福澤徹三の作品一覧
「福澤徹三」の「侠飯」「怪談四十九夜 今宵かぎり」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「福澤徹三」の「侠飯」「怪談四十九夜 今宵かぎり」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2000年『幻日』でデビュー(文庫化の際『再生ボタン』と改題)。『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞。代表作のひとつである『東京難民』は映画化されている。その他作品に『忌談』、『真夜中の金魚』、『アンデッドシリーズ』などがある。
Posted by ブクログ
普段よりも、登場する若者が、まとも。
普通の若者が、気が付けば、犯罪に巻き込まれていく。これまでの、若者に喝を入れる、教えるという展開とは、一味違う。
今の不寛容社会の問題と、そんな社会で生きる上での心構えが語られる。
全てが金と、若者が感じられる社会にしてしまった大人の責任が述べられ、若者への贖罪と、そんな社会でも自ら切り開くとい観点からのエールが垣間見られる作品だった。
世相か。
今回のメッセージは、最後の締めくくりに書かれているとおりだろう。
[引用]
他人の失敗を許せない人びとや他人を見下す人びとは、誹謗中傷やレッテル貼りを続けるだろう。
しかし、社会が変わらなくても、自分は変えられ
Posted by ブクログ
福澤徹三『侠飯 11 激辛ガチ推し篇』文春文庫。
シリーズ第11弾。まさかこんなに長く続くとは思わなかった。人気のあるシリーズなのだろう。
今回、柳刃竜一と火野丈治が潜入したのは、昭和レトロな喫茶店。柳刃が作る相変わらず美味そうな料理がレシピと共に紹介される。
この殺伐とした時代に、任侠と人情、人としての生き方までを教えてくれる、強面だが、心優しき2人の潜入捜査官。
やっとの思いで就職した都内のパープル会社を退職し、フードデリバリーの配達員で生計を立てる湯浅和希は世間の冷たい目に晒されながら、メンタルを削られる毎日を過ごしていた。
ある日、和希はピックアップ先のゴーストレストランを