あらすじ
悪を倒して飯を食う! 任侠×グルメ第9弾
求人広告は半グレ集団による罠だった! 個人情報を握られ、歌舞伎町のバーで働くことになった創介の前に、頬に傷持つあの男が……。
専門学校を卒業後、就活に失敗した蓬創介(よもぎそうすけ)は求人サイトで見つけた企業の面接を受けたが、そこを運営していたのは極悪非道の半グレ集団だった。個人情報を握られて逃げるに逃げられず、歌舞伎町のバーで働いていると、頬に傷持つあの男があらわれて……。シリーズ最悪の敵に、柳刃たちの怒りが炸裂する文庫書き下ろし第9弾!
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刃さん火野さんの料理好き潜入捜査官シリーズ
今回は歌舞伎町のスナック?BAR?で美味しいお料理を振舞ってくれています。毎回とってもおいしそうな料理の他に、2人に関わった若者たちが成長していく姿にも胸が熱くなる。私はもう若くは無いけど柳刃さん火野さんにあってみたい、助言して欲しいと思ってしまいます笑 最後に前作(今回は7に出てきた人たち)の人達のその後がわかるのも毎回楽しみです!
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美味しそう!かっこいい!頑張る力が湧いてくる(^^)♪今回は歌舞伎町で半グレ集団に関わった若者達を柳刃組が…(゜゜;)最初に登場した冷凍食品アレンジは近いうちに、やってみようっと♪
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福澤徹三『侠飯 9 ヤバウマ歌舞伎町編』文春文庫。
文庫書下ろしシリーズ第9弾。安定の面白さ。次々と描かれる食と酒に関する蘊蓄と食べたことのない簡単料理のレシピ。そして、何よりも痛快なストーリーが面白い。シリーズがこれだけ続く理由も解る。
山口から東京に出て、専門学校を卒業したものの、就活が上手く行かずバイト暮らしの蓬創介は、求人サイトで見つけた企業の面接を受けるが、そこを運営していたのは極悪非道の半グレ集団だった。履歴書などで個人情報を握られ、逃げるに逃げられず、言われるままに日給6,000円で歌舞伎町のバーで凛花と2人で働いていたある日、買い物に出掛けた時にトラブルに巻込まれる。それを救ったのは、あの柳刃竜一と火野丈治のコンビだった。
歌舞伎町で、でかいヤマを追っていると話す柳刃と火野は度々、創介と凛花の働くバーに顔を出し、食に関する蘊蓄を語りながら、バーの食材で絶品料理を作ってみせる。
柳刃と火野の追うでかいヤマとは……
本体価格720円
★★★★★
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任侠✖️食✖️若者=今を生きる勇気
短いエンタメの小説の中に、現代社会の課題に対しで、生きる為の食を大切に感謝し、そして自分の足で歩いていくための言葉と、主人公の気付きと成長が、無理なくキチンと伝わる形で織り込まれている。
読むだけで、食欲と勇気が満たされる本。
今回も、良い刺激を頂きました。
うつ病になって漸く気がつけた眼差しを改めて教わる。
誰からも必要とされてないと思うのは、他人になにかを求めてるからだ
いずれにせよ他人になにかを求めている限り、成長はない
自分の意思で変えられないことを悩むのは時間の無駄だ。古代ギリシャの哲学者、エピクテトスはこういった
幸福への道は、ただひとつしかない。意思の力でどうにもならない物事は悩まないことである
作中、柳刃は、自分の意思で変えられないことを悩むな。だが、自分の意思で変えられることはたくさんある、と語る。
自身としては、挑戦あるのみ。
翌日改めて、思ったところだが、半グレだのトー横だの、今の日本の社会の怖さも十二分に感じられる。
今現在、現実にそうした闇に巻き込まれている人達がいることを考えると、恐ろしく、底が抜けた状態が怖いと思う。物語のように簡単には行かないが、大人として何かをしていくことも必要なのかもしれない。
物語の良さスカッと解決、カタルシスを得ることの心地よさと、物語の中で思考停止してしまうことの恐ろしさも感じる。
