【感想・ネタバレ】侠飯3 怒濤の賄い篇のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年02月10日

今回なかなか柳刃と火野が登場しなかったので
違うパターンなのかな?と思って読み進めたら
登場しました
まあこの2人が主要人物だから出ないってことはないか
相変わらずの旨そうな賄い飯に集中してしまいましたが
ストーリーは前の2作よりかなり濃い
ヤミ金の店長をしていた青年が幹部に実の祖父の家を地上げしろ...続きを読むと命じられる
祖父はヤクザの組長
しかし組は祖父の他にはじいさん組員が2人だけ
簡単にできると思ったら
そうは問屋がおろさなかった
なぜか組に住み込んで行儀見習いをすることに
そこに柳刃と火野がやってくる
そこで人間らしい暮らしをするうちに
すっかり性根を入れ替えた主人公
人情譚と料理がいい具合に混じりあった作品です

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Posted by ブクログ 2018年11月18日

侠飯シリーズ 第3弾

プロローグ 幹部の椅子と実家の地上げ
1激安で激旨、鶏つくねピェンロー
2朝飯がばくばく進む、海苔玉子焼となめ茸豆腐
3激辛でカプサイシン効果、火の鶏と部隊鍋
4二日酔いの朝こそ旨い。カレー肉吸いと玉子かけご飯
5冷めているのに温かい。真夜中おにぎり
6安い肉ほ...続きを読むど美味しくなる、わが家で作れる激旨牛丼
7旨すぎてスタミナ満点、オリジナル総菜の饗宴
8懐かしさは最強の調味料、心で食べる母の味
エピローグ 本物の任侠は人生の味を極める

渋川卓磨は、半グレ集団で闇金の店長をしていたが、リーダーの命により、地上げを担当させられることに。

それが卓磨の祖父で浅草で渋川組を構える伊之吉の組事務所だった。

行儀見習いとして組に住み込みながら地上げの機会を狙うも、客人として柳刃と火野が組に転がり込んでくる。

組織のために伊之吉から地上げの承諾を得なければならないが、組での礼儀作法や柳刃の激旨料理、伊之吉の温情に、本当の自分の生き方を見出していく。


今回も腹が減って仕方ないストーリー。
もはやこれは料理本。

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Posted by ブクログ 2018年08月22日

侠飯第3弾は闇金のお兄ちゃんが主人公。これまでは大学生や会社員が主人公だったのでまだよかったんだけど、闇金とか、自分には縁遠い世界で。
読み進むのに難儀しました。

ところで柳刃さんは、どこで仁義の切り方(というらしい)を覚えてきたんでしょうね。小指の先がないことに関係するのかしら。でもまたこれはき...続きを読むっと別の話。

今回も柳刃さんと火野さんコンビが世直しです。前巻の主人公が、リレー形式よろしくちらっと登場させてくれるのは、嬉しいプレゼント。

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Posted by ブクログ 2018年03月07日

イヤー、こんなシリーズがあることに気づいてよかったぁ。フレンチが好きな私ですが、こんな絶妙な一手間をかけた自炊飯は、私のもうひとつの好きなジャンルだということに気づきました。素材の美味しさをしっかり引き出す感じがフレンチとおんなじだと思います。最後の〆の話で、料理の〆同様、きれいにしまりました!
...続きを読むナギバさんと火野さんが話に初めて登場するときは、私のなかでキター‼って叫んでます。

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Posted by ブクログ 2017年03月23日

3巻の中で一番良かった。いっきに読んだ。
3巻とも、料理はもちろん、教えられるものがあっていい。4巻楽しみ。

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Posted by ブクログ 2023年12月24日

面白かったです。
美味しいものが溢れていて、
いつも作るレシピをいかに美味しく作れるか、
参考になりました。

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Posted by ブクログ 2022年12月30日

実際に読んだのは売り出してすぐ。
お達しなすってという口上がかっこよかった印象があるけれど、読んでるうちは覚えているけどすぐに忘れてしまう。

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Posted by ブクログ 2022年04月26日

やっぱり料理の豆知識が入っているとありがたいなあ。今回も非常に美味しそうだった。プデチゲは読んだその日に食べたし、トムヤムクンは作ってみたくなった。いつか絶対作ろう。正直、物語より料理のことしか覚えてないかもしれないくらい、料理パートが魅力的すぎる。

