【感想・ネタバレ】スロウハイツの神様(上)のレビュー

あらすじ

人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ――あの事件から10年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。(講談社文庫)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

クリエイターの卵が登場する小説というだけで、読む前からワクワクが止まらなかった一冊。
チヨダコーキの特異なのに愛のあるキャラクターに引き込まれ、一瞬で読み終えてしまった。なぜ辻村深月は人の心情を言語化するのがこれほど上手いのか。。正確ピンポイント過ぎて惚れ惚れしてしまう。。

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

登録は上巻ですが、もちろん上下纏めての感想文ってことで(^ ^

いや、何と言うか、こんなに「笑かし」も「外連味」もなく、ストレートに人の気持ちを描き切る作品は、本当に久しぶりに読んだ感じ。何の根拠もなく、もっと「面白要素」がある本かと思って読み始めたのですが、どこまで行っても「大マジ」(^ ^; いやもちろん、それが悪いわけでも何でもないですが(^ ^;

ストーリーは、梁山泊的なシェアハウスに集う若きクリエーターたちの群像劇、って感じ。それぞれの登場人物に、みなそれなりの山あり谷ありのストーリーがあり、その良い面も悪い面も、しょーもない依怙地な姿なども丁寧に描いていく。その中で、それぞれのキャラクターの過去のつながりなどが見えてきたり、騙されたり(^ ^; 

各登場人物で一冊の小説が書けそうな、濃密なストーリーをギュッと濃縮し、さらにその中でコウちゃんと環のエピソードが徐々に浮き上がってくる。後半のクライマックスは、ある意味「ベタな」展開と言えんくもないが、そこまで丁寧に描かれたストーリーのおかげで、すっかり皆に感情移入してしまっているので、細かいことは気にせず滂沱の涙(^ ^;

これこそが「筆力」というものだ、と打ちのめされるような大作(^ ^ もっと若いうちに読んでいたら、もっと「人生を変えられた」かも、という一冊である(^ ^

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2026年04月08日

Posted by ブクログ

傲慢と善良→かがみの孤城で辻村深月先生のおもしろさに気付き、この作品に辿り着きました。
辻村作品は読む順番があると聞いたので、勧められたとおりにスロウハイツの神様から読み始めました。

スロウハイツの住人たちの人間模様がおもしろいなーと読んでいたところ、最後の引きが気になりすぎて、即下巻を読むことに決めました。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

上下巻は最初長いなと思ったけど、上下巻あるからこそ丁寧に背景ストーリーを仕込むことができたんだなと感じたし、その長さを感じさせないおもしろさだった。上巻は基本的には各人のバックグラウンド説明がメインだが、ほんのり何か起きそう感が漂っているという感じ。

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2026年03月14日

Posted by ブクログ

書き出しは、小説に魅せられた自殺志願者がバトルロワイヤルをしたという事件内容から始まる。

前情報なく読んでいたので、そういう内容なのかと思った。。

赤羽環の元に集まった住人たちについて上巻ではすごく丁寧に書かれる。
人柄、関係性、クリエイターとしての現状。そこに加賀美りりあという異質な存在が入居し、物語が展開されそうな予感を持たせて上巻は終わる。

ここまで大きな展開はないのに非常に引き込まれ、一気に読み進めてしまった。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

環とコーキの関係性が悲しいながらも
ちゃんと強まっていく感じや、頼りなさげな
コーキが実はめっちゃ男前だったり、
ほかのスロウハイツの住人もみんな素敵。
チヨダコーキのVTRも読んじゃいました
読んだ後ほっこりできる作品でした

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

こんなに心が温まるストーリーは他にあるでしょうか?
あえてミステリーと言わせてもらいますが、殺人事件だけがミステリーではないことを、がっつり教えてもらいました。
伏線が色々な場所に散らばっています。
わかりやすいのや、想像しやすい伏線もありますが、回収時に登場人物の感情を足すことで、予想以上の結果を魅せてくれました。
キャラクターも個性があるし、最後の最後まで楽しませてもらいました。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

ここの皆様の感想もみてて思うのは
やっぱり辻村深月さんはミステリー強そうっていう印象。
辻村さんならではの優しい世界も持ち合わせながらのおはなし。
そして何よりも文学、アート、エンタメの夢を追いかける若者の青春具合が眩しい…
下巻読みます。

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2026年01月17日

購入済み

クリエイター同士がひとつ屋根の下で暮らし、良い関係を築きながら切磋琢磨している状況がまず面白い。辻村深月作品で一番好きです。

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2025年03月26日

購入済み

スロウハイツの神様

かつて藤子不二雄や手塚治虫が過ごしたといわれる「トキワ荘」をモチーフにした作品です。上巻を読み終えた時には魅力的な登場人物一人ひとりに愛着が湧きました。

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2021年03月06日

ta

購入済み

読み始めは、話に角を感じて四角い話を転がしている気分でしたが、読み進めていくと少しずつ角が取れて読み終わった時には、もう一度読み直したい不思議な感覚でした。何回も読み直した今ではとても暖かいお気に入りの丸いお話です。

