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特養老人ホーム「敬徳苑」で入所者が何者かに殺害された。第一発見者の介護員・清水穂香はストーカー被害に悩むシングルマザー。彼女の事情聴取にあたった交番巡査の武藤大輔はストーカーの正体を暴こうと苦悶し、新米刑事の風間志郎は捜査の過程で半グレ集団の罠に堕ちる。錯綜する事件の背後に現れる巨悪の正体とは? 格差社会の闇をえぐる異色の警察小説。
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Posted by ブクログ
登場人物がどこで交わり合うのか、ドキドキしながら読んでいた。キンドルで見つけた本ですが、シリーズ化されているので他も読む予定。ちなみに全4冊、これは3巻にあたりますが物語は楽しめます!!
面白かったー 1/3くらいで高齢者殺しの犯人わかってしまったけどそれでも面白かった! 読み始め すこし説明がくどすぎて 挫折しそうになったけど 読み進めていくうちに 解決に向かって 一気に読み切った 映像が浮かぶくらい 続編期待します!
福澤徹三『群青の魚』光文社文庫。 『灰色の犬』『白日の鴉』に続く条川署クロニクルの第3弾。因みに第4弾の『晩夏の向日葵』の方が先に文庫化されている。 第3弾では、交番巡査の武藤大輔と新米刑事の風間志郎の二人の若き警察官を中心に条川市の闇に潜む正体不明の巨悪に率いられる半グレ集団との攻防を描く。...続きを読む 起伏に富んだストーリーはうねりにうねり、非常に面白い。そして、全く予想外の展開と条川市に巣くう巨悪の正体には驚愕する。 特養老人ホームで入所者が何者かに絞殺される。第一発見者の介護員である清水穂香は半グレ集団の幹部の夫と離婚したシングルマザーでストーカー被害に悩んでいた。 穂香の事情聴取にあたった交番巡査の武藤大輔は彼女に恋心を抱きながら、ストーカーの正体を暴こうとする。一方、半グレ集団の悪事を暴こうとしていた新米刑事の風間志郎は捜査の過程で半グレ集団の罠にはまり、弱味を握られてしまう。 そんな中、再び清水穂香が勤務する特養老人ホームで入所者が転落する事故が起き…… 本体価格840円 ★★★★★
ハラハラする展開が面白かったです!沙織という登場人物が最高。辻根のババアという字面を見るたび笑える。
介護施設で起きた事件とオレオレ詐欺。 何ら関係のない事件が複雑に絡み合っていく… 先の読めない展開、後半のクライマックスはヒヤヒヤしながらページをめくる手が止まりませんでした…!傑作です。
読み進めるうちに、事件が複雑化してきて、先が気になりぐんぐんページをめくってしまう。シリーズ作品の3部作目であったようだが知らずにいきなり読んでしまった。が、話を理解するには問題なく、しっかり入り込めた。シリーズの順を追って読むと、登場人物に愛着が湧いたりして、より楽しめるのかもしれない。 同じ著者...続きを読むが書かれた「東京難民」もそうだったが、絶対絶命のような、どん底のような気持ち、またそこから這い上がる希望の描き方が本当に面白く、ハラハラさせてくれるなと思う。
特養老人ホームで起こった殺人事件。 介護の仕事なりが知れて、興味深かった。 最後の50ページくらいまで?謎がなぞを呼び、筆者の思惑通り、ミスリードされてしまった。 正直嫌な展開だなと思いつつ、リアリティーあるなと思わされるラストだった。 飽きさせないストーリーに脱帽。 次巻に期待。
複雑に絡み合う登場人物たちの思惑と関係性が、ページを追うごとに色濃くなっていって面白かった。読み応えがあった。薄給で重労働で責任が重い、過酷な労働環境が人間の心と判断力と生活を蝕んでいくのがよくわかる。
淡々とした文体だけど、苦にならず軽く読めてよかった!あとからコピーライターもやっていた作家さんと知って納得。わかりそうでわからない、けどなんかわかった気がする犯人、というちょうどいい温度感の推理小説。世界観の続編とは知らず、次は一作目を読んでみようと思う。
初見の作家さん。 物語は、穂香、風間、武藤の3人を軸として展開していくせいかしょっちゅう場面が切り替わるので、混乱した。しかも、物語の上で散らばったパズルのピースがいくつもあって。 それらがなかなか上手くはまらず先が読めない混沌とした進み方だったから、読むのを辞めてしまおうか。と思っていたが。 最...続きを読む後はジェットコースターの如く一気に事件が解決に向かうし、一気読みだったがちょっと駆け足っぽく終わってしまった気がしたのでそこが少し残念だった。
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