全てを疑うことはできないが、思考停止せずに常識や物語を疑うことも必要なのかもしれない。
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なぜか、この侠飯シリーズは好きな作品だ。ヤクザの雰囲気を持った柳刃と火野。歌舞伎町に、半グレ集団の潜入捜査をする。
蓬創介は、山口県出身で、父親に育てられ、東京の専門学校国際ビジネス学院に入るが、卒業間際で就職先がない。その上、彼女に「蓬くんってまじめだけど、すっごく地味じゃん。いっしょにいても、あんまり楽しくないから」と言われてふられる。
創介が就職しようとした会社が半グレ集団の東京リッパーズだった。創介は、運び屋をやらされて、失敗し300万円の借金ができた。そのリッパーズの蜂矢翼、29歳に拾われ、蜂矢のバー、ニュー来夢で働くことに。じつに昭和的なレトロなバーであるが、良心的である。そこで、創介の同じ年の闇かわいい桝賀凛花がサポートとキャッチする二人だけのスタッフのこじんまりしたバーだった。そこに、ホストクラブで働いている本間鱈夫が、仕事終わってから飲みにくる。創介、凛花、鱈夫の3人組。
そこに、柳刃と火野がやって来て料理をする。コンビニで買ってきたバーの冷蔵庫にある冷凍食品を簡単な手法で、おいしくさせることで、三人の胃袋を満足させ、いろいろアドバイスするのだった。
柳刃はいう
「勉強とは、自分がいかに無知かを知ることだ」
「食事は生きる源だ。食事をおろそかにすれば、自分のこともおろそかになる」
「目標が見えねえ森のなかじゃ登りようがねえが、てっぺんが見えるなら、そこを目指せばいいだろ」
「本物の料理人は客を幸福にする。料理とは空腹だけでなく、心を満たすものだ」
「誰からも必要とされてないと思うのは、他人になにかを求めてるからだ。他人ではなく、自分に求めるんだ」
「結果がどうなるかよりも、そこへ至るプロセスが重要だ。なにを考え、なにをやったか、どれだけ真剣に取り組んだかが自分の知識と経験になる」
「幸福への道は、ただひとつしかない。意思の力でどうにもならない物事は悩まないことである」
ヤクザ風の警察官が、吐く言葉じゃないなぁ。それが、侠飯の言葉のご馳走だね。
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2023年出版。シリーズ第9作。今回は新宿の歌舞伎町を舞台に、半グレ成敗、超肉体武闘派のヤクザが絡む。バーで様々な料理が作られ...。
個人的に「食べ物系の読み物」が好きなので良い評価点を付けるが、客観的には3.5位かもと思いつつ。ある意味、ステレオタイプ的に場に応じた各人物が設定され、展開していく。が、それが嫌なら読まなきゃ良いじゃん!
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このシリーズはだいたい主人公がダメダメなやつで
柳刃たちと料理を通して関わっていくうちに成長するというパターン
今回も例外ではない
今は就活にまで危険がつきまとう時代なんだなと
うすら寒い思いをしながら読んでいた
今回の主人公は就活で半グレ集団に引っ張り込まれそうになるという不幸にみまわれるが
今回の構成では味方になる人物がやや多すぎるように思えた
そのせいかハラハラドキドキする要素が少なかった気がする
このシリーズ
なぜかだんだん火野がカッコよく思えてくるのが不思議
そして読んでると腹が減ってくるのが困り者
柳刃のレシピは試してみたくなるし
食欲倍増するから
ダイエット中の人にはお勧めしない
Posted by ブクログ
侠飯9 ヤバウマ歌舞伎町篇
著者:福澤徹三
あらすじ:
悪を倒して飯を食う――任侠×グルメ小説の第9弾!
専門学校を卒業後、就職活動に失敗しバイト生活を送る蓬創介。とある企業の面接を受けに新宿を訪れるが、そこは極悪非道の半グレ集団が運営していた!個人情報を握られて逃げられない創介が歌舞伎町のバーで働かされるなか、頬に傷を持つあの男・柳刃が現れる。シリーズ最悪の敵を前に、再び侠たちの怒りが炸裂する!