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Posted by ブクログ 2020年09月06日

うー今回も良かった…!エンタメとして読み応えがあったし最後グッときた。
柳刃さんは本当にカッコいいなぁー。火野さんもどんどん良いキャラになるし。相変わらず涙脆い。
面白かった。

今回も前作の登場人物達がちょっとだけゲスト出演。こういうの連作もの読んでて嬉しいサービスですね。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年08月27日

半グレがヤクザを地上げするという、なかなかの設定でした。怖いものなし。この世界の人たちの話は物語で読むととても魅力的。卓磨のグズグズっぷりに途中「長いな」とは思いましたが、その間も柳刃さんの美味しそうな節約レシピに癒されながら読めました。前作の登場人物がちらっと出てくるのも良い。続編も読みたいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年11月14日

登場人物達の職業故にどう終わるのか、不安だったけれど
自分の好きな終わり方でした。
(この作家さん、他作品はなかなかヘビーらしいので。。。
ほっこり出来て、読み終えた後はいい気分)

妹尾河童氏の鍋が登場!!気になっていたし
鍋の季節だし、試してみようか。。

また、ファミリー?で食卓を囲むことから...続きを読む、まとまった献立内容だったことが有難い。
参考にさせて頂きます。

シリーズとして続いているようなので、楽しみ。

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Posted by ブクログ 2018年02月11日

シリーズ3巻もとてもお腹が空きました。面白かったです。
今回の主人公も初めは嫌なやつで、でも潜入した柳刃さんの言葉で変わっていったところが良かったです。
今回の柳刃さんの作るごはんもとても美味しそうでした。予算1人300円という範囲での料理、今までで一番実用的な気がしました。季節もちょうど冬ですしぴ...続きを読むったり。
今回の舞台がやくざの組ということで、色々なしきたりが大変そう…と思いました。主人公の祖父である組長と、柳刃さんとの初対面のときの仁義、「お控えなすって」のやりとり…長かったです。でも和室での作法とか立ち居振舞い、勉強になりました。
スパイシーギャングもがんばってるみたいです。4巻も楽しみです。

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Posted by ブクログ 2018年02月03日

 やっぱり面白い福澤徹三。今回は、半グレの卓磨がヤクザの行儀見習いをしながら男になっていく。

 半グレ集団に属し、闇金の店長をしている卓磨が、半グレ組織串刺連合のリーダーの命を受け、ヤクザの祖父の事務所の地上げに乗り出す。なんとか行儀見習いとして働きだしたが、昔気質の祖父を口説けないでいた。そんな...続きを読む時、例の2人組、柳刃と火野が現れた。
 行儀見習いをしながらもリーダーからは地上げをせっつかれ、挙句に祖父を殺せと指示される。板挟みになった卓磨の出した結論は・・・。

 相変わらず柳刃の作る料理は旨そうで、しかも他のレシピ本とかと違い、簡単そうなので思わず作りたくなってしまう。また、このシリーズのキモは何と言っても主人公が成長していく様にある。今回もその成長振りは大いに勇気をくれるし、読後感も爽やかだ。

 ひとは、なんのために生きるのか。人によって考え方は違うだろうが、それを見つけた卓磨はもう大丈夫だろう。

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Posted by ブクログ 2017年07月21日

内容(「BOOK」データベースより)
渋川卓磨、27歳、ヤミ金業者店長。上層部から「やくざの組長宅を地上げせよ」という指令を受け組に潜入したが、なりゆきで行儀見習いとして住み込むはめに。そこに現れた頬に傷もつ中年男。客人なのに厨房に立ち、次々に絶品料理をつくっていく。一体何者?卓磨の地上げはどうなる...続きを読む?旨さ3倍増の文庫書き下ろし第3作!

意外性も何も無く、シチュエーションが変わっただけ。物語の大枠も予想が付くし、上手くいき過ぎでもあります。しかしながら、お話っていうのはリアリティーだけではないのですね。こういう寓話めいた話というのは昔の映画によく有って、その世界観のお約束事ごと愛するべきものです。
この本は3作目にて既にクラシカルな風格が出て来ました。是非このお約束事に磨きを掛けてくすまないようにして頂きたいものであります。2話目で失速という感じは有りましたが、今回は舞台設定が秀逸。任侠の心意気が気持ちよろしかったですよ。

