神様のケーキを頬ばるまで

神様のケーキを頬ばるまで

605円 (税込)

3pt

ありふれた雑居ビルで繰り広げられるいくつもの人間模様。シングルマザーのマッサージ師が踏み出す一歩、喘息持ちのカフェバー店長の恋、理想の男から逃れられないOLの決意……。思うようにいかないことばかりだけれど、かすかな光を求めてまた立ち上がる。もがき、傷つき、それでも前を向く人々の切実な思いが胸を震わせる、明日に向かうための5編の短編集。

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神様のケーキを頬ばるまで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とある雑居ビルに関わり生活している人々の連作短編集。

    誰かの何気ない一言が、人の人生を大きく変えるきっかけになる。
    人生捨てたもんじゃないなって思える、何気ない名言が散りばめられた一冊だと思う。


    人の印象というのは、見る人によって全然違って見えて。
    自分の思う"私"と、他人

    0
    2024年09月06日

    Posted by ブクログ

    ありふれた雑居ビルで繰り広げられる
    日常のどうにもならない理不尽なこと、
    大きな怒りや悲しみを抱えた登場人物5人が
    様々な出来事や出会いを通じて
    生きる姿勢を少しだけ変えることで、
    今までの日々を時間をかけて許し、
    付き合っていこうと前を向く。
    それまでの憎んだ相手や、苦しみもがいた自分自身が、

    0
    2024年03月28日

    Posted by ブクログ

    どの編の主人公も決して華やかでも綺麗でもなく、非常に人間的で面白い。どの主人公も最後は悩みとかモヤモヤが少し晴れた感じでスッキリする。視野が広がった感じがする。

    0
    2023年06月14日

    Posted by ブクログ

    この方の書かれる、どこかで交差する繋がりのお話大好き。一つのフレーズが素敵だなぁーと思って刻んでる。

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    映画、音楽、小説などのカルチャーが人それぞれ評価や受け取り方が違うように、
    今起きたこと、この瞬間も、自分からしたらどうしようもなく辛く、どうしようもなく幸せでかけがえのないことでも、
    自分以外の誰かにとっては特に記憶に残らず過ぎ去っていくことの一つに過ぎない。

    人生は、なかなか自分の思い通りに進

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ

    今まで読んだことがない感覚の作品だった。生きていれば一度は抱える人間関係の拗れや嫉妬、手の届かない想いなどを登場人物は抱えている。最後はハッピーエンドとはままならず、微妙に手の届かないところで終わっているのがもどかしい。けれど希望はもう自分の中にあって後は進むだけなんだという気持ち良さもあった。古い

    0
    2025年01月10日

    Posted by ブクログ

    なんか上手く言えないけど、深いあじわいの本だった

    文章の表現、言葉の力とか

    また読み返したい一冊である

    0
    2024年09月13日

    Posted by ブクログ

    どこにでもあるような駅前雑居ビル
    そこに入居している、マッサージ店、カフェ、古本屋等
    今回は、ビルの一部屋が変わりながら物語の中心となる連作短編集
    プラス「深海魚」という映画がそれぞれの主人公達の記憶に残る
    小説宝石掲載の4作と書下ろし1作
    それぞれ50ページほどの短編だけど 登場人物達のキャラクタ

    0
    2024年06月14日

    Posted by ブクログ

    「もし売り場で大野さんを見つけてからかってくる人がいたら、その人は最後に別れた時からずっとおんなじ場所に立ってる。変化のないつまらない人だよ。」
    これほんま確信ついてると思う。
    「私は私を褒めていい」
    いやほんまそれ~みんな自分大事にしよ~
    自分だけのケーキを口いっぱいに頬ばって癒されてぇー

    0
    2024年06月09日

    Posted by ブクログ

    雑居ビルに関わる人が、やむにやまれぬ状況から一歩踏み出す短編集。登場人物たちの現状への閉塞感で読むのがしんどいシーンもあるけど、少し希望が見えて終わるお話が多くてよかった。

    0
    2024年05月16日

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