感想:
シリーズ第9弾となる本作も、安定の面白さでした。毎回同じような展開にもかかわらず、柳刃と火野の正体が分かるまでのハラハラ感は健在で、読者を物語の世界に引き込みます。そして、やはり今回も“その瞬間”に彼らが助けに来てくれる――その安心感に、何度読んでもほっとさせられました。
このシリーズの魅力は、ただのグルメ小説や任侠物ではなく、コワモテの2人が潜入捜査をしながら、事件に巻き込まれた人々の心に寄り添いながら、美味しい料理を振る舞い、最終的には彼らを苦しみから解放していくというヒューマンドラマがある点です。そこには必ず心に残る「大切な言葉」があり、読後に何かを学び、感じさせてくれます。老若男女問わず、多くの人に届けたいシリーズです。
次回作でも、変わらぬ緊張感と安心感、そして温かい料理と温かい言葉に出会えることを期待しています。
Posted by ブクログ
安定の柳刃さんと火野さん、絶対最後は悪いようにならないとわかっているので安心感があります。望まずとも歌舞伎町なんて所にいたら巻き込まれることもあるのでしょう。ちょっと軟弱な主人公も安定。捨てる神あれば拾う神あり。お料理のコツも相変わらずでとても美味しそうな描写に惹かれました。前回までの主人公もちらっと出てきてこちらも安定安心の読後でした。
Posted by ブクログ
あっという間に読んでしまった。おもしろかったです。
シリーズ最悪の敵とあったが、ほんと最悪、最低な奴らだったわ。
毎度、女の子がとても魅力的なのだけれど、今作の凜花ちゃんもよかった。
自分でちゃんと目標を立てて、そこに向かってまっすぐな子。よき。
料理ではブリ好きなだけに寒ブリと小松菜と柚子が食べたくなった。
時期的に残念だけど、ただのブリでもやってみようかな。
あと、ナポリタンも美味しそう。
ただ、読む時期間違えたかもね。
Posted by ブクログ
同じ著者の本は続けて読まないようにしていますが、知らぬ間に第8作と第9作が出ていることに気づいてしまったら居ても立っても居られず。間を空けて読むと誰だったか思い出せない登場人物もすぐにわかるから、続けて読むのはやっぱりアリですね。
振り返れば、第1作を読んだときはそれほどは柳刃に魅力を感じていなかったような。今はもうゾッコンです。なぜだか当初から柳刃の声は私の頭の中でジェイソン・ステイサム。彼が日本語を話しているところなど聞いたことがないのに変だなぁ(笑)。
あ、内容について触れていませんね。だっていつもと同じだから。でも、好きだ。
Posted by ブクログ
警視庁特務部捜査官の柳刃竜一と火野丈治が、潜入捜査のかたわら料理の腕を奮って、悩める若者のリスタートを援けるヒューマン × グルメ小説。シリーズ9作目。
なお主人公は人生に行き詰まった若い男性で、物語は彼の視点で描かれる。
◇
山口県でタクシー運転手の父親と2人暮らしだった蓬創介。進学のため憧れの東京に出てきたまではよかったが、努力せずに入れる専門学校に入学したのが失敗の元。
卒業しても就職先がなく、彼女には速攻でフラレた。カラオケボックスのバイトで食いつないでいたが、3ヶ月前にそこも閉店してしまった。以後、正社員目指して中途採用の求人先を当たっているのだが、返ってくるのは軒並みお祈りメールである。
まもなく12月を迎える。創介の心も懐も冷え込むばかりだった。
そんなある日、ある会社から面接の連絡がきた。創介は喜び勇んで出向いたものの、面接はなぜかファミレス。
個人情報を詳しく聞かれ、保険証の写真まで撮られたうえ、翌日アパートに送られてくる荷物を指示された場所に届けるよう頼まれた。
不審に感じつつ迎えた翌朝。
受け取った宅配便は送り主が匿名になっている。その時スマホに着信があり、荷物の受け渡し場所に指定されたのが新宿大久保公園の公衆トイレ前。