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Posted by ブクログ 2017年06月20日

読書日数 9日

「侠飯シリーズ」の第3弾

今回は、明治から続いているヤクザに、その孫が地上げの交渉にやってくるが、そこの行儀見習いをすることになって、そこで柳葉ど出会うところから始まる。

相変わらず、レシピは色々で、しかも今回は「怒濤の賄い編」ということで、予算が300円以内に収まるものばかり...続きを読むとなっている。

自分も料理をする機会が多いので、ここに出てくる料理を試してみたいものばかりだった。読んでいて、それが一番楽しい。

最後は、主人公が柳葉に諭されて改心していくという流れは、前作同様だが、自分にはこういう「ストレートな」話の方がいいと思ってしまう。

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Posted by ブクログ 2017年06月15日

今回は1食300円の制限付き。実に美味しそうな料理が出来てくる。変わった調味料もないので自宅でも出来そう。「スパイシーギャング」も順調そう。次作も楽しみ。

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Posted by ブクログ 2017年06月04日

今回もテンポ良くさくさく読めました。これまで同様ハッピーエンドに違いないと思いつつも、ハラハラする展開で面白かったです。ドラマ化のせいで、柳刃さんが調理する場面ではドラマの時と同じ音楽が頭の中で鳴ってます。本書によれば柳刃さんは30代後半のようなので、ドラマとは違う人物像なのだと思いつつも、やはり視...続きを読む覚からの影響は強く、主人公も柄本さんの顔を想像しつつ読んでしまいました。

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Posted by ブクログ 2017年06月02日

シリーズ3作目となるとありがちな、「もうやめときゃいいのに」感もなく、まだまだ続いてほしい。

今度の主人公は、27歳の卓磨。不遇の少年時代を過ごし、世の中は金を儲けてなんぼだと悟り、ヤバい仕事をなんでも請け負う「串刺連合」の一員となって、ヤミ金業に従事する。その串刺連合がホテルを建設しようと目論む...続きを読む土地に、ヤクザの事務所があるらしい。なんとその組長は、会ったこともない卓磨の祖父。地上げの話をまとめてくるように言われ、祖父のもとへと向かう。頑固な祖父は話に応じる気配なく、卓磨はしばらく行儀見習いで祖父宅に住み込むはめに。そこへやってきたのが柳刃と舎弟の火野で……。

それほどグルメ小説ばかり読んでいるわけではありませんが、このシリーズの料理はレシピ本を出してほしいぐらい美味しそう。気取った料理ではなくて、日々の食卓に載せたいと思うメニューです。柳刃の説教も説教くさくなく、生きるうえで大切なことを教えられているように思います。終盤は不覚にも涙。

やめないでくださいね、このシリーズ。

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Posted by ブクログ 2017年01月20日

侠飯の3作目。
やくざの流儀に精通してる柳刃さんかっけーっす!!
この3作目が一番面白いと感じました。ラストにはほろりと来た。2作目に出てきたスパイシーギャングの面々も頑張っているようでなによりです。このシリーズ今後も続いてほしいな。

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Posted by ブクログ 2016年12月06日

シリーズ第3弾。闇金を稼業にする主人公が地上げ交渉のため、祖父が組長を務める暴力団に見習いとして潜入。そこで柳刃や火野、彼らが生み出す絶品料理と出会い、抱えていた思いに変化が生じる。今回も牛丼や寒い季節にピッタリ鶏つくね鍋といった王道から韓国の部隊鍋(プデナベ)やタイ風焼そば、トムヤムクン風スープと...続きを読むいった変わり種まで、美味しそうな料理が沢山登場。最後の最後にアレが嬉しい登場を見せるなど、前作までの読者を喜ばせる仕掛けも施され、あっという間に読めるが、大いに満足できる一冊だった。

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Posted by ブクログ 2017年08月03日

侠飯、第3弾。
柳刃さんと火野さんのコンビは変わらずだが、お迎えする主人公が新しくなって、2作目よりも新鮮に感じた。
本物のヤクザというのは、そんなにも奥ゆかしいものだったのですね。
8と9と3をたして20になるので云々というのは、どこかで聞いた覚えもあるのですが。
試しに「串刺連合」の9434を足...続きを読むしてみたら、これも20になりましたよ!
あと、柳刃さんの「桜田門一家」って、身バレしてるじゃありませんか‼︎
1巻から読んでいれば知っていることなので、ツッコミ待ちなんでしょうね。

またまた美味しそうな料理てんこ盛りで、何よりも「ひとり頭300円の予算」という縛りが、お財布の味方!
柳刃さんと結婚したい。
火野さんのさりげなく気配りも相変わらずだし、卓磨はまだ青いけれど、家事に励むイケメンはやはりいいですね!

