かんむり

かんむり

小説・文芸
752円 (税込)

3pt

虎治と光は元同級生。夫婦になり子供を持ち家族になった。言葉と体と時間を重ね、時にぶつかりながら同じ方向を見て進んでいると、それが夫婦だと思っていた、けれど。子育てへの意識の違い、自分の体への戸惑い、老い、子離れ。こんなはずじゃなかった――私の〝かんむり〞は一体どこにあるのか。どうしようもなく別々の体を生きる、夫婦の物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    かんむり
  • タイトルID
    :
    2058314
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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かんむり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    身体のつながりと、心のつながり。

    家庭環境、体型、ジェンダー、セックス、子育て、政治、死生観…
    さまざまな『多様性』が求められる現代で、
    それぞれのライフステージを生き抜いた夫婦の物語。

    平凡なようで、美しい。
    まるでウォータークラウンのように。
    一つとして同じかたちがなく、
    すぐに崩れ去るかんむりの、
    それぞれがとても完成した物体のように。
    そんな、光と虎治という夫婦の美しい物語だった。

    0
    2026年01月19日

    Posted by ブクログ

    難しいセリフ、難しい描写が最後まで続く、最後まで続いても、私のように言語化に苦しむようなものでも、夢中になって読んだ作品でした。

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    人生のどんな1場面にも、瞬間の切なさと温もりがある。自分だけでなく、どんな人にも。
    繊細な光を、崩れないように一生懸命守ろうとする私たち。それこそ私たちの青春でありかんむりだと思う。

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    彩瀬まる〜!!っていう作品だったと思う。
    夫婦でも、全て同じとは限らないし、考え方も価値観も違う。でもそこをそういうものだよねって進むか、同じように擦り合わせていくのかどうか。
    そういうものだよねって思ってても、それによって自分の価値観が揺らぐとしたら、それは許せるのかどうか。でも、すれ違ったとしても、夫婦なんだよね。子どもがいて、それが家族なんだよね。誰かと生きるってそういうことなんだよね。
    私のかんむり、他者からは見えない、私だけのかんむり。でも私もそれをおそらく自然にまとっていて、自分からも見えない。でも誰もがみんなかんむりをかぶっているんだと思う。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    10代から70代までの光の人生は、喜びだけじゃない、思い通りにいかないことに戸惑い、違和感に抗いながら、様々な感情の波を受け止め葛藤していた。生きるってこういうことなんだろう、どんな選択をしたとしても、なるべく自分の人生を肯定していたいと思った。

    0
    2026年03月29日

    Posted by ブクログ

    自分自身は男として生を受けた。
    性自認は男性で性的指向は女性。
    マジョリティに属しているつもりでいる。
    ただ趣味嗜好が合わない。
    父親が好きだった、
    釣り、格闘技、ラジコン、煙草、車。
    どれにも興味を持てなかった。
    格闘技や煙草は毛嫌いすらしている。
    唯一といっていい共通点の野球は全く見方が違って話が合わなかった。
    せっかく息子だったのに残念だったな、と思っている。

    イエにも社会にも個人に対して要求があって、
    個人が個人として欲求を突き詰めるのは難しい。

    作品として、途中まではすごくよかったのだけれど、
    終盤、依怙地になっていた夫が突然気が変わるシーンがある。

    現実はそんなものかもしれないけれど、
    そこはフィクションらしく、一縷の望みを持てる虚構を用意してほしかった。

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    私は結婚も子供がいる生活も経験したことがないけど、世の中の夫婦達の関係性や悩み、子育問題等の描写がリアル過ぎて想像できてしまう。
    読みながら登場人物の夫婦関係が危うくなる度に胸が苦しくなりハラハラしたり、かと思えばお互い寄り添って軌道修正しほっとする。これこそが夫婦なんだなと、色んな感情になりながらもそう感じることができた。
    と同時に、付き合った当初の初々しい関係や数年経った後のギスギスした関係もしっかり刻んであり凄く素敵な作品だなと思った。
    私もいつか家庭を持つ事ができたら、この作品を思い出し読み返したりしながら、大事にしていきたいと思った。

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    夫婦それぞれ、いい人な面と嫌な人な面が自然に描かれてて、人間の複雑さが少し苦しかった。
    あと、肉体の表現が好き。性愛ばっかが愛じゃないけど、血と肉を感じる愛も悪くないなって思えた。

    0
    2026年01月07日

    Posted by ブクログ

    家族、夫婦のあり方、そして熟年夫婦の愛をこんなにも考えさせられた物語はかつてあっただろうか?今のご時世に読んでほしい感動作です。

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    メルカリのセット売りでたまたま。文章が綺麗で全部ハッピーなわけじゃないけど優しくて、よい時間だった。

    0
    2026年06月01日

かんむり の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    幻冬舎
  • 掲載誌・レーベル
    :
    幻冬舎文庫
  • タイトル
    :
    かんむり
  • タイトルID
    :
    2058314
  • 電子版発売日
    :
    2025年11月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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