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十年前に妻を失うも、最近心揺れる女性に出会った津村。しかし罪悪感で喪失からの一歩を踏み出せずにいた。そんな中、遺された手帳に「だれもわかってくれない」という妻の言葉を見つけ……。彼女はどんな気持ちで死んでいったのか――。わからない、取り戻せない、どうしようもない。心に「ない」を抱える人々を痛いほど繊細に描いた代表作。
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Posted by ブクログ
彩瀬まるさんの作品を初めて読んだ。 5編の短編でできているが、繋がっていてひとつの物語になっている。 人は、周りの友人や家族と繋がっているようで繋がっていない…繋がっていないようで繋がっている。 (どう表現したらいいのかわからない^_^;) 「指のたより」と「やわらかい骨」の小春がよかった。 ...続きを読む 素晴らしい作品だった。 彩瀬まるさんの他の作品も読んでみたい。
本屋で偶然出会った一冊。 いまはいない大切な人への一筋縄ではいかない思いが溢れている短編集で、どれもとても透明感のある物語で、よかった。
本編も当然ですが、最近解説を読んで、作家先生は、言葉を形にするのが凄く上手なんだと改めて実感します。当たり前ですが。 解説であるように、物語それぞれが「寡黙」ではあるが、それでいて「鋭利」であり「優しい」。読んでよかったです。 桐野夏生さんの「日没」からの、振れ幅、最高かよ。
偶然死を身近に感じる機会が多かった時に読んだ。どんな言葉でも言い表すのは難しいけど、生きることと死ぬことについて上手く飲み込んで自分の中で折り合いがついた作品だった。
やがて海へと帰る。を読んで自分が死んだ事に気付かず歩いて歩いて同じ場所に戻って、また歩いて、歩かなくていいんだよとお婆さんが言ってくれる、顔が菊の花で、その大元が震災で、何度読んでも切なくて、でも切ないと自分とは関係ないと人事みたいに考える浅はかな自分がいる。どんどん記憶が消えて行き最後に歩かなくて...続きを読むいいんだよと、救われる、最後に救われた思いです。小春の話が印象的だった、自分から見たら今の子供達は複雑で、逃げる術を持たないと生きれない、小春は自分が変わる事が正しいと知り実際そうした、葵とまた会えるはず
彩瀬まるさんの作品が好き。 以前なにかを読んでから漠然と思っていて、メルカリで5冊セットで購入うちの1冊目を読み終えた。 大きなストーリーに流される話ではなくて 手からこぼれ落ちていく日々の生活を、ひとつぶひとつぶ、お椀がたの手で受け止めているような、そんな印象 短編集だがゆるっと繋がっている私が愛...続きを読むしてやまないスタイル 読み終わってからはじめて気付く、表紙のイラスト なにか足りない、ずっと足りないと思っていたわたしを、埋めてくれる
どこか影がありながらも、優しく穏やかな雰囲気の物語でした。 誰かに押し付けられるのではなく 自分で向き合って、納得して見つけ出した答えは 何よりも強いんだなと思いました。
強く、強く、なんのうたがいもなく怒ったり、責めたり出来る、のはその物事に関わりがない人 本当の意味で他人を理解することはできない。短編に登場する人達の心の中の暗い部分を描きつつも何かぽっと暖かい気持ちになるような話だった。
ひとつひとつ丁寧に繋がった短編集 境遇に違いはあれど、あぁわかるなぁと思える、心にしんみり染み渡るものばかり “ハライソ”が1番わかりやすかった “やわらかい骨”の、中学生ならではの透明感と純粋さゆえに苦しむ姿も印象的でした
とても良い作品だった。短編ですがどれもゆるりと繋がっているのにその主人公だけの物語がそこには在るという感じ。骨という言葉が死・繋がり・成長などいろんな意味で表現されていて興味深かった。指のたよりから始まってやわらかい骨で終わるところ、最後の文章が良かった。誰に合わせても何処に溶け合っても自分を形作る...続きを読む骨は自分の中にあってその骨は染まらない。だから他の人にはなれないし、自分は自分を救って抱きしめてあげなければならないんだと強く思った。
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骨を彩る
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彩瀬まる
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