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主人公が新しくなって、と上に書きましたが、勘違いでした。
2巻目の主人公が、私にとって印象が薄かったのかも…
2巻の冒頭で、良太たちがちらっと登場したのが印象に残っていたのかもしれません。
それと、1巻目が就活に悩む大学生、2巻目も会社の話だったので…
実家がヤクザという設定が、世界観が変わって印象的だったのです。

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Posted by ブクログ 2024年01月28日

今回は下町のやくざ事務所にあの二人がやってくる。卓磨には若さ故の甘さが見え隠れするが、本質を突いた柳刃の言葉にハッとさせられる。

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Posted by ブクログ 2022年11月16日

今回は古いほんまものの極道が出てくる回。あと半グレ。
初回から極道一本道で来てたら、読み手を選んでたかもしれないので、3巻あたりで持ってくるのがなかなかにくい。
またもや主人公が変わって、任侠料理人が居候するパターン。
なぜ生きるのか、っていう禅問答のような会話があって、柳刃さんの哲学に触れられる。...続きを読む日々を丁寧に生きるのは大事だけど、難しい。

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Posted by ブクログ 2022年08月04日

シリーズ第三弾。今回は下町のヤクザの家に滞在する柳刃と火野。一人前300円の料理だが、簡単で美味しそう。火野さん、発砲しちゃったけど、大丈夫なのかな?

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Posted by ブクログ 2021年08月16日

地上げしないといけない場所は
会った事もないヤクザの祖父の家。

大金を手に入れるには、きつい仕事になる、という事で
主人公が選んだ仕事がこれなら、従うしかないかと。
そこにやってきたのが、いつもの方々。
こんなに綺麗にやられると、疑いも何も
あったものではないかとw

祖父の家で、礼儀やら料理の仕...続きを読む方やら。
一般常識なのか、ここでの一般常識なのか、が
分かりませんが、成長している事は確か。

前回出て来た人達がでてくる、というのが
お楽しみ、なのかもしれません。
ワゴンが出てました。

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Posted by ブクログ 2021年04月18日

最近(?)記憶力がすこぶる鈍くなってきて、お久しぶりのシリーズ3作品目を読み始める。
長めのプロローグ、主人公と柳刃氏との絡み、あぁ、こんな感じだ、と思い出してきた(笑)
私は任侠もの、特に今回の硬派ものは好きな部類。
ラストは、みんな囲い込んで、ばあーーっとスッキリ終わる潔さ、ものスゴく好み♪

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Posted by ブクログ 2020年10月09日

柳刃さんの今度の潜入先は昔気質のヤクザの事務所。そこには組長の孫という若者が地上げ目的で紛れ込んでいたが。手っ取り早く金を稼いで、いい思いしたい。そんな卓磨は今時の子なのかもしれない。礼儀作法とか古いしきたりを非効率な生活とくさすが、人らしくあるのはその礼儀作法や古いしきたりだったりもする。限られた...続きを読む予算で三度のご飯を賄う。それは柳刃さんの得意技だ。自前の調味料は予算外。それはちょっとずるい気もするが。工夫をこらせば食卓は豊かになる。温かいご飯は何よりものご馳走。桜田門組で気がつかんのはなぜかね。

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Posted by ブクログ 2019年01月20日

今回は任侠一家に、お邪魔する話。相変わらず、食欲そそる料理ばかり!話の流れは毎回、同じなんだけど・・・また次を読みたくなる♪結構、いいセリフがあるんだよね~。それに、今までの話のキャラも登場するし。④見付けたら、読も~っと

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Posted by ブクログ 2018年04月19日



ヤミ金を生業にする主人公が、疎遠になっていた祖父の下で暮らすことに。
その祖父は浅草に居を構えるヤクザの組長。
祖父の土地を地上げするために、行儀見習いとして住み込み始めるが...
本作も、ほっこり温かいシリーズでした。

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Posted by ブクログ 2017年01月26日

 シリーズ第3弾。ヤクザ・グルメ・悩みを抱える青年、前作と同じパターンのストーリー展開だが、今回も十分楽しめた。今回は賄い飯という形式で一人一食300円の条件付き、あまり聞きなれない食材もありレシピを再現するのに少々困難を要するが、それもまた興味を惹かれる。第2弾、第3弾のドラマ化も期待したい。

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