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2012年10月21日

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上下巻、読み切れるかなと思ったけどキャラ達が生き生きしてて、小区切りもあったので読みやすかった。若手クリエーターの集合住宅って舞台もワクワクさせられる。
主人公含め尖ってるキャラとは思いましたが、クリエーターは、良し悪しは別として個性は強くあってほしい人間なのでどの子も不快感なく読めました。

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

日頃感じることや情景、なかなか言葉に表すのが難しいような表現をされていて、
言葉選び?というか、当たり前だけど言語化が素晴らしいなと思った
わかる、この状況、気持ち、わかる、という場面がちらちらと書かれていて、いいなと思った

上なのでまだ展開がわからないが、下も読みたいと思った

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2026年04月17日

Posted by ブクログ

登場人物が多くて、時系列も前後する話の展開だったが、章が分かれているので個人的には読みやすかった。続きが気になる終わり方だった。

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2026年03月31日

Posted by ブクログ

謎に包まれていることが多くて、この先の展開がとても楽しみです。
丁寧に描かれている人間模様のおかげで楽しくてさくさく読むことが出来ました。

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2026年03月19日

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ネタバレ

脚本家の家主・環を筆頭に作家、漫画家、映画監督などクリエイターたちが暮らすスロウハイツ。それぞれの強烈なキャラクターもあるが、過去の話も絡んで、単なる日常小説ではなくミステリ要素が徐々に出てきているのが面白い。誰か特定の人の目線ではなく、それぞれの住人の視点になっているのも、それぞれに共感ができて良いと感じた。

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2026年03月14日

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下巻ありきだから上巻だけの感想として一応。人物一人一人の描写や心情がこまやかに描かれていて、スロウハイツの情景が目に浮かぶよう。ただ途中は楽しい日常に中だるみを感じてしまっていた。ただ最後にえ、これからどうなるの?という引きを残して終わる。まんまとすぐに下巻を手に読み始めました。

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2026年03月04日

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バイト先で、
人間関係に悩むスーさんに
アドバイスする環さん。
環さんって、コメント力が凄い。
そうね、、。人間って弱い生き物だよね。
環さんの、言葉に引っ張られながら
読みました。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

アパート『スロウハイツ』で共同生活を送る若いクリエイター。それぞれが個性的で好感が持てる。トキワ荘を思わせる展開かと思いきや、何を環は見たのか?終わり方が気になるところ。いざ、下巻へ!

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

読みやすく、ペラペラとページは進む。

でも結果的に下巻に繋がるために必要なストーリーなので仕方がなく、これと言ったハプニングや驚きといった展開がないので、読むのに苦労するかもしれない。



だが、しかし、、下巻で色々と明らかになる伏線が幾つも散りばめられているから、どうしようもない。流石としかいいようがないだね。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

物語の舞台は、脚本家、漫画家、画家といった、表現を切望する若きクリエイターたちが集うシェアハウス「スロウハイツ」。 そこは、世俗の喧騒から隔絶された「表現者のための聖域」です。しかし、単なる青春群像劇だと思って読み進めると、結構裏切られる。ここで描かれるのは、和気あいあいとした共同生活だけではなく、さまざまな人間模様や、人生の苦しみも感じられます。これらが、辻村深月特有の繊細かつ鋭利な筆致で、緻密に編み上げられています。
個人的には展開がゆっくりで、読み進めるのが少し疲れるような内容でしたね。

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2025年12月31日

Posted by ブクログ

深月さんの小説は近作の方が多く読んでいたため、ブクログ上でも登録数・高評価の本作品を読んでみました。これまで読んだ深月さんの中でも、群を抜いて読みやすい、早く読めるという印象でした。人物の会話(発言と発言)の間に細やかに心理描写や状況描写をされるのが深月さんの作品の特徴だと思っていたのですが、本作は人物の比較的短めな会話が続く場面が多く、スロウハイツというひとつ屋根の下に暮らす7人全員に主人公級の役割を充てた結果なのかなと感じました。
上巻を読んだ限りでは、オーナーの赤羽環でも、有名なチヨダコーキでもなく、狩野や長野といった漫画家等の卵的存在(ハイツ内の立場が上ではなく脇役的存在)の人物からの視点を主に据えている点が、前出2名の業界での傑出度を際立たせていて良いなと感じました。下巻が楽しみです。

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2025年12月18日

Posted by ブクログ

スロウハイツという名前のアパートで共に生活するクリエイターもしくはクリエイターの卵のお話。
普通に楽しく読めましたが、じわりじわりと不穏な描写が少しずつ潜ませてある感じです。
下巻で伏線回収もあるのでしょう、楽しみです。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

人気作家のチヨダコーキと現在売り出し中の脚本家の環
そして漫画家や画家のタマゴたちが、アパートのスロウハウスで共同生活することに。
人気作家なのに、どまでも謙虚なコーキ。アパートのオーナーで負けず嫌いな環など。個性豊かなメンバーが楽しいです。

