あらすじ
虎治と光は元同級生。夫婦になり子供を持ち家族になった。言葉と体と時間を重ね、時にぶつかりながら同じ方向を見て進んでいると、それが夫婦だと思っていた、けれど。子育てへの意識の違い、自分の体への戸惑い、老い、子離れ。こんなはずじゃなかった――私の〝かんむり〞は一体どこにあるのか。どうしようもなく別々の体を生きる、夫婦の物語。
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Posted by ブクログ
人生のどんな1場面にも、瞬間の切なさと温もりがある。自分だけでなく、どんな人にも。
繊細な光を、崩れないように一生懸命守ろうとする私たち。それこそ私たちの青春でありかんむりだと思う。