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潰れかけたシャッター商店街に、元ヤミ金の男が流れついた。さびれた店と老人だらけのこの商店街はバンビロードというよりゾンビロード。男は住人の依頼で町おこしイベントをでっちあげるが、当然のように大失敗。昭和のアッパー系おやじアサカツの登場で、事態はカオスの頂点へ。著者初の長篇小説は、3ページに1回は腹筋が痛くなるハイテンションコメディ。
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Posted by ブクログ
シャッターを下ろした寂れた店と爺さん婆さんがゆるりと闊歩する子鹿商店街。 その通り名はバンビロード。 闇金会社からネコババした三千万円を手に、命辛々逃げ、たどり着いたのがこの街。日本のあちこちで見られる、商店街近郊に大型ショッピングモールが出来て過疎化が進む典型的な地。 ひょんなことから、その元...続きを読む闇金が町おこしを手伝う羽目に。更に、何故か昭和の俠客丸出しの組長の舎弟になることに。 よぼよぼ爺ちゃん達の賭場が開帳され、立小便の染みで出来た狐様は注連縄で巻かれた御神木に。 福澤徹三氏らしい、言葉選びとテンポが気持ち良い一冊でした。
さびれた商店街の町おこし奮闘記。 闇金業界から逃げてきたアウトローの影山が、逃げ込んだのはシャッター通りになってしまった子鹿商店街。 身分をイベント会社長と偽ったために、再開発の話に抵抗しようとした商店街組合の町おこしの計画に巻き込まれる。 しかし闇金ボスから強奪した三千万を紛失し、その...続きを読む上惚れた女のため、金のため、町おこしに加担するも、裏切り者に弱みを握られてしまう。 子鹿商店街はどうなってしまうのか? キャラの濃いメンツが登場して飽きないのですが、話がやや単調なので★3つ。
福澤徹三のホラー小説と並ぶ代名詞とも言うべきアウトロー小説かと期待して読んだのだが、ドタバタコメディーの中で僅かばかりの人情劇を描いたような作品だった。ひと言で言えば、期待外れ。最近、気に入った作家の一人として、何作か立て続けに読んでいただけに残念だった。
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シャッター通りの死にぞこない
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福澤徹三
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