんああああはああこの気持ちどっかのなんかのシチュエーションでなったああってなるのでたまらんのだが、おじさんの主役の話ではあっっっわたしも攻撃する側になってるっっああああごめーーーん!!ってなる。感情がぶるぶるなるまるで自分がその場にいるみたいな気持ちになるすごいめっちゃ面白い。
ふんわり優しいお話ばっかりでかなり好きやった。 こんな感じの時間軸の繋がりがあるんやなぁ。 寒い毎日、ほわっとした気持ちを頂けて幸せになれた。 読んで良かったー。
自分にしかわからないままならなさやコンプレックスを全て温かく包んでくれるようなお話。 すきになれない部分を肯定してくれるような素敵な短編集でした。
心の不安・悲しみ・寂しさがある人は手に取ってみると、もっと楽に物事を見つめ考えることができるのでは・・・と、思う作品でした。読みやすく面白い短編集でした。
様々な人の視点が読めて、深く共感するもの、全く交わらない他人の感じるものの両方を得た一冊。「マリアを愛する」が一番好きでした。とある元アイドルの非公式MVを思い出した。ずっと余韻に浸っていたい大好きな一冊です。
自分という生き物とうまく付き合えなくて、自分でいることに窮屈さを覚える。 どうして自分はこんな風にしか生きられないのだろう。という自己嫌悪に陥った経験を持つ人は、持たない人よりも多く存在すると思う。 別の誰かになることは叶わない。それならばこの自分という厄介な生き物と、どう付き合っていけばいいのか。...続きを読む そういった想いを抱えた登場人物たちが織り成す、5つの短編集。 美しい容姿に生まれたことを窮屈に感じている男子高校生や、女性という性に少なからず違和感を抱えながら生きてきた中年女性など、自分のコンプレックスが何であるかをはっきり認識している主人公もいれば、真面目すぎて物事をまっすぐに決め付けてしまうことを周りに疎まれながらも、自覚は出来ていない老年の男性が主人公の物語もある。 いずれにしてもどこか“上手く生きられない”人たちが主役であるところが、身近に感じてとても愛おしくなる。 5つの物語の共通点はインターネット上にある1つの掲示板のスレッドで、若い女性が立てたらしい「手が好きなので、いま起きている人の手の画像をください!」という内容のもの。 5人のうち4人の主人公はそのスレッドを偶然見つけ、ほんの一時軽く関わる。そして残りの1人は…という少しの謎も楽しめるつくり。 みんなスレッドとの関わり方はほんの浅いものなのに、不思議とその存在が心に残る。偶然見つけてふと立ち寄って書き込みをするのだけど、その内容が主人公たちの悩みやコンプレックスにとても沿っているところが興味深い。 普段悩んでいることや考えていることが無意識に現れる瞬間の小さな恐ろしさのようなものを感じた。 私はとくに「小鳥の爪先」と「マリアを愛する」が好きだった。主人公たちのコンプレックスを理解出来るせいかもしれない。 ネット上に居場所を求める人間が数多いる今の世の中。不健全だと責める人もいるかも知れないけれど、それによってどうにかバランスを保てている人も確かに存在する。 そこに血の通ったような温かさを感じることも、きっと不可能ではないのだと思う。
「マリアを愛する」と「鮮やかな熱病」が特に好みだった。 どちらもミニシアターの映画を観たような不思議な満足感があり、大号泣ではなくじんわりと泣ける感じが良かった。
連作短編集。 どの話も…というか、どの主人公もなんだかとても愛おしくなってしまった。 最後の章の仕掛けに思わず声を出してしまったけれど、それもまたさらに愛しい結果に。 素敵な一冊。
その時しかリアルタイムで参加できないスレッドで、それぞれの主人公が繋がっているのが素敵だしかけがいのないことだなぁと思う。 普通はスルーしてしまいそうなのに、気分やふとしたきっかけで参加し、ある人は勇気をもらい、ある人は鬱憤を晴らす場に。 どの話も素敵だったが、やはり最後の章が良かったなぁと思う...続きを読む。
あなたの手を見せてください、という掲示板を見た人たちを描く連作短編集。 掲示板をみる状況はそれぞれだけど、主人公の日常にさりげなく組み込まれていてよかった。主人公の状況や話が全く異なるので、なおさらこの掲示板の話って必要?という思いがして、うまくフックがある感じがした。いくつかの話はもう少し読みたい...続きを読むと思わせられた。 個人的には最初の「小鳥の爪先」という少年の話から入ったのがよかったと思う。
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彩瀬まる
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