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Posted by ブクログ 2024年01月30日
漫画家や映画監督を志す者や、既にその道で大成しているクリエイターが同居するスロウハイツ。辻村さんまだたくさん読んでいないけれど、既読作の見事な伏線回収と爽やかな読後感を知っているため、ワクワクが止まらない。環がかなりややこしそうな性格をしているが、少し自分に似ている部分もあり1番気になる存在。10...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月21日
この上巻だけだと、ミステリーな雰囲気はあまり感じられず、のんびりと読み進められました。住人をとても丁寧に書いてくれてるおかげで、早くも全員愛すべきキャラクターに思えてる自分がいます。それにしても、環にしろ『凍りのくじら』の理帆子にしろ…。なんでこうクセの強い女の子にばっかり自分は共感してしまうのか…...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月04日
”その夜は、月が薄っぺらく痩せていた。〜都会の藍色の闇に浮かんだ黄色い月は、パチンと切り取った爪か、誰かがぎりぎりまでむしゃぶりついたメロンの皮のように見えた。”
上下巻の上を読み終えた時点で星5つを付けるのはナンセンスかもしれないけれど、心から拍手を送りたい。辻村深月さん、相変わらず素晴らしい人...続きを読む
かつて藤子不二雄や手塚治虫が過ごしたといわれる「トキワ荘」をモチーフにした作品です。上巻を読み終えた時には魅力的な登場人物一人ひとりに愛着が湧きました。
読み始めは、話に角を感じて四角い話を転がしている気分でしたが、読み進めていくと少しずつ角が取れて読み終わった時には、もう一度読み直したい不思議な感覚でした。何回も読み直した今ではとても暖かいお気に入りの丸いお話です。
Posted by ブクログ 2024年04月18日
作者の得意技である、視点が変わることで一つの物語が全く別のストーリーになる仕組みの小説。
他の小説でも同じ印象だが、前半が退屈。それは後半のどんでん返しのための伏線を仕込んでいるためなのだが、はじめて読む読者は離脱するかもしれない。
本作でもクライマックスでの視点変更、そこから浮かび上がる別のストー...続きを読む
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