ここに至ってようやく怪しいと思った創介が、その荷物を持って警察に向かおうとしたところ……。 (「プロローグ」) 全7話とプロローグ及びエピローグからなる。
* * * * *
本作には3人の若者が登場します。
創介以外の2人、凜花と鱈夫は家庭環境の悪さがあり、とにかく家を出たかったというのは理解できます。 ( 特に鱈夫は命名からして誕生を歓迎されていなかったことがわかります。)
主人公の創介が、もっとも甘えた考えの持ち主だったと言えます。 ( シリーズのいつものパターンです。)
将来の目標が見つからないけれど、東京に行きさえすればなんとかなるかな。だから取りあえず手近なところに進学して、卒業を目指してみよう。などと考える。
創介もそんな、人生を主体的に生きようとしていない若者の1人でした。
流れに身を任せるだけ。言われたことをただこなすだけ。うまい話を疑わない。
まさに半グレにつけ込まれるような甘い人間です。
けれど柳刃たちと出会うことによって、準備することの大切さや創意工夫の意義を身を以て知ることになりました。
特に料理を通して、生きる上での背骨になる心構えを教わったのは大きいと言えます。
毒親のもとで育ち上京後も小狡い連中に虐げられていた鱈夫。パパ活暮らしの荒んだ生活を送っていた凜花。この2人にさほどの屈折ぶりが見られないどころか、まっすぐ優しい人間性を保持していたことは少しできすぎている気がしますが、それだけに応援する気になるのも確かです。
今回も柳刃の見せる料理の腕に魅せられるばかりでした。しかも、自分でも ( 頑張れば ) 作れそうだと思ってしまうレシピです。
ビールの注ぎ方やスパークリングワインの定義などは ( 山口恵以子さんのおかげもあって ) 知っていましたが、やはりグルメ小説としての価値が高いシリーズだと再認識しました。 ( 実際、柳刃たちの捜査や推理の様子はほとんど出て来ないのでミステリーではないのでしょうね。)
柳刃の蘊蓄垂れたがりの一面も、気に入っています。次作も楽しみです。
Posted by ブクログ
任飯はいつ読んでも本当に面白い小説です。
今回は、自分の意思の大切さを学べます。
今回もやってみたい料理のオンパレードでした。
料理の知識もそうですが、最終章に向けてのストーリの展開などとてもよかったです。
また、前回の登場人物が出るのもいいですね。
次回の新作が出るのがとても楽しみです。
Posted by ブクログ
悩める若者主人公と、潜入捜査官の柳刃竜一&部下の火野丈治のシリーズ。
もう9弾?!
ここまで来ると、ああ、この捜査をしているのねとすぐに分るが、それは面白さをマイナスする物ではない。
本業の傍ら、行きがかり上、生きづらい若者を助け、教え導き、支援する・・・そんな感じになっている柳刃さんたちだが、今回は個人的にちょっと深刻に感じた。
主人公は、専門学校を出たものの就職浪人中の、蓬創介(よもぎ そうすけ)
求人の募集に応じたところが、反グレ集団の活動の被害に遭ってしまう。
毎回、若者の抱える問題に寄り添っている作品だが、今回は巻き込まれたら最後、地獄を見る、闇バイトからの半グレ集団との関わりである。
創介のように真っ当に生きていても、うっかり面接に行って、こんなことになる。
美味しい食べ物がたくさん出てくるお話だけれど、うまい話には気をつけよ!ということ。
居場所がなくて家を出てきてしまう青少年が転落してしまうのは昔々からだけど、最近は大きな犯罪の手先に使われてしまうことも多いという。
「家に居られない」若者たちを、本当は行政がなんとかしなくてはいけないのだけれど。
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今回の舞台は新宿歌舞伎町。半グレと半グレから追われる青年、ホスト崩れの青年、元トウ横少女の女の子。4人の前にいつもの二人組が現れる。
毎回の食事が美味しそう。食べたい。作りたい。
この本は料理ブックか???
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受け子とか本当今どき…!今回は半グレ集団でニュースにも良く取り上げられるのでイメージが湧いた。出て来た違うヤクザ格好良い。そして万事休す!って時に助けに出てくる柳刃さん・火野くんは本当に格好良い!このシリーズ好き。
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シリーズ9弾。
今作は歌舞伎町で半グレ集団と戦うストーリー。
柳刃さんの人生訓が毎回非常に良いです。
今回の料理は冷凍食品のアレンジが多く、すぐに試したくなります。レシピ本出ないかな〜
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侠飯9作目。
今回の舞台は歌舞伎町。知らずに闇バイトに応募してしまったことから半グレ組織のいざこざに巻き込まれてしまい、歌舞伎町のバーで働かされることになった創介。半グレから抜け出したいマスターの蜂矢、凛花と鱈夫ら行き場のない若者たちが集うバーに、柳刃と火野が現れる。
もうこの水戸黄門的な展開が最高!絶体絶命のピンチに颯爽と現れて正体を明かすシーン、わかってるんだけど何度見てもしびれる。今回は大膳親分もかっこよかったなぁ。
牛頬肉のうどんが美味しそうでお腹が減った。私は柔らかいうどんが大好きなんだ…。料理のうんちく語りたい柳刃さん可愛い。日本酒飲んだ凛花が「これって超エモい」って言ってたけどエモいの使い方はそれであってるのか…??笑
そして最後には前作までのキャラクターがちょろっと出てくるのもお決まりで嬉しい。たい焼きのおじいちゃんが元気そうでよかった。
最近闇バイトのニュースをよく見るのでタイムリーだった。こんな風に巻き込まれていくんだなと恐ろしかった。警察は闇バイトを通じて犯罪に加担しそうになった場合、勇気を持って迷わず警察に相談をするように呼び掛けているそうです。迷わず相談!
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俠飯第9弾!
今回はハードボイルド強め。
求人誌からアルバイトを応募しただけなのに
闇の世界へ引き摺り込まれる。
恐ろしい世の中だ。
ラストに第8弾の「一丁たい焼き」登場!
うれしい♪
Posted by ブクログ
徐々に盛り上がっていくシリーズものは面白いし、好きだ。だけど、侠飯のように唐突に読んでも面白いシリーズはもっと好きだ。カモにされるのは毎度ながら冴えない男の子。就活に失敗し、半グレ集団の仕事の片棒を担ぐ求人に応募してしまったことから彼らとの縁ができる。傷男に髭男。強面な姿とは裏腹に彼は食べることに真摯な姿は健在だ。ぐずぐず言い訳するあの子たちに対しど正論で喝をいれる一方で、あの子たちでもできる調理を一緒に作りながら教える優しさ。寄り添うとか思いやるのも大人だろうけれど、生きる知恵と経験を授けるのも大人だ。
Posted by ブクログ
シリーズ第九弾。今回は新宿歌舞伎町で半グレグループの隠密捜査を行う柳刃と火野。料理は相変わらず、手間をかけずに美味しそうなものをつくる。火野さん、金属バットでフルスイング、頭に当たったらやばいです。
Posted by ブクログ
侠飯シリーズ 第9弾
書き下ろし。
プロローグ 応募したら即闇落ち。恐怖の求人広告
➀冷凍食品がひと手間で激変の簡単レシピ
②冬が旬。寒ブリと小松菜と柚子の極上メニュー
③超簡単なのにうますぎる。アメリカのソウルフード
④知らないひとも意外と多い。伝説のコンビニグルメ
⑤寒い夜もポッカポカ。日本酒にあう絶品うどん
⑥イブに食べたい。至福のチキンとローストビーフ
⑦これぞ勝負飯!戦う男の激ウマ鉄火巻
エピローグ 弱さが強さ。はたちの三人は未来を変える
会社を首になり、半グレの求人広告から闇落ちした創介。半グレの幹部・蜂矢に拾われ、歌舞伎町のスナックの手伝いをしながら仲間ができた。
歌舞伎町の半グレの犯罪を暴くために潜入している柳刃と火野はスナックに出入りし、料理をふるまう。
大物やくざの組長・大膳やトー横キッズなど、歌舞伎町の犯罪をリアルに描く。
大膳のスピンオフ読みたい。
第8弾束して読んじゃった。