悪人もいないけど、善人もいない。
お互いを支えたり、ライバル視したり、されたりと、若いって素敵だなと思える一冊、、下巻に続く。

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2025年12月12日

購入済み

下巻を読んで

下巻も読んでからレビューを書きました。
上巻だけだと話も盛り上がってないので、そんなに面白くないと感じてましたが、これは是非下巻も読んで頂きたい。
上巻はただの前菜です。メインディッシュとデザートは下巻にあります。

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2015年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3.1

まだ下は読んでいないので上まで

ストーリーが文学系の人間たちのストーリーで自分に響かない。でも流石辻村深月。読みやすい。
ただ、今まで読んだ数冊の辻村深月作品と比べるとやや読みにくい。語り手が変わるからか?最初は時系列もやや分かりにくかった。

トキワ荘みたいな、駆け出しの文学系の人間たちのアパートでの生活ストーリー。それぞれの登場人物にそこまで感情移入ができる訳でもなく、特に主人公の性格に関しては癖が強く共感は全くない。

面白くない訳では無いが、まだ自分に響いていない。下巻を読んで感想を考えたい。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

上巻はつらい。淡々としいて、平和で、つらい。でも全ては下巻の疾走感、押し寄せる感情の揺さぶりにつながるから、読んで吉!下巻は⭐︎5!

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2026年04月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人気作家のチヨダ・コーキ、脚本家の環、そして、スロウハイツに集うもの作りの卵たち。一気に読みました。辻村さんの作品はただの日常を描いている比率が多いのに、こんなにも惹き込まれる。その上、地に足がついていないというか、ファンタジーではないのにファンタジーのような不安定さ。なんか心地よいです。狩野の仕事とは何なのか、本当に「コーキの天使ちゃん」は莉々亜なのか、環の過去とは。個人的には環こそ「コーキの天使ちゃん」ではないかと疑っているのですが、違うのでしょうか。下巻の展開が楽しみです。

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2026年03月24日

Posted by ブクログ

登場人物が多すぎて、そして時系列や誰が話しているのかがわからなくて難しかった。結局謎もなく何が言いたいの?となってしまったが、いよいよラストページで出てきた。下巻楽しみ!

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

登場人物もそこそこ多くて、取り留めもなく冗長な展開が続いて、上巻を読み終わったときは「ただなんとなく読んでた」状態でした。
でも下巻に入って少しずつストーリーが今まで以上のスピードで展開していくと次第に引き込まれていった。

環と公輝はキャラが立ってて、すぐに頭の中にイメージできた。
「あのドラマに出てた俳優ならぴったりだなあ」とか。

これってどう言うジャンルの物語なんだろう。
青春群像劇?
作中にも出てたけど頭の中はトキワ荘のイメージがピッタリだった。
人の気持ちや感情ってとても複雑で、しかも20代の若者。
色んなものに満ち溢れてて、「これが答えで正解」って出せない。
そんな中で、最後のシーンやエピローグはああなるべきだったのかなと素直に思ってしまう。
あそこで、最後の最後に環と公輝がくっついてしまえば、なんか後味悪いような気になったかも。
それを望んで読んでたとこもあったけど。

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2026年03月03日

Posted by ブクログ

人間模様がとても巧妙に描かれていて、それぞれのキャラクターをとてもよく理解できる。特に環姉妹のストーリーはドラマチックで心が揺さぶられる。下巻がどう展開していくのか?なんとなくの伏線もまだまだ残されていて続きが楽しみ。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

凍りのくじらが凄く良かったので順番的に次がこの本ということでオーディオブルしてみた。

クリエイター仲間のシェアハウス的な設定。
漫画だったらアフタヌーンで連載してそうな雰囲気。本の裏表紙で「ある一通の手紙が届いてー」の下りがまさか最後の2ページでそこからの展開は下巻に続く。とは思わなんだ。上巻ではそんなに大きな事件もなく…ということで、若干冗長な印象ではある。下巻の目次だけみたらなんか物騒なタイトルが並んでたので下巻では大きく動きそう。期待!

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2026年01月19日

Posted by ブクログ

上巻は特段変わった大きな出来事はないようですが、終盤で、早く続きが読みたくなりました!!!!!!早く下巻も読まねば!!!

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2025年12月27日

Posted by ブクログ

講談社の辻村さんスゴロク?の1冊目ということで。上巻はつまらなくはないのだけど、正直長い。伏線がいっぱい埋まっているのだろうけれど、気づけずない部分も多く、やや盛り上がらず読み終える。

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2025年12月18日

購入済み

面白い

前情報もないまま、この作者も読んだことがなかったのですが、面白かったです。読み進むうちにどんどんのめり込む感じ。設定もありきたりのようで、でもちょっと違う。早く下巻を読みます。

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2020年12月25日

Posted by 読むコレ

一風変わった人たちの住むスロウハイツの日常が描かれています。
魅力的な住民たちです。

大事件は特に何事もなく上巻終了。
下巻に期待。

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2013年